製作材料のあれこれ

木曽モジュールの製作を過程写真でアップしましたら、材料について書いて欲しいと
いう要望が・・・これはレイアウトも含めて応用がききますので、自己流・レイアウト素
材の料理法を書きます。現在、製作中の木曽モジュールのコーナーを例に。

木曽番外

レールはTOMIXそのままです。発泡
スチロールで地形を作り、木工ボンド
で貼り付け、プラスタークロスを貼り、
MOLD-SCENE-PLASTERで表情を。
プラスター・クロスはガーゼに石膏を付けている商品(ギブスに似ています)これを適当な
サイズに切って水につけ、手でクチュクチュっと揉みます。ひろげて発泡スチロールの上
にのせます。揉むのはガーゼの目に石膏をなじませる為。これをやらないと穴だらけに。
濡れている状態にMOLD-SCENE-PLASTER(MSPと略)をまぶしていきます。この商品は
泥や土、小石に石膏をまぶした商品で着色(土色)されています。プラスタークロスは真っ
白ですが、これで着色も出来て、表情も作れます。乾いていたら霧吹きで湿らせて。上の
ようにアメリカ西部の雰囲気になります。
MSPが乾いたらスポンジやらパウダ
ーなどをふりかけていきます。固着は
ボンド水溶液(木工ボンド1に水4と
中性洗剤1滴)の雨を降らせます。こ
れで崖崩れしそうなMSPも固着させ
ます。難しい水について。
水の表現は色んな素材があります。前回はキャンドルに津川洋行の水の素・プロ透明で
川の流れを表現しました。今回は「淵」です。水面は平らで僅かにさざめく程度です。市販
の水の表現されたプラ板もありますが、あれは海のさざ波にうってつけです。今回はアクリ
ル絵の具を使いました。水面になる板に色を塗ります。パウダーもそうですが、単色で使
っては表情がだせません。使った色は「PHTHALO GREEN」と「CERULEAN BLUE」メー
カーはTURNERです。大きな画材屋さんにあります。水溶性ですから水で筆洗いできます。
薄めず、板に直接置いて混ぜていきます。深いところにグリーンを多めに、浅いところはブ
ルーが多めでグラデーションを作ります。乾いたら「メディアム・ジェル」(透明で艶だし)を
表情つけながら塗ります。グッと水らしくなりましたね。乾かしては3度は最低、重ねると深
い感じがだせます。
いかがですか?いいでしょう。川は
岸から離れた所が深いわけではあり
ません。曲がる所が深かったりしま
すので、考えてください。岩の下部
分にも暗い色を差すと感じがでます。
岩はプランター(観葉植物)のチップ
です。シンナーで薄めた濃いグレー
(私は筆洗いで汚れたシンナーを使
っています)やら、MSPなどまぶして
あります。軽いのが特徴ですから、
今回のような持ち運ぶモジュールに
最適な素材です。
築堤、石垣は簡単な表現方法を使い
ました。本当は治具を作るべき所です
が、チャンネル材で押しました。最初
に厚めのバルサで土台を作り、アーチ
スタフォルモという私が好んで使う、一
種の紙粘土(石が素材とか)ヒケが少
なく、乾燥時に割れません。
レイアウトやモジュール作る人なら必
ず持ってるのでは?という「ライケン」
の話です。模型誌なんかでは丸い先
だけ使う。木にするなんかと紹介され
ていますが、茂みに全部使うのが、
経済的です。硬く乾いたりしてもOKな
方法です。水に入れて(ワカメのよう
に)戻し、軽く絞ったら手の中でボンド
をまぶし、絞る感じで全体に馴染ませ
ミックスしたパウダーをまぶし、根の所
にボンドをつけて植えます。水に入れ
ると色が少し落ちていい感じに!
今、重宝し多用している素材がエコー
さんのスーパージオラマ・モス(下記
の写真)です。自然素材なので実感
的ですが、パウダー類とのバランス
とり、季節の色に苦労します。左の矢
印が使った所。笹のイメージです。
今回のセクションは季節が「夏」です。むせ返るような緑、強い日差しと木陰・・ジオラマ・
モスはシックな色すぎますね。私の使い方ですが、上の緑の部分だけをちぎってボンドで
貼り付け、着色して上から押し付けます。下の部分も同じように使えますし、他は乾燥さ
せ、林や森の下草、枯葉として使っています。
お馴染みの方法で木々を作って植え
ている所です。左側が植えられ始め
ています。夏のイメージを大事にして
います。ちょっとズレましたが、プラン
ターのチップの写真です。
自立できない場合は竹串を芯にして刺し
ます。上に出る余分な長さをカット(乾燥前に)
前回の製作でTOMIXのプラスターの事を書きました。現在、売ってないんですね。でも日
曜大工関係の売り場で「ミラコン」という商品名で同様のものが売っています。なくても、
何か他のものを使うよう考えましょう。私が書いているのは一例です。あれがなければ、
出来ないではなく、工夫する事が、楽しいし大事ですよね。あなたは天地創造する神様
なんですから、不可能があってはいけませんねえ(笑)石膏もそうですが、余った時は乾
燥剤と一緒に缶にしまいましょう。そのままだと湿気をすって使えなくなります。
木も植えられ、形になってきました。
堤は土砂崩れの堰止めという考えで
整えました。上の山の木の伐採によ
って、台風などでは鉄砲水がでるよ
うになった場所・・という設定です。岩
や古木など適当に配置してあります。
復旧作業する人も置いてみました。
やはり人間が居るとスケール感が出
てきます。
上から見るとよく分かると思います。
左上から流れ出る土砂の感じです。
こうした設定は登山していた昔に北
アルプスや八ヶ岳などで見聞した事
を元にしています。昔の写真もひっ
ぱり出して参考にしました。「西」本
の裏表紙の写真がイメージなのです
が、設定は勝手に決めました。実際
はどうだったか不明です。

1月27日定例会の写真(撮影会になっていた) 近藤さんの写真で〜す!