【新しい旅立ち】
逗子カトリック教会出身の神父として2007年5月3日から横浜司教館(神奈川県、静岡県、長野県、山梨県を管轄する
(宗)カトリック横浜司教区の本部事務局)に勤務し、事務方の仕事をする一方、横浜教区内の70以上の幼稚園、保育園、学校、病院、施設等を訪問し、
また、50以上の修道院、64の教会をまわって、それぞれで園長、校長、施設長や理事の 方々や教会委員会の皆さま、神父様方からお話を伺ったり、
信徒の皆さまとの交わりや共同の祈り、ミサや講話、黙想 会指導等を行い、主任司祭のお具合が悪くなった教会から頼まれた葬儀や結婚式を司式し
てきました。でも、これだけ 訪問しても、横浜教区内で福音宣教の場として設立された諸施設のうち、どうにか4分の3位をまわれたといったところです
施設や教会の多さに、あらためて、先人の福音に賭ける熱意と信仰を学んだように思います。
さて、私自身は復活祭(3月23日)のあと、駿府城のお濠端にある静岡教会の助任司祭として、また、千代田教会の
助任司祭としての赴任が決まりました。生まれ育った逗子を離れて新しい環境の中で、「すべて生きるのも主のため、死ぬのも主のため」という思いを
胸に抱きながら頑張ろうと思っています。新しい任地が発表されると、不思議なもので 心は自然と今いる場所から次の場所へと向かっていきます。
ある意味では、期待に胸を膨らませながら、これから味わう 沢山の人たちとの出会いや出来事を思い巡らすことは、人間にとって夢とか希望を見つ
める良い機会になるのではない かな、と思っています。
このような思いを感じている中で、1月14日に逗子教会の聖堂で婚約式を司式しました。これから新しい家族になっ
ていこうとする二人の青年が、神の御前で、すこし緊張しつつも晴れやかな顔をしながら、結婚へ向けての準備を力強く歩むための祝福を、全能の父
である神に願い求めている。二人の顔には、これから訪れるであろう新しい家族としての歩みに思いを馳せ、期待で胸を一杯にしている喜びと決意とが
浮かんでいました。
人生の節目を迎える一人ひとりに父である神は眼差しを注ぎ、恵みで満たし、祝福してくださいます。どんなに先が
見えなくても、必ず神によって導かれていることを信じながら歩むことが出来れば、きっと毎日の生活を心強く過ごすことができると思った新春でした。
皆さまお一人おひとりの上に、神さまの祝福を祈りつつ。
2008年1月16日
濱田 壮久 神父 (横浜司教館協力司祭)
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