![]() 前輪の操舵軸であるキングピン軸は、前後方向にわずかに傾斜している。その角度と垂直線をなす角度のことをキ ャスター角という。自転車やオートバイのフロントフォークが斜めになっているのは、このキャスター角が与えられている から。キャスター角がつけられると、タイヤが回転する際に、転がり抵抗によって直進性を良好に保つことが出来る。 最近の乗用車は、キャスター角を大きくとる方向にあり、そのような設定をハイキャスターと呼んでいる。 ![]() 前方からクルマを見たとき、前輪は上端が広がり、下端がすぼんだように逆ハの字の角度が付けられている。この角 度と垂直線のなす角度がキャンバー角で、ハンドル操作を軽快にする効果をもたらす。 ![]() タイヤを足に例えると、つま先が内側に向いている、いわゆる内股の状態にセッティングされている。これをトーインと いい、走行中にタイヤが転がり抵抗を受けて、ガリ股状態になろうとするのを修正する役割を果たしている。トーインは 角度ではなく、前輪の前後端の差(mm)で表示する。 ![]() ホイール、タイヤ、サスペンションアーム、ショックアブソーバー、スプリング、ハブキャリアなど、車体とは別に揺動す る部分の総重量。これに対して車体側の総重量をバネ上重量と呼ぶ。バネ上重量に対するバネ下重量の割合が小さ いほど、乗り心地や快適性、走行性能が向上する。従って、バネ下重量は軽いほど良いことになる。 ![]() スプリングの硬さを表す数値。そのスプリングが1mm縮むのに何kgの力が必要かを表示する単位(kg/mm)で示され る。バネ定数ということもある。 ![]() 摩擦や粘性抵抗など、運動方向とは逆向きに働く力。本来の運動の力を弱めるように作用する。ショックアブソーバ ーの減衰力は、ピストンスピードが30cm/秒のときの抵抗力が何kgかという単位で表示される。 ![]() サスペンションがフルバンプ(縮む)した際に、ストッパーの役割をするゴム製のパーツ。単なるストッパーだが、このゴ ムの硬さも限界走行時のサスペンション性能を決定する大きな要素といえる。
|