最終更新日 05/12/04 
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- 田口ランディ『オカルト』新潮文庫。幽霊とか出てくる恐怖のオカルトではない。理論で証明出来ない不思議なもの、感じるもの。そんなものが詰まったランディの頭の中。すべての事象の真実かもしれないし、全くの妄想かもしれない。でも私的にはとてもぴったりと来る。
- その中の「世界には何でも落ちている」は、拾い物名人がいて、無くしたものを意外な場所で見つける話。私は名人ではないけれど(家の中に限り)何年も経ってから無くしたミニカー(など)が出てきた経験がある。それもいきなり掃除機に詰まる、ごぼっ!と。シーツのあいだから、カラカラ!と。探しても見つからない、なのに忘れた頃に突如として出てくる。えっ?何で??四次元ポケット?
- ドロシー・ロー・ノルト/レイチャル・ハリス著/石井千春訳『子どもが育つ魔法の言葉』PHP文庫。子育てについても、人と接する事においても本当にそうだと思う。親になり18年。でも、そうだと解っているけど上手くいかなくて悩む、悩む。
- 3年ほど前に、山崎房一『子どもを伸ばす魔法の言葉』PHP文庫、も読んだ。基本的には同じ考え方で書かれている本。またまた「魔法の言葉」に惹かれて買ってしまう、それは何故だか自分がいちばん分かっています。魔法の粉を降りかけて欲しいのは、自分自身。
- そうだった、忘れていた。私には魔法の粉をかけてくれるたった1人の人がいる♪
- きっと、世の中の大勢の人は分かっているんだと思う。魔法の言葉も知っている。けれど何故?少年事件の報道に・・心が痛む、涙がでる。
- 『読売新聞・人生案内』、これはかなり好きで毎日読んでしまう。人の不幸は面白い時もあり、また、その回答を自分に当てはめる時もあり。私が答えて手紙を出そうかと思ってしまう時もあり。(出さないけどね)
- 例えば、母親(50代)は娘(20代)を厳しく育てたせいで嫌われて老後の面倒は見ないと言われてしまった、との相談。その母親はかなり後悔している様子です。その回答に大日向雅美(大学教授)さんは、誰でも子育て時代を振り返えれば大なり小なり胸を痛ている事はあるもの。それでも大抵の子どもは元気に育ってくれる、子育てではなく「子育ち」なのだと。親の心得として大切な事は、わが身の至らなさを素直に認める謙虚さ、見返りを求めず、子どもの成長に感謝の気持ちを持つ事。やがて分かり合える時が来ますよ、と。
- そう言えば昔、子どもの学級担任の先生が、子どもは自分で伸びる力を持っているから、黙って見ていてあげれば大丈夫ですよと懇談会で言うてはった。今でも覚えている、ええ先生やったなぁ。(小学校のね)
- 『読売新聞・論陣論客』テーマ「少年事件をどう考える」
2005,7,12.17面。汐見稔幸さん(東大教授)は“子どもが未来に夢を持てない時代だから”と考えを述べている。確かにその通りだと思うけれど、遠い所からの意見にも聞こえる。方や義家弘介さん(「ヤンキー母校に生きる」の著者)は“子どもが夢を持てない”との考えは共通しているけれど、もう少し具体的だ。エリートと不良の間にいるたくさんの“普通の子・問題のない子”に対しての考え方、そこが私と同じです。(偉そうに
ごめんなさい)
- 今どきの学校の先生に言いたい事があります。子どもが発する言葉にならない思いをもっと聞いて欲しい、感じて欲しい。事の善悪を教える事も大切だけども、ひとつでもいい所があれば沢山ほめてあげて下さい。それから、不良の子ばかりにてこずってないで普通に見える子ほど気に掛けて下さい。それは大変なエネルギーがいる事だけど、先生はプロでしょ。
- 「棒きれ持って振り回す子は気に入らない事があると見れば分かるけど、おとなしい子はそれがわかりにくい。本当はもっと先生に構って貰いたいかも知れない」と中学校の懇談会の席で言った事があったけど、無反応。私の言っている意味が分からなかったのかな。それに不良の子にだってぐれるには理由が有ると思う、それが解らなくて指導してやるなんて!(だんだん腹が立ってきた)
- でも、不良やおとなしい子でも、納得のいかない時に“上に向かい、暴れる”“下を向いて、ぐーっと歯を食いしばる”子はまだ大丈夫な気がする。静かで無表情な子が何人かいた、先日の参観日。とっても心配です。
- 夢枕獏『ものいふ髑髏』集英社文庫。「どくろ」ゾクゾクとする言葉だけど。著者は絶対!変人だ!まちがいない。
- 湯本香樹実『夏の庭』新潮文庫。ひさびさに良いもの読んだって思います、気持ちいいです。「子どもはちゃんと大人になる」その瞬間を描いた児童文学にふさわしい作品。
- 志村有弘編訳『江戸怪奇草子』角川文庫。江戸時代に書かれた怪談・妖怪談の「耳袋」を基にアレンジしたもの。志村有弘、この人も幼い頃から幽霊や妖怪に異常なほど興味があったらしい。大人になってからは怪奇スポットにも行ったりしている・・マニア?の大学教授。
- 以前に、根岸鎮衛・著/志村有弘・訳『耳袋の怪』角川文庫、も読みました。こちらは原作の「耳袋」を現代文に書き直したもの。昔の人の心は純粋で、本当に妖怪など感じたり見えたりしていたんだろうか。自然に対して従順だったんだろうな。人はもっと謙虚に慎ましく生きるべきです。ちなみにあとがきは夢枕獏でした、ふ〜ん。
- 山田風太郎『甲賀忍法帖』講談社文庫。この人の描く忍者は極端な超能力者。時代物なのに“ありえねぇ”事の連続。ついでに映画化されたものも観たけど、そちらは・・しょぼすぎ。見なければよかった。
- 宮部みゆき『震える岩』講談社文庫。江戸・人情物でオカルト・ミステリー物。それに「耳袋」を著した南町奉行根岸鎮衛も登場する。魅力ごちゃ混ぜ。面白くて一気に読んでしまいました。
- 谷村志穂『海猫』新潮文庫。エッチな場面を期待して読みました。本当にそうでした。絵で見るより文字で感じる方が良いですね。でもそれ以上に、人が生きるという事について考えてしまいました。そんなに頑張れる?それでも頑張れる?
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