最終更新日 07/12/09 
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- 石田衣良『4TEEN』新潮文庫。
十四歳、中学生の四人組、大人でも子供でもない。出来ない事は何も無い純粋で自由な心。四人一緒ならどんな事でも乗り越えて行けるかも。どこまでもいつまでも自転車に乗ってまっすぐに駆けて欲しい。
- 森鴎外『山椒大夫』少年少女世界の文学・小学館。再読。きちんとした美しい文章を味わいました。最後の部分、年老いた母の姿が切なく大泣きしてしまいました。子どもの頃は泣かなかったけど、その頃はそれがわからなったのですね。
- 井上靖『風林火山』新潮文庫。NHKで大河ドラマにされているので、思い出して再読。ドラマでの山本勘助が原作と全く違う描かれ方なのが違和感あり。醜くてずるくて年寄りな山本勘助が読むほどに好きになって行くのは何故だろう、ドラマでは大切なそこが全く無視されている。納得できない。
- 森鴎外、井上靖、石田衣良。文章は生きていて時代を映す。石田衣良の短い単語に近い文章は今の若い人たちの心を映す。井上ひさしの『作文教室』以来、句読点の位置が気になります。
- 石田衣良『少年計数機・池袋ウエストゲートパークU』文春文庫。
- 小川洋子『博士の愛した数式』新潮文庫。永遠に続く優しい時間が流れています。
- 石田衣良『池袋ウエストゲートパーク外伝、赤・黒』徳間文庫。
- パコ・ムーロ 訳 坂東智子『なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?』ゴマブックス。読売新聞日曜版・本よみうり堂で、大人の寓話などと紹介されていたので興味をそそられたんだけど、ちっとも面白くなくて、半分も読んでません。私向きではないみたい。
- 田口ランディ『できればムカつかずに生きたい』。再読。気持ち新たに読みました。
- 宮部みゆき『龍は眠る』新潮文庫。面白くて一気に読んでしまいました。ミステリーなのに優しい想いが沢山あふれています。サイキックの息子を心配する親。「あの子が生きていくのは大変な事。親だからどうにか導いてやれると考えると駄目。どうしてやることもできない、黙って見てるだけ。まっすぐ育つと信じるだけ。あの子はあの子の決めた通りにしか進めない。どういう結果になろうと一緒に事実を引き受けるつもりです。」そんな台詞があります。「親の手のひらの上にいてくれる小さいままでいてくてたら・・と思う時があります。」涙が出てきます、親ってなんなんだろう。
- 「どうか、どうか、正しく生き延びることができますように。」そんな言葉でしめくくられています。
- 宮部みゆき『火車』新潮文庫。冒頭、「火車」生前に悪事をした亡者を乗せて地獄へ運ぶ車、とあります。カード破産や多重債務。自分で気付かぬ内に「火車」がそこまで迎えに来ています。そんな人たちをどうやって救えばいいの。無限地獄。ただ幸せになりたかっただけなのに。
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