−日記帳(N0.453)2003年 2月16日− −日記帳(N0.454)2003年 2月17日−
10〜12月期GDPは0.5%増 スポーツ界あれこれ

内閣府が14日発表した国民所得統計速報によると、02年10〜12月期の国内総生産(GDP、季節調整値)は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.5%増(年率換算で2.0%増)となり、4期連続でプラス成長となりました。しかし、中味を分析してみるといろいろと問題が多く、悲観的な見方をする向きも多いようでしたが、市場は予想外のプラス成長として受け止め反発し、日経平均株価の終値は前日比102円26銭高の8701円92銭で、3週間ぶりに8700円台を回復したのは意外でした。

GDPは個人消費、民間設備投資、公共設備投資、民間住宅投資、公共設備投資等からなる内需と輸出から輸入を引いた外需の合計で示されます。今期(10〜12月)は個人消費が前期(7〜9月)の0.8%増から0.1%増に減退、民間設備投資は1.0%増で3期連続で増加したものの民間住宅投資は持ち家の着工件数が減り、0.9%減、公共設備投資は国、地方の予算削減で0.5%減と3期連続で減少した結果、内需計は0.2%増と前期の0.8%増から減退しました。

一方、、輸出はアジア向けなどが比較的好調で、4.5%増と、前期の0.1%増から拡大して輸出の伸びが輸入の伸びを上回ったため、輸出から輸入を差し引いた外需は前期の0.1%減から0.3%増とプラスに転じ内需の落ち込みをカバーした形になりました。

 この結果、4・四半期連続のプラス成長を維持したものの、伸び率は前期の0・7%から0.5%に縮小し、景気の減速感が増したこと、これまでGDPの伸びを支えてきた個人消費の伸びの鈍化が鮮明となるなど内需が低調で、景気の腰折れ懸念が強まってきたことが問題として指摘されております。しかし、次の1〜3月期が例え、3・3%のマイナス成長でも本年度の政府実績見込みの0.9%成長は達成できることになりそうです。

これだけ、不景気の実感が強いのにGDPが内容はともかくプラス成長すると言う事実は一応評価してもいいののではないかと思い、市場が好感したのもうなずけます。


最近のスポーツ界での出来事について思いつくままに感想を述べてみたいと思います。

腹が立ったこと:
中日はマーリンズのケビン・ミラー外野手(31)と球団助っ人史上最高額の年俸250万ドル(約3億円・2年)で契約していたのに、レッドソックスが同選手の獲得を表明したため、かねてよりレッドソックスに憧れていた同選手が翻意して中日入りを拒否して騒動が始まりました。

中日側の手続きに何ら問題無いのに、契約社会の米国ではあり得ない契約無視のこのような事態が発生した背景には、近鉄の中村紀洋内野手がメッツ入団を翻意し一転して近鉄に残留したことについてMLB側に契約違反まがいの行為として反発する雰囲気が有ったこと、ケビン・ミラー外野手の家族が日本は北朝鮮からの核攻撃を受ける恐れが有るから日本行きに反対していたことが有ったように思います。

私が腹が立ったのは、MLBの選手会がこの問題で中日側が強硬姿勢をとるなら日本でのマリナーズとアスレチックスの開幕試合をボイコットする用意があるとして脅しを掛けてきたこと、この脅しに中日側が腰砕けになって米国側から提示された妥協案をあっさりと飲んでしまったことです。

このような脅しに関係なく中日側はミラー外野手の獲得断念の意向を固めていたように思われますので、この脅しはMLB、中日双方にとって深い傷として残ったように思います。中日側が自主的に契約の解約に合意した形にして中日側の名誉ある撤退劇を演出できたら最良の解決策だったのに残念です。

嬉しかったこと
サッカーのドイツ1部リーグ(ブンデスリーガ)のハンブルガーSVに移籍した元J1ジュビロのFW高原直泰(23)が9日、当地で行われたバイエルン・ミュンヘン戦で移籍後、初となるゴールを決めました。0―1で迎えた後半ロスタイム、高原はマハダビキア(イラン)の右からのクロスを頭で合わせ、ゴール右に決め、相手のGKオリバー・カーンの持つリーグ戦無失点記録は802分間で途絶えてしまいました。

日本の若き得点王の初ゴールが、あの世界一のGKオリバー・カーンの記録更新阻止に繋がったことが嬉しくて、嬉しくて興奮しました。今年、日本代表とドイツ代表との親善試合が計画されているようですので、高原対カーンの再対決が楽しみです。

悲しかったこと
東アジア3カ国のクラブ王座を争うサッカーの新設大会、A3マツダ・チャンピオンズカップ開幕戦、J1チャンピオンのジュビロ磐田は韓国K1チャンピオンの城南一和と対戦しましたが、為すすべもなく0―2で負けました。高原を欠いたとは言え、昨年のあの強さが全く見られなかった試合内容には悲しみを禁じ得ませんでした。

驚いたこと
引退した貴乃花が背広姿でテレビ出演していましたが柔和な表情で丁寧に質問に答えているのに驚きました。場所中に見せた恐い表情や無口ぶりとは違った彼の一面を見た思いがしましたが、それだけ場所中は責任感がのしかかっていたのでしょう。これからの親方としての活躍が楽しみです。

  
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