−日記帳(N0.480)2003年03月15日−
草津温泉から軽井沢へ

私は温泉大好き人間です。日本三大名湯(有馬、下呂、草津)の中でも最高の泉質、湯量、湯温を誇る草津温泉はかねてよりの憧れの的で、今回の旅行目的でもありました。今や日本は温泉ブームですが、厚生省の定める「温泉法」の定義が甘いので、家庭の風呂と殆ど変わらないような酷い温泉が多いので見極める必要があります。 「温泉法」によれば、温泉源から採取されるときの温度が25℃上か、 別表に定める物質のいずれか一つを含んでいれば温泉と定義されます。つまり温度が25℃以上なら成分に関係なく、また別表の成分さえ満たせば常温でも温泉と称すことが出来るわけです。 地球は内部ほど高温になることから、100m掘ると地温が2.3℃ずつ上昇するので、年間最低温度が0℃の地点でボーリングをして地下1100mのところに地下水脈が有れば25℃以上である可能性大でその地下水をポンプで汲み上げて補助加熱すれば温泉として使えることになります。更に問題になるのは、こうした温泉水をかけ流さずに循環させ塩素殺菌して再利用することです。レジオネラ菌による被害者が出るのはこうした不衛生な循環湯の場合が多いので注意が必要です。


草津温泉の湯畑(1)
木の樋に湯を通している風景
草津温泉の湯畑(2)
樋から源泉湯が流れ落ちる風景


我々が宿泊したのは写真右に示す、リゾートタイプのホテルでした。草津温泉は毎分37KLと、自然湧出量は日本一豊富で、源泉温度は最高96℃と際立って高温のため循環湯にする必要が無いので安心して温泉に浸かることが出来ます。逆に温度を下げるための工夫が行われている程です。ひとつは上の写真に示すように湯畑で木製の長い樋に湯を通す過程で放熱により温度を下げることです。もうひとつは右の写真に示すように六尺の板をいれて湯をもむことで水で薄めて温泉の効用を弱めることなく入浴出来る温度まで下げる工夫です。 泉質は「酸性・含硫黄−アルミニウム−硫酸塩・塩化物温泉」ですが、驚いたことに、酸性度を表す水素イオン濃度が100ppm上もあって、何とPhが1.2の強酸性であることでした。透明な色をしてますが舐めてみると、相当酸っぱいことから酸性の強いことが判ります。そのためか、脱衣場の洗面台の金具が錆びておりました。 このように、草津温泉は湯量、湯温、泉質ともに日本一の純天然かけ流しの名泉に恥じない素晴らしい温泉でした。


宿泊先したホテルの外観
当日は週日なのに満室でした
湯もみショーの風景
女性たちが草津節を唱いながら


白根山麓の草津温泉を後にしてバスは浅間山麓の軽井沢にと向かいました。昨日は快晴でしたが、草津地方は朝から曇り模様ながら雪は降っておりませんでした。ところが軽井沢に近づくにつれて雪が降り出してきました。やがてバスはあちらこちらに積雪が残っている軽井沢の巨大なアウトレットに着きました。今や、軽井沢の新名所として休日は広大な駐車場も満車になるほどに首都圏の人気アウトレットとなった、軽井沢プリンス・ショッピングプラザは120店舗を擁する巨大なものでした。特に、ブランド品が格安で買えるとあって若い女性に人気が有りますこの日も、右の写真に見られるように雪まじりの寒い日でしたが大勢の買い物客で混雑しておりました。不景気な日本ですが、最近このような若者向けのショッピングプラザが人気を集めているのは全国に共通した傾向のようです。ここで、2時間ほど買い物をしてから白樺湖経由で中央道に入る予定でしたが、白樺湖に抜ける道が雪で閉鎖される恐れが有ることから中止してそのまま帰路につき信濃路の旅は終わりました。



軽井沢オウトレットの外観(1)
軽井沢オウトレットの外観(2)

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