| −日記帳(N0.481)2003年03月16日− | −日記帳(N0.482)2003年03月17日− |
| 今回の旅行の総括 | 歯痛と思いきや鼻痛との診断 |
|
今回の旅行を通していろいろなことを学ぶことができました。それは次の項目でした。 1.善光寺縁起話のスケールの壮大さ 2.松代大本営地下壕工事での朝鮮人迫害秘話 3.草津温泉の泉質の素晴らしさ 4.リゾートホテルの繁栄 5.アウトレット店の繁栄 善光寺の本尊、「一光三尊阿弥陀如来像」にそんな壮大な歴史的背景が有ったとは知りませんでした。自分の無知を晒すようですが、お釈迦様=如来様=仏様 より全ての如来様はお釈迦様の別称と思っておりました。 月蓋と言う男の悩み事の相談にお釈迦様が敢えて西方浄土の教主の阿弥陀如来を紹介したことから始まる、この壮大な善光寺縁起を淡々と話す善光寺のガイドさんの話に思わず聞き入ってしまいました。 そして、2回目の韓国旅行した時にガイドさんの話で興味を抱いた百済王の武寧王、雑感記「飛鳥時代と額田王」を書く発端になった飛鳥時代の中心人物の聖徳太子までがこの縁起話に関係していたことを知るに及んでそのスケールの壮大さに感銘を受けました。まさに日本での仏教史の原点でもあるこの縁起話を知らなかった自分の無知をただただ恥じるばかりでした。 軍部が本土決戦のために、松代に地下壕を掘っていたことは知っておりましたが、その工事に当時の朝鮮人がかり出された結果多くの人たちが死亡した事実は知りませんでした。あの堅い岩の岩盤を圧搾空気によるドリルで堀り、楔を打ち込んでダイナマイトを仕掛け発破により掘り進めて行ったとのことですが、今日のようなボーリングマシンが無かったため全て人力で行うしかなくその難工事のほどが偲ばれました。北朝鮮による日本人の拉致は絶対に許すこと出来ない卑劣な犯罪行為ですが、戦時中の日本軍部によるこのような朝鮮人迫害も消すことの出来ない歴史的事実として知っておく必要が有ると思います。 ホテルの露天風呂に足を突っ込んで驚きました。凄く熱くて思わず引っ込めてしまいました。外気温との温度差が激しいので少しでも緩和しようと思い室内の風呂に入って体を充分暖めてから、露天風呂に入り直したところ何とか入れましたが長続きしませんでした。45度以上はあったようでした。 効能を維持するために水で薄めずに湯温を冷やす明治以来の泉質重視の考えは、草津の街中に貼られている「泉質主義」のポスターがそれを物語っております。 このように、入浴に適した温度に下げるために源泉の流れる管を水道水で冷やしその際にできる温水を、道路の融雪、地元の家庭や旅館で使うお湯として再利用されていると聞いて、これぞまさにクリーンエネルギーの利用だと思いました。ボイラー設備不要で環境にも優しく人も街も温めてくれる草津の湯でした。 この不景気に、我々が宿泊した「ナウリゾートホテル」は、ウイークデーであるにも関わらず、バスの運転手、添乗員、ガイドさんたちが泊まれる部屋が無く近くの別の旅館の泊まったことから判ったのですが満室でした。後でインターネットで調べたら何と3連休だけでなく全ての部屋が予約済みで満室状態でした。熱海温泉が客足がばったり途絶えて閑古鳥が鳴き半分以上が閉店していることから判るように、単に温泉に浸かって飲み食いしたり、湯治したりするだけの温泉街はこの不景気の中で客足が減る一方と聞きます。そのような中で最近になって温泉地でリゾートホテルが賑わっているのは、温泉に浸かることを主目的にしながらも、若者をターゲットにしてスキー、ゴルフ、テニス、釣り、海水浴、サーフィン、ショッピング等で楽しめるようにしているからだと思われます。この点、たしかに草津の近くには白根山麓の万座スキー場と浅間山麓の軽井沢が有ることからこのようなリゾートホテルの立地条件が揃っております。 最近、郊外型の大型パワーショップとともにアウトレット店の繁盛振りが話題になりますが、この軽井沢のアウトレットプラザを見てその実感を深くしました。アウトレットとは、工場直結のショップで販売される、工場で作り過ぎた余剰生産品、規格外B級品、試供品、試作品、展示品、 型落ち在庫品、返品、廃番再生産品等のことで、有名ブランド品が格安で手には入る楽しみも有って最近若者の人気を集めております。特にこの軽井沢のアウトレットは軽井沢と言うネームブランドに冬はスキー、夏は避暑も兼ねて首都圏での人気が高く休日は近在の道路が渋滞して問題になるほどとのことでした。私のような田舎者にとって今度の旅行は世の中の流れを実感できる有意義なものでした。 |
|
ある人から、「歳をとると虫歯菌も寄りつかなくなるから歯痛なんてなくなるよ」と言われて、そんなものかと思いつつ3年以上経過して確かに一度も歯痛が無かったので、「やはりあの話は本当なんだな、俺も歳を取ったものだ」とがっくりしておりました。 ところが昨日ぐらいから大した痛みではないのですが上の奥歯の辺に痛みを感ずるようになったので、虫歯による歯痛ではないかと思うようになりました。また同時に鼻詰まりが酷くなってきたので、来月から医療費の本人負担が2割から3割になることに対する自衛策として、早速駆け込みの医者がよいをすることにしました。 まず、内科医院に行って持病の薬を頂き、次に耳鼻科に行って点鼻薬を頂きついでに吸引をしてから意気揚々と歯科医院に行って歯痛を訴えて診療台に座りました。先生は口内を点検しましたが虫歯を特定できないからと言ってX線照射によって検査すると言いながらも何か怪訝な顔つきをしたのです。 そして、現像を終えたフィルムを私に見せながら「虫歯は何処にも認められません。患者さんは現在、鼻の治療をされておりませんか。この時期花粉症などのアレルギー症状により虫歯によらない歯痛が起こることはよくあるケースですので多分、この痛みは鼻からきていると思います。それに、患者さんの上の奥歯は全て神経が抜かれているので、虫歯になったとしても痛むことは有り得ないと思います。」 「歳を取ると虫歯菌も寄りつかなくなるって本当ですか」と聞き返すと、「いいえ、そんなことは有りません。勿論寄りつきますが、たいていの場合、神経が抜かれているので虫歯になっても気付かないことが多いんです。ですから定期的に歯石を取るついでに歯科医の診察を受けられた方がいいですよ」との歯科医の答えに納得です。 自分の無知を恥じらいながら歯科医院を出て再び耳鼻科医院に直行して、その旨話すと、医師はそういうケースも有りうるとして、再診料は無料にしてくれて、化膿止めの薬を出してくれました。こうして医院がよいのハシゴは半日で終了しました。現金なもので、夕方になって何も服用しないのに歯痛は収まっておりました。家族から金食い虫とアホ呼ばわりされましたがこれまた勉強です。じっと耐えるしかありませんでした。 |
| 前 頁 へ | 目 次 へ | 次 頁 へ |