−日記帳(N0.483)2003年03月18日− −日記帳(N0.484)2003年03月19日−
オープン戦たけなわ ついにイラク攻撃最後通告


上表は日程の約2/3を消化した時点でのオープン戦のチーム別成績です。昨年のペナントレースの成績と対比して逆転現象がいくつか見られます。まず、打率、本塁打は振るわなかったものの防御率がよかったためにAクラスに食い込んだ中日が逆に打率、本塁打が抜群に良くなったものの防御率が悪くなっております。

一方、打率、本塁打が良かったのに防御率が極端に悪かった広島が逆に打率、本塁打は低下したものの防御率が12球団トップで抜群に良くなっております。横浜は極端に本塁打が少なかったのに1球団トップの本塁打を記録し、阪神は本塁打は相変わらず少なく、打率もそこそこですが期待された防御率は逆に悪くなっております。ヤクルト、巨人は特に大きな変化はなくバランスの取れた成績を示しておりますが改善成果はいずれも認められません。

つまり、中日、広島、横浜は弱点の補強に成功、巨人、ヤクルトは殆ど変わらず、阪神は弱点の補強に成功しておりません。オープン戦は勝敗よりも、弱点の補強を重視しますので、その観点では中日の弱点補強が際立っております。1試合当たり8点弱と言う得点力はまさに驚きです。

その原動力はタイトルを取って自信を付けてまさに絶好調の福留、今期に選手生命を掛け5割近い打率で奮起中の井上、予想に反して変化球にも対応して本塁打量産中のクルーズ、走・攻・守3拍子揃ってしかも長打力も有り、選球眼抜群のアレックスの4割カルテットにあります。

更に立浪、谷繁、井端も好調を持続しており、若手の蔵本、前田(章)、久本の成長、関川、野口、岩瀬、正津に復調の兆しが顕著で新人スラッガー桜井の台頭も見込まれることから戦力アップは充分期待出来そうに思います。福留、井端、立浪、アレックス、クルーズ、谷繁、井上、荒木の打線は完全ジグザグで、かつ180本以上の本塁打も望めそうな強力打線になりそうです。更に昨年の近鉄、阪神の押さえのエース、大塚、バルデズの新加入、進境著しい朝倉、益々円熟味を増してきた川上等を擁する投手陣も昨年以上の成績を残すことはまず間違いないと思われます。

先日の日記で、今期の順位を巨人、中日、阪神、ヤクルト、広島、横浜としましたが、中日、広島を上方修正、、巨人、阪神を下方修正する必要が有るように思われますが、これは開戦直前に改めて修正することにしたいと思います。
ついに、米・英国は48時間以内にフセイン大統領及び後継者と目されている息子がイラクから退去しない限り武力行使するとの最後通告をイラク政府に突きつけました。そして、武力行使を容認を求めて提案していた新決議案を撤回し安保理決議1441号による「重大な違反行為に対する重大な帰結」により武力行使が既に容認されていると解釈してこの最後通告を行ったとブッシュ大統領は説明しておりました。

この経過を整理してみると次のようになると思います。

・安保理決議687号でイラクに大量破壊兵器を破棄を義務付け

12年前の40日間に渡る湾岸戦争でイラクはほぼ全面降伏し、その停戦条件として国連決議687号(1991年4月3日)で「イラクが大量破壊兵器を破棄し、現地査察を受け入れること」が国連決議として定められました。これによってイラクは大量破壊兵器を破棄することとそれを確認する現地査察を受け入れることが義務付けられました。

・安保理決議687号をイラクが遵守しない

しかし、イラクは当初この決議を遵守する姿勢を示しましたが、徐々に非協力的になり、ついに1998年には査察チームを国外追放してしまいました。これを受けて米英を中心に安保理決議687号を実行させるためには新たな国連決議が必要と考え、次の安保理決議1441号が提案されました。

・安保理決議号1441号が理事国の満場一致で可決

2002年11月に、イラクが査察を順守しなければ「重大な帰結」に至るとの最後通告に近い安保理決議1441号が理事国の満場一致で可決されたことから漸くイラク側は査察を受け入れました。この決議でイラクは渋々査察に応ずるようになりましたがその協力姿勢は消極的で、査察で指摘されると小出しに廃棄に応ずる姿勢を繰り返し、査察委員会も完全に廃棄されたとの結論は出せませんでした。そこで英米はこのままでは武力行使やむなしとして武力行使容認をも求めて新国連決議案を用意しました。

・米英中心に新安保理決議案を提案

国連理事国15ケ国はこの新決議案を巡って、現状のイラクの非協力的な姿勢では査察をこれ以上続けても意味無しとする米英、スペイン、ブルガリアの4ケ国と、更に査察を続けるべきとの独、仏、露、中、ロシアの5ケ国、そして、中立的な態度をとるチリ、メキシコ、カメルーン、パキスタン、ギニア、アンゴラの6ケ国の分かれました。その中でフランスは拒否権発動も辞さないとの強い態度に出たことに加え、中立的6ケ国への多数派工作が不調に終わり新決議案の可決は無理と米英は判断しました。新決議案の可決は無理、しかし砂嵐の季節到来、イラク周辺で待機する英米軍の疲労蓄積、国内世論、北朝鮮問題等から早期の武力行使必要と考えた米国は48時間以内にセイン大統領及びその息子がイラクから退去しない限り武力行使するとの最後通告をイラク政府に突きつけました。

・米英がイラクに最期通告

このことについては明日の日記で触れてみたいと思います。


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