−日記帳(N0.493)2003年03月26日− −日記帳(N0.494)2003年03月27日−
覚えの無い請求がメールで 女性のバッグに思うこと

4日前に突然、料金回収代行業を名乗る業者から怪しげなメールが舞い込んできました。そのメールには、「指定された期限までに所定の金額を支払わないと他の債権関連業者に債権譲渡をするので、その場合は担当者が自宅まで出向いて手数料、延滞金等が加算されて5倍以上の金額を取り立てることになるので必ず指定口座に振り込まれたい」との趣旨の文面が書かれておりました。

この文面によると、私が電話回線を使用してあるインターネットコンテンツを利用したことになっており、その料金がそのコンテンツ事業者か私に請求したのに私が支払いに応じないので、その業者に料金の徴収を委任 したことになっておりました。

全く、笑止千万な話で私は3年前からケーブル回線を使用しておりますので、電話回線を使用してインターネットコンテンツを利用することは、現在の私のPCまわりの配線状態では物理的に不可能です。それとそのインターネットコンテンツ業者から一度も該当する請求を受けたことが有りません。

従って、直ぐこれがンターネット関連の詐欺と判りましたので、支払いは勿論のことメールでのレスも一切せずに無視することとし、愛知県警(ハイテク犯罪対策室)と愛知県の生活消費センターに情報提供するとともに、そこから関連情報を入手しましたのでその概要を以下に纏めておきました。

県警によると、この種の詐欺が最近激増中のためHPで注意を呼びかけているとのことで、共通していることは次の5点だとのことでした。

1.宛先の個人名がない。
2.利用したコンテンツの具体的な記載が全くない。
3.利用した時間、通算時間の記載が全くない。
4.振込先は銀行名、支店名、口座番号の記載のみ。
5.メールアドレスは無関係な会社のドメインを詐称。

私の場合も全て共通しておりました。1.と5.については、そのメールのヘッダー情報を見ればすぐ判ります。私の場合は個人名どころかメールアドレスも記載されていないので、携帯のワン切りと同様の方法で不特定多数に大量に発信されたものと思われます。従って、レスするとこちらの個人情報が相手に判ってしまいますのでレスは絶対にしないようにと、生活消費センターの相談員から注意されました。

2.や3.を具体的に記載すれば、直ぐにばれてしまいますので、料金回収代行と言うことで逃げているものと思われます。また、4.では口座名義人の名前が記載される場合が有るようですが勿論、偽名で、その業者の電話番号の記載が有っても転送電話になっており本人と連絡取れないしくみになっているようです。

振込期限はたいていの場合、数日以内にして追求される時間的余裕を与えないようにし、請求額もたいていの場合、数万円台にして小づかいで払える程度に押さえているようです。私の想像ですが、こうして大量に配信されると、中には明確な覚えはないもののアダルト系のコンテンツですと、もし自宅に押し掛けられると何かと困るので不本意ながら数万円程度なら後腐れのないように振り込んでしまう方が居られるのではないかと思うのです。これが彼等の狙いだと思うのです。

こうしたメールが届く原因として次のことが考えられます。

1.HPを運営しそこにメールアドレスを書き込んだ。
2.掲示板にメールアドレスを書き込んだ。
3.インターネットで懸賞を申込んだ。

しかし、今や名刺や年賀状でもメールアドレスを記入するのは当たり前になっており、メールアドレスを公開することはインターネット社会では避けて通れないことと割り切るしかないと私は思います。要はスパムメール、ウイルスメールと同様、必要悪と考えて予防と対処策を明確にしておけば問題無いと考えております。 次回は、インターネット犯罪の様々な事例を紹介してその対策を考えていきたいと思います。
昨日の昼過ぎ、娘から電話が有りました。外出先でバッグを置き引きされて困っているのでその現場まで直ぐ来て欲しいと言うのです。バッグには、現金約3万円以外に、車の免許証、車の鍵、自宅の鍵、携帯電話、各種クレジットカード、キャッシュカード、各種会員証が入っていたのでどうすることも出来ず、たまたま現場のビルの保安要員の方に電話代を借りて私に電話してきたとのことでした。

私はかねてから女性ががバッグにこのような大事な物を全部入れて持ち歩くのを不用心に思っておりました。万一、忘れたり、置き引きされたり、引ったくられたりした場合のことを想定して次善の対策を講じているのなら、まだしも娘の場合のように小銭すら残っていない状態では人様から寸借する以外に方策は有りません。

女性としては、他人にバッグの中を見られたり、街ゆく他人からお金を借りるのは耐え難く恥ずかしいはずです。大事なことは、消費者金融から金を借りるのに免許証を使われたり、携帯を乱用・悪用されたり、キャッシュカードで現金を引き出されたり、留守宅に侵入されたり、車を盗まれたりする2次被害を早く食い止める対策を早くとることです。

むしろ、こうした2次被害の方が遙かに大きくなる恐れがあり、もし犯罪に関わるようなことが有れば罪に問われる恐れも有りますので、まずは被害届をそれぞれの部門に出して無効処置を取ってから、車に戻って自宅に戻って鍵を変えることが絶対に必要です。置き引き犯人は、免許証から自宅の住所が判るので娘の帰宅が遅れればその前に侵入して空き巣狙いをすることも出来るからです。

結局、以上の対策を全て完了するのに半日かかり、更に携帯に記録されていた友人たちの電話番号を聞き出すやっかいさ、免許証再交付まで運転出来ない不便さ、諸会員証再発行の煩雑さを考えると、完全復旧には更に1週間ぐらいかかるものと思われます。

男の場合は、スーツなら少なくともポケットが10ケ所以上ありますので、財布、名刺入れ、鍵、携帯等を別々のポケットに入れておきますのでこれらが同時に全て失われることは有り得ません。私は用心深い方なので、免許証は車の中に入れ、カード類は財布ではなく名刺入れに分けて入れて最悪の事態にならないように配慮しております。

女性が着用する衣類にはポケットの無いものが多く、また有ったとしても小さくて小銭程度しか入らない上、女性は小銭をポケットに入れるのを嫌うようです。これでは最悪の事態になりますから、せめて千円札1枚をポケットにいれておくか、それが嫌なら百円玉を衣類に縫い付けておけばいいと思います。そして、携帯はバイブを効かすためにもバッグではなく衣類に付いているホルダーに入れておくのがいいと思います。それに、使用する予定が無い場合はカード類は持ち歩かないことです。

海外旅行先では日本の女性たちがパスポートを腹巻きの中に入れているのをよく見掛けますが、せめて大切な免許証やカード類は財布から分けて腹巻きに入れておいたらいいと思います。また、免許証、カード類の番号を書いたメモを靴底に隠しておけばスムーズに無効処置の依頼をすることが出来ますのでいざと言う時に役立つことと思います。

それと細い透明の釣り糸でバッグと手首を結んでおけば人目には判りませんが、もし置き引きに有った場合は釣り糸が引っ張られるので直ぐに感知できます。

世の女性の皆様、このような悲惨な目にあって後悔しないように何らかの対策を講じて外出して下さい。

前 頁 へ 目 次 へ 次 頁 へ