| −日記帳(N0.495)2003年03月28日− | −日記帳(N0.496)2003年03月29日− |
| 米軍、劣化ウラン弾再び使用 | 日本初の偵察衛星 |
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米中央軍のブルックス准将は一昨日の26日、米軍が劣化ウラン弾を非常にわずかな量ながら使用していることを認めました。劣化ウラン弾は12年前の湾岸戦争で使用され米軍兵士やイラク国民の放射性疾患が問題になっているだけに無視出来ないニュースと思います。 弾丸が被射体に当たった時の貫通力は速度の自乗に比例し、質量(重さ)に比例しますので、出来るだけ重い、言い換えれば比重の大きい金属を使うと大きくなります。そのため弾丸の弾芯に鉛などの比重の大きい金属が使われておりますが、鉛が表面に露出した弾丸が人体に被弾すると毒作用等が有るため軍用に使うことは国際条約により禁止されております。 しかし、戦車などの堅くて厚い鋼板を貫通させるには鉛より更に重い金属を弾芯に使う必要が有るため、米軍は鉄の約2.5倍、鉛の約1.7倍の比重を持つ劣化ウランを、91年の湾岸戦争で初めて弾芯に採用しました。戦車から120ミリ砲や105ミリ砲、戦闘機からは30ミリ砲と25ミリ砲で攻撃し、少なく とも戦車から1万個、戦闘機から94万個の劣化ウラン弾が発射されたと言われております。 湾岸戦争で激戦地となったイラク南部のバスラでは、癌発生率が戦争前の88年に0.11%だったのが98年には0.75%、89年には実に1.16%と10倍以上に激増したと言われております。しかし、米国は国連制裁による栄養不足や医薬品の不足などの影響も考えられ、必ずしも劣化ウランによる影響とは言い切れないとしております。 劣化ウラン弾は被射体に衝撃すると高温による燃焼してその一部がこのうち放射性の強い酸化ウランの微粒子となって大気中に飛散するためこれを体内に取り込むと肺などに蓄積され放射線や強い毒性による影響で、癌などの健康障害を引き起こす恐れが有ると指摘されております。現に、上述のイラク国内での癌発生率の増大だけでなく、湾岸戦争に参加した米・英軍兵士にも癌発生率が増大しているとの報告も有ります。 この「劣化ウラン」と言う言葉は適切でないと思います。「劣化」と言う言葉は有る目的で使っていたものが時間とともに材質が低下、つまり劣化したように解釈されがちですが、実際はそうではないからです。原爆、原発などに使用される核燃料のウラン235は天然ウラン鉱物には僅か0.7%しか含まれず、残りの99.3%は無用のウラン238です。そこで、遠心分離などの方法を使ってウラン235を抽出・精製して核燃料にしますが、その際99.3%のウラン238が不要物として残ってしまいます。 これが劣化ウランと呼ばれる正体で、アルファ線を放出し、半減期 は45億年に達するため廃棄することが出来ず、米国ではこれまでの 蓄積量は50万トン以上に達し、ケンタッキー州パデューカにあるウラン濃縮用核施設など三カ所で、金属容器に収められて貯蔵されていると言われております。つまり、有害で巨大な産業・軍用廃棄物です。 従って、これを劣化ウラン弾として米国外の戦場で使えば資源の節約になるだけでなく米国での廃棄物の量を減らすことになり、一石二鳥です。いわば、汚染物質を世界中にまき散らすようなものです。こんな理不尽で勝手なことを自国の利益のために行う米国の行為は国際的にも糾弾されて然るべきと私は思います。 |
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今日はお昼から、名古屋市内のホテルで開かれる大学のクラス会に出席するために名古屋駅に出掛けました。途中、電車の車窓から見られる桜は二分咲き程度、また土曜日の昼下がりと言うこともあって駅前は若い人たちで賑わっておりましたし、そのホテルでも結婚式の披露宴が開かれるらしく、美しく着飾った女性たちや黒のモーニング姿の男性たちが大勢見受けられました。 名古屋駅前には低くて平たいビルばかりで都会らしい景観に欠けていたことから、偉大なる田舎と言われてきましたが、漸く3年前に名古屋駅に国内で4番目の高さを誇る51階建ての245mのツインタワーが出来ましたが、相変わらず駅前は、10階未満の毎日・豊田共同ビルなどが主体でやはり大都会の風情に欠けております。 そこで、この毎日・豊田共同ビルのスクラップ&ビルド計画が立案され、いよいよ来月からその工事が進められることになりました。この計画は「名駅四丁目7番地区共同ビル建設事業」と命名され、平成19年(2007年)春に完成そいますと高層棟 地上46階・高さ約247m低層棟 地上6階・高さ約50m、地下6階の名古屋一の高層ビルが出現することになります。この工事を控えて毎日・豊田共同ビルは空きビルとなり、上の写真のように窓には照明は一切見られません。 1年ぶりのクラス会でしたが悲しいことに、今年になって一人同級生が他界されたため開会に先立って黙祷して亡き友を偲びました。出席者の中に昨年まで、H2Aロケットに関連した仕事をしていたK君がおりましたので、早速「5回目も成功して良かったね。」と声を掛けると最初戸惑っておりましたが、その意味が判ってにっこり笑って答えてくれました。実は、日本初の情報収集衛星(偵察衛星)が昨日の3月28日に鹿児島県・宇宙開発事業団種子島宇宙センターからH2Aロケット5号機で打ち上げられ成功したからです。 安全保障が目的なので政府は衛星の外観や詳しいデータを機密にしているほか、打ち上げ時の安全対策を審議する部会も異例の非公開にするなど情報管理を徹底していたため、昨日の打ち上げまで詳細な日程が判りませんでした。今回打ち上げられたのは光学センサー(望遠鏡)を備えた衛星で、次回は雲を透過し、夜間の撮影が可能な合成開口レーダーを装備した衛星が打ち上げられる予定で、更に今年夏にも同じ組み合わせの衛星が打ち上げられる予定で、2ペアの合計4機体制になります。 運用が始まれば、地球上の特定地点を24時間以内に撮影することが可能となり、衛星は発射後数日で軌道に乗り、約3カ月間の機能確認のテストなどを経た後に運用されますが、4機そろって運用されるのは04年3月頃とされております。総費用は衛星4機、地上施設の建設費用などを含め、約2500億円. 1998年の北朝鮮の弾道ミサイル「テポドン」発射をきっかけに政府が導入を決め、三菱電機を中心に開発、製造してきたもので、内閣官房に設置された内閣衛星情報センターが運用を担当しますが、同センターによると、この衛星は地上の1メートルの大きさの物体を識別可能とのことで、高度約490キロで地球を縦に回り、4日に1度の周期で同一地点の上空に戻る軌道を描くとのことです。 北朝鮮の外務省スポークスマンは28日、同通信記者の質問に答える形で、日本の情報収集衛星打ち上げについて「互いに相手を脅かす行動をしてはならないという日朝平壌宣言の精神に違反した」と批判し、この衛星が重大な脅威になると警告し、「日本はこれで、我々の衛星打ち上げについて、うんぬんする名分や資格を完全に失った」と報じております。しかし、ミサイルの試射を通して日本の安全を脅かす北朝鮮に対する我が国の当然の自衛手段であると考えます。 |
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