−日記帳(N0.956)2004年07月16日−
球団再編成のケースを考える
−日記帳(N0.957)2004年07月17日−
「後のまつり」は祇園祭から


今日は、日本三大祭りのひとつ、京都祇園祭の最大の行事、山鉾巡行が行われる日です。京都祇園祭りは、7月1日の吉符入りから始まり、7月2日のくじ取り式、稚児舞披露、鉾立て、16日の宵山そして今日17日の山鉾巡行、24日の花笠巡行、31日の疫神社夏越祭と1ヶ月間、京都の町は祇園祭一色に包まれます。1100年前疫病の退散祈願をしたのがはじまりとされ、歴史や規模などはわが国最大の祭として有名です。

ここで、面白いのは、山鉾巡行が行われる今日を「前の祭り」、花笠巡行が行われる24日を「後の祭り」と呼んでいることです。ところで、手遅れになることを「後の祭り」と言いますが、その語源がこの祇園祭の「後の祭り」からきていることを先日、ラジオで初めて知りました。山鉾は23台の山車、9台の鉾車の総称で、鉾車の方が大きくて絢爛豪華であるのに対して、山車は小さくて豪華さは有りません。

番号球団数L数交流前提条件問題点
現状セ=6 パ=6
セ=6 パ=6オ・近合併解消オ・近の抵抗
セ=6 パ=6オ・近合併解消オ・近の抵抗
セ=6 パ=6新規球団参入機構側の抵抗
セ=6 パ=6新規球団参入機構側の抵抗
セ=6 パ=5第二の合併無しパの運営
セ=6 パ=4第二の合併有りパの運営
セ+パ=10二つの合併有り3/4の賛成
セ=5+1 新=61+1新規参入、新L協定違反


ところが、「前の祭り」では両方巡行するので、山鉾巡行と言いますが、「後の祭り」では、鉾車は巡行せず、山車だけが巡行します。そのことを知らずに、山鉾巡行を見ようとして「後の祭り」を見に行ってもお目当ての鉾車は見られないので、手遅れになることを「後の祭り」と言うようになったのだそうです。

八坂神社は、素戔嗚尊(スサノヲノミコト)、櫛稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)(櫛稲田姫命)、八柱神子神(ヤハシラノミコガミ)を祀っております。素戔嗚尊は、姉の天照大神が岩戸に隠れてしまう原因を作るなど行状が悪かったことから高天原を追われて、出雲の国簸の川にさしかかったところ、老夫婦が「我が娘が年々奪われ、今またこの娘まで呑み取られる時が来た」とその愛娘とともに嘆き悲しんで助けを求めてきました。素戔嗚尊はその娘を嫁にもらうことと引き替えに大蛇退治を約束して、老夫婦に毒酒を用意させ、酔った大蛇と大格闘の末見事に退治し、その娘と結ばれるという物語は古事記・日本書紀でも有名な「八岐大蛇伝説」で有名です。

そして、素戔嗚尊と櫛稲田姫は結婚して、三女五男を生みますが、この八神が八柱神子神ですので、 八坂神社は、素戔嗚尊、櫛稲田姫夫妻とその子供、つまり素戔嗚尊ファミリーを祀っていることになります。 八坂神社の歴史は、平安建都の約150年前の斉明天皇2年(656)に、素戔嗚尊の神霊をこの地に祀ったことに始まり、後に神仏習合思想により、素戔嗚尊は祇園精舎の守護神−牛頭(ごず)天王と一体視されました。都の発展とともに、日本各地から広く崇敬を集め、現在も約3千の分社が日本各地に有ります。八坂神社は永らく、「祇園社」「祇園感神院」などと称されておりましたが、神仏分離令により明治4年(1871)「八坂神社」と改称されました。


現在、球界には再編成に関して様々な情報(一昨日の日記)が飛びかっております。しかし、球団からの発信情報は、いずれもファンよりも自球団の損得がベースになっているのは残念です。そこで、こうした情報を基に、私なりに考えられる様々なケースを考えて、その前提条件と問題点、評価点(上表の「評」)、実現の可能性(上表の「確」)を検討してみました。尚、上表でL数はリーグ数、交流は交流試合を意味しております。

1.現状復帰の好ましいケース:
現在進行中のオ・近合併案の白紙撤回が前提ですので、実現の可能性は低いと思われます。でも、ファンや選手たちの署名運動、ライブドア等による買収活動が復活すれば可能性は高まると思います。

2.私が考える最も好ましいケース:
1.が実現して、かつセ・パ交流試合を実施することで、パの赤字を少なくして球界全体を盛り上げることが出来れば最高のケースと思います。

3.新規球団参入により合併による減少分補完のケース:
オ・近合併案が成立後、新規球団が参加することになりますが、参加料30億、機構側の反発、選手確保が難しい等の事情から、まず実現の可能性は殆ど無いと思われます。

4.3.に交流試合を加えたケース:
、まず実現の可能性は殆ど無いと思われます。

5.最も実現の可能性が高いケース:
オ・近合併案が実現し、更に第二の合併案が実現して10球団による1リーグ制実現の布石となるはずのケースと考えられていたため、このまま実現することは考えられなかったのですが、その後の1リーグ制反対運動が激しくなったことから、今年限りの一時退避として実現する可能性は高いものと思われます。

6.二合併案を実現し再来年の1リーグ制移行を目論むケース:
5チームでは運営が難しいことから、現在進行中の合併案を実現させて一気に4チームにして、再来年の1リーグ制移行を視野において一時退避として実現する可ケース

7.再来年を待たずに1リーグ制に移行するケース:
6.のケースで再来年を待たずに、社会の反発を押しのけて強引に1リーグ制に移行するケースで、ここ10年来、巨人、西武が理想として描いていたケースでもありますが、現在、巨人を除く5球団が結束して1リーグ制移行に反対しておりますので、野球協約で3/4以上の賛成が得られませんので実現はまず難しいと思います。

8.考えられる最悪のケース:
7.がダメなら、新リーグ結成するしか1リーグ制に移行する方策は有り得ないので、最後の切り札として渡辺オーナーのかねてよりの新リーグを結成するのがこのケース。彼はこの案をまともに実現させる気はなく、1リーグ制に反対する球団への脅しに使っておりますので、本来ならこのケースは有り得ないと考えられております。しかし、昨今、阪神を中心に巨人を除くセの5球団が渡辺オーナーの脅しにも怯まないとの態度をとっておりますので、可能性は低いものの有り得ると思われます。

以上ですが、問題は8.のケースが具体的にどんな構図になるかです。基本的には、もし巨人を除くセの5球団が新リーグ参加を拒否すれば、巨人が現在の機構から脱退して新リーグ結成してオ・近合併後のパの5球団に参加を呼びかけることになります。従って、問題は5球団になったセ・リーグに1球団新規参加が可能か否か、パの5球団が全球団とも巨人の呼びかけに同意するか否かに尽きると思います。

よくよく考えてみれば、巨人が近鉄の変わりにパに参加しただけのことで、巨人が本来理想としていた1リーグ制とはほど遠く、デメリットばかりで何のメリットも有りません。渡辺オーナーの個人的な確執が日本のプロ野球界をガタガタにして、一気にプロ野球は衰退していくものと思われます。如何にワンマンの渡辺オーナーもそのぐらいのことは判っているはずで、脅しはかけるでしょうがまず機構から脱退するこはしないと思います。その時点でこの人は引退に追い込まれ、懸案の諸問題解決が早まるものと私は期待しております。

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