| −日記帳(N0.970)2004年07月30日− |
| 名曲「サトウキビ畑」のこと |
昨日、ドライブしていたらラジオ(NHK)から美しいソイプラノの歌声が流れてきました。 ざわわ ざわわ ざわわ 忘れられない 悲しみが♪ ざわわ ざわわ ざわわ 波のように 押し寄せる♪ 風よ 悲しみの歌を 海に返してほしい♪ 夏の ひざしの中で♪ ざわわ ざわわ ざわわ 広い さとうきび畑は♪ ざわわ ざわわ ざわわ この悲しみは 消えない♪ 歌は「サトウキビ畑」で、歌っていたのは、ソプラノ歌手で、この曲の作詞・作曲者の寺島尚彦氏の愛娘、寺島夕紗子さんでした。今年3月23日に寺島尚彦氏は惜しくも急逝されましたが、この名曲「サトウキビ畑」は平和を訴える歌として、全世界に平和が訪れるまで、何時までも歌い継がれていくことと思います。 寺島尚彦氏は東京芸大作曲科の出身で、洗足学園大学教授も務め、多くの合唱曲の作曲家としても知られておりますが、1966年にシャンソン歌手の石井好子さんの伴奏者として初めて訪れた沖縄県南部の戦跡で案内してくれた人から「あなたの足元に今も遺骨が埋もれている」と聞かされて衝撃を受け、さとうきびが風に触れる音を、1年半かかって「ざわわ」と表現し、これを66回も繰り返し、演奏に10分以上もかかる長い曲、「サトウキビ畑」を完成したと言われます。 そして、この歌を寺島尚彦氏が、当時の流行歌の歌手で「愛して愛して愛しちゃったのよ」で知られる田代美代子さんによるレコード化を希望された経緯が有って、1967年5月23日に新居浜文化センターで田代美代子さんが歌ったものが初演と言われております。しかし、フルバージョンでの最初のレコーディングは、1969年7月、森山良子さんによって行われ、その後、上条恒彦さんも加わったことでこの歌は定着し、更に1975年4月に、2分バージョンで、ちあきなおみさんがNHK「みんなのうた」で歌ったことで一躍人気化しました。 最近では、ソプラノの雨宮麻世さん、鮫島有美子さん、寺島夕紗子さん、メゾソプラノの郡愛子さん、盲目のテノール歌手の新垣勉さん、バリトンの岡村喬生さん、マリンバの神谷百子さん、アルトサクソフォンの中川美保さんなどがCDを出しております。しかし、この曲を普及させた功労者は、何回もCGを出し続けてきた森山良子さんだと思います。彼女はこの歌で、第44回レコード大賞の最優秀歌唱賞と金賞は受賞しております。私としては、この日記でも紹介した「涙そうそう」の夏川りみさんのCDが聞きたくて、探していたところ、アルバム「空の風景」で実現したとのことですので、早速買い求めたいと思っております。 昨年9月、「サトウキビ畑の歌」のTBSドラマを観た時は、この主題歌もさることながら、主人公で写真館を営む平山幸一役の明石家さんまさんの意外な演技力、その妻、美枝役の黒木瞳さんの清楚な美しさ、長男役の坂口憲二さんの男としての格好良さ、長女役の上戸にんなってしまいました。クライマックスの、明石家さんまさんが上官の命令を拒否して捕虜の米国兵を射殺しなかったために上官に射殺されるシーンはたまりませんでした。戦争の空しさを見事に訴えていました。尚、このドラマは8月4日に再放映されます。 |
| −日記帳(N0.971)2004年07月31日− |
| 奇跡のPK戦逆転勝利に酔う |
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私のサッカー観戦史の中で、今夜の2004アジアカップ決勝リーグ・準々決勝、日本対ヨルダン戦ほど見応えのあるPK戦は観たことは有りませんでした。中村、三都主がたて続けに失敗した時は誰もが敗戦を覚悟したことと思います。私も他チャンネルに切り換えようとしたのですが、GK川口の笑みを漂わせながらも闘志に満ちた精悍な顔付きを見ていたら、まだ何とかなるのではとの期待を抱くようになりチャンネルをそのままにして観続けました。 すると、意外な光景に出くわしました。英語を話せる宮本が審判に何やら話しかけると、審判は頷くような態度を見せボールを蹴る場所を反対側のサイドに変えることを宣言したのです。そして、双方の選手、関係者が反対側のサイドに移動して、PKが再開されました。宮本は中村、三都主の失敗は足場が悪いことが原因と考えてサイドの変更を審判に申し入れ、審判もこれを認めたのですが、当然、三都主のPKはやり直しとばかり思っていたようです。 足場の悪さを認めたならば、その足場の悪さで失敗した三都主のプレーは無効にしてやり直すのが当然と思われたのですが、審判はヨルダン ラテブにPKを指示しました。ラテブが左足で蹴ったはボールはゴール右上に突き刺ささり、2:0となり、日本の敗色濃厚となりました。福西は軽めの助走からゴール右隅に低いシュートを突き刺し成功すれば、ハテムはインサイドでゴール左隅に低いシュートを突き刺して、3:1で日本絶対絶命。しかし、このピンチに中田は動ぜず、左に低いシュートすると反応したGKの体の上に当たりながらゴールに吸い込まれて成功し、3:2となり、微かに勝利の可能性が漂いはじめました。 そして、運命のPK6本目、シュボウルのシュートをGK川口が左手1本で止めセーブして3:2のまま、鈴木が慎重な助走から、ゴール右上に決めて、ついに3:3の同点、そして、ファイサルが長い助走からゴール右隅を狙ったものの外して3:3の同点のまま。これで、中澤が成功すれば日本がリードできると喜んだものの、ゴール左隅を狙ったシュートはGKに読まれ片手でセーブされて3:3のまま、従ってアナスが成功すればヨルダンの勝利で万事休すと目を瞑った瞬間、長い助走からゴール右上に蹴られたボールを川口が横っ飛びでセーブし、奇跡の逆転劇がはじまりました。 宮本は落ち着いてゴール左隅に流し込んで、日本初めて4:3とリードしてヨルダンに圧力をかけました。 バシャルが左隅を狙ったシュートは、ポストに弾かれて、日本は奇跡の逆転勝利で準決勝進出しました。 この試合、日本の出来は最低だったと思います。前半11分は右サイドを崩され、シェルバイエに頭で先制ゴールを許し、それでも3分後、中村のFKをGKがはじいたところを鈴木が詰めて追いついたものの、その後も押し込まれ続け、後半以降は決定的な場面で決められませんでした。そんな中でも、川口のファインセーブが何回か有り、まさに川口デーでした。 |
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