| −日記帳(N0.994)2004年08月25日− |
| 長嶋ジャパンに思うこと(1) |
中畑コーチ以下選手のみなさんが一生懸命頑張っている姿を見て何度目頭をあつくしたことでしょうか。長嶋監督が多分震える手で書いた3の字が、奇しくも3位の3に繋がってしまったことは、残念でしたが、銅と言う字は「金と同じ」と書きますから、あの銅は限りなく金に近い銅だと思います。 しかし、オリンピックで金メダルを取ると言うことが、如何に難しいかを、シドニーに続いてまたまた思い知ったわけですから、何故金メダルが取れなかったかを冷静に分析して4年後の北京に備える必要が有ると思います。 しかし、マスコミや評論家は長嶋ジャパンの戦いぶりについては、腫れ物に触れるような感じで、差し障りのない表現に終始して批判めいた論評はしておりません。しかし、長嶋ジャパンの試合を全試合解説された星野・前阪神監督が穏やかな表現で指摘されておりましたように、戦略、戦術面のミスは多々有ったように思います。 こうした数々のミスを勇気を持って、批判するのではなく、4年後に生かすことを大前提に、風化してしまう前に堂々と論評する批評家が現れることを期待したいのですが、今のところそれらしきものを私は見聞しておりません。こうした傾向は、巨人サイドに気兼ねして1リーグ制に異論を唱えない評論家に一脈通ずるところが有るように思えてなりません。そこで、この私が独断と偏見を承知の上で、沈黙する評論家になり代わって、長嶋ジャパンの戦いぶりを分析しその問題点をクローズアップさせてみたいと思います。(明日に続く) |
| −日記帳(N0.995)2004年08月26日− |
| 長嶋ジャパンに思うこと(2) |
1.戦略面: ・1チーム2名選出の枠: これは長嶋ジャパンの問題と言うよりも、NPBの問題で、この枠のために真のドリームチームとは言い難いと思われます。例えば、中日からは川上、岩瀬、福留を、巨人からは上原、高橋、阿部(その後負傷し今シ−ズン絶望)、ダイエーからは城島、和田、松中と言ったように、枠にとらわれずに実力本位で選出すべきだったと思います、長嶋監督はこの枠の撤廃を希望したのに結局NPBの意向で撤廃は実現しませんでした。 ・オリンピック開催期間中はリーグ戦休止: 上記の枠撤廃の条件として、オリンピック開催期間中はリーグ戦を休止すべきだったと思います。台湾はこの方式を採用しております。オリンピック開催期間中は、高校野球も有ってプロ野球の視聴率低下しますので、Jリーグのナビスコ杯のようなトーナメント戦を企画したらいいと思います。 1.戦術面: ・審判のクセ、国際ルールに対して無策: 審判の判定技術レベルの低さによる誤審を前提に、審判のクセ、国際ルールの特徴をビデオ映像を分析しながら読みとる専門スタッフを、少なくとも日本に待機させるべきだったと思います。日本のプロ野球チームには投手のちょっとしたクセを読みとって、球種や牽制を事前に察知できるコーチが数多くおりますので彼等の力を利用すべきだったと思います。水泳の北島選手の場合、「チーム北島」の専門スタッフが彼の泳ぎのフォームの画像分析から欠点を読みとって金メダルに繋がったことを参考にすべきです。 ・相手投手によっては細かい野球を: 豪州戦の敗戦に見られるように、力の有る投手には本塁打は期待できませんので、現在中日がとっているような足を使った細かい野球に戦術転換して相手ナインを揺さぶるべきでした。しかし、残念ながら中日の荒木、阪神の赤星と言ったような足の有る選手がおりませんでしたので、こうした選手も代走要員として選出しておくことも必要でしょう。 ・準決勝を最優先する戦術を: 予選では3敗までは許されますので、豪州のように、準決勝を最優先させて投手ローテーションを組み、主力に休養を与えたり、戦術転換を検証したりすることが必要でした。結果的には準決勝戦の松坂を先発させ、この点では成功しているように見えますが、野手の交代、例えば大振りが目立って好機で三振の多い福留選手を交代させるくらいに策は必要だったと思います。 ・MLB所属選手の分析不足: 豪州、カナダ等の主力選手の殆どは、MLB傘下の2A、3Aの選手でしたが、こうした選手たちを事前に分析、研究していたようにはどうしても思えません。豪州のウイリアムス(阪神)に対しても策が無さ過ぎました。 |
| 前 頁 へ | 目 次 へ | 次 頁 へ |