| −日記帳(N0.1142)2005年01月22日− |
| −日記帳(N0.1143)2005年01月23日− |
| 吉村隊3800年前のミイラ発見 |
| 郵政民営化論議に思う |
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| 発見されたミイラの木棺 |
今国会での最大のテーマは郵政民営化で、国会の場以外でもいろいろと論議されております。しかし、国民にとっては判り辛いこともあって意外と関心が薄いように思われてなりません。かく言う私もその一人で、さっぱり判らないので、私なりに勉強して、私なりの意見を持ってみたいと思い、その勉強した結果を以下に纏めてみたいと思います。 私の結論は、国のためにも、国民のためにも郵政民営化は実施すべきであり、そのためには国の構造改革と国民の意識改革が必要であるとのことでした。大きな問題を解決するのに必要なことは、「小異を捨てて大同につく」であると思います。 郵政民営化の論議では、その「小異」が自由党や野党の反対意見の大半を占め、その「大同」が日本人の国民性とも言うべき伝統的な金銭感覚が邪魔して国民に広く理解されないままになっていることが一番の問題であると思います。 |
昨日、古代エジプト王国の遺跡と吉村教授ファンの私にとって嬉しいニュースが飛び込んできました。早稲田大学古代エジプト調査隊(隊長=吉村作治・同大教授)が、エジプトのダハシュール北遺跡で、古代エジプト王国・中王国時代第13王朝(BC2041〜BC1785)の未盗掘のミイラを発見したと発表したからです。 吉村隊は、現在エジプトで4ヵ所を発掘調査しております。第1番目は、「ダハシュール北遺跡とアブ・シール南丘陵頂部」で、これは人工衛星の画像解析で砂漠の下から今から3,500年前の貴族の墓を見つけており、この延長線上の研究成果が今回の大発見に繋がったとみていいと思います。因みに、第2番目は電磁波地中レーダーで探査した「アブ・シール南丘陵項部遺跡の発掘調査、第3番目はルクソール西岸王家の谷西谷のアメンヘテプ3世王墓周辺の調査で、王墓内壁画の修復・保存も手がけております。第4番目はギザ台地のクフ王の大ピラミッド南側で1987年に発見した第2の太陽の船の発掘調査です。 吉村隊は、東海大学情報技術センターとの合同で、1993年から人工衛星により地中に埋もれている遺跡を観測するという、最先端技術を駆使して調査した結果を基に、1996年よりエジプトのダハシュール北地区において発掘調査を開始しました。た。ダハシュール地域は古王国・中王国時代のピラミッド(クフ王の父、スネフェル王 が作った屈折ピラミッド、赤のピラミッド)が立ち並ぶ地域として有名で、カイロから30キロほど離れたナイル川の西側に位置しております。 当初、ピラミッドは王たちの墓と考えられておりましたが、盗掘に手を焼いて断念し、第18王朝以降はナイル川上流のルクソールの王家の谷の地下の岩窟内の墓室を墓とするようになってからは、遺体をミイラにして葬るようになりました。そこで、吉村教授らはその過渡期として、第17王朝以前の王たちのミイラがこのダハシュール近辺の地下に埋葬されていると考えて各国の調査隊が発掘をしており、吉村教授たちのチームもそのひとつで、既にツタンカーメンの指輪などを発見するという実績を挙げております。最古のミイラとされている第4王朝のヘテプヘレス1世(クフ王の母)もこの地区で発見されていることから、吉村隊はアブ・シール南丘陵頂部も含めてこの地区で、ピラミッド設計者として知られるイムヘテプのミイラが埋葬されていることを確信してこの地区で発掘を続けていた過程で今回の大発見に繋がったと思われます。 このミイラは、地下5mの竪穴墓から封印されたままの木棺の中に納められ、未盗掘の状態でした。 ミイラは男性とみられ、身長約1.6mで、青や緑、赤、黒などで鮮やかに彩色されたマスクを付け、全身は麻布でくるまれておりました。木棺は幅57cm、長さ182cm、高さ105cm、黄色に塗られ、ヒエログリフによる銘文が水色で書かれ、その銘文から被葬者は「セヌウ」という名の人物で、「アチュ」と呼ばれる、第13王朝時代のかなり高い地位の行政官であることが判明しました。 吉村教授によれば、埋葬された当時のまま完全な保存状態で発掘されたミイラとしては、有名なツタンカーメン王よりも古く最古級のものとのことですが、ヘテプヘレス1世のミイラよりは300年ほど新しいようです。 吉村隊はは今後、CTスキャンによる調査などを実施する予定で、ミイラ研究上、貴重な情報が得られるものと期待されております。 |
自由主義国家での経済は株価に反映されます。日本の経済は、現在は踊り場にあるとは言え、小泉政権発足当時にくらべて相当よくなっているのにも関わらず、当時の株価13,500円レベルから上がるどころか、逆に2,000円も下がり更に下がる傾向を示しております。本来ならば15,000円いってもおかしくない株価がこのように上がらないのは日本の株式市場に日本人及び日本の資金が流入しないで外国からの資金が流入しているからと考えられます。そして、日本人の資金が直接市場に流入しないのは、上述の日本人の国民性によるものとしてしかたないとしても、日本の資金が流入しないのは、現在の郵政にあることは郵政民営化に反対する人たちでさえも認めるところであります。 具体的に言うならば、郵貯、簡保併せて350兆円の国民から集めた巨額の資金が、国債の購入、道路公団、各種独立行政法人などへの運営資金として国民不在のまま官僚や行政の意のままに回され不急の公共事業の投資されたりして、株式市場には殆ど投資されないままになっていることが現在の郵政制度の最大の問題点で、郵政民営化の最大のメリットでも有ります。 そして、これが、その国民性故に株式投資を罪悪視すらする大半の国民にとっては自分たちが預けた資金が株式市場に投資されないことを当然として受け止める風潮がこれを助長しております。 次の問題点は郵便事業の効率の悪さからくる郵便料金の高値安定です。現在の郵便局職員は約30万人、ヤマト運輸は7万人で同じような仕事をしております。更に民間業者は税金を払っているのに郵便局は払っておりませんから国家の税収不足の一因をなし税収不足を補うために増税されていることを考えれば間接的に我々の税金を使っていることになります。更に特定郵便局の問題が有ります。郵便局は全国に約2万4800局あって、普通・特定・簡易の三種類が有り、本局が普通郵便局で、全国に1300箇所。それ以外の殆どが特定郵便局で18,000箇所有り、全体の約70%を占めております。問題はこの特定郵便局の局舎が局長さんの私有地で国が家賃を支払い、「渡切費」と呼ばれる光熱費などの維持費用も局長さんの裁量だけで国から支払われ収支が不透明になっていることです。更には、江戸時代の名主(いわゆる庄屋さん)が明治維新で特定郵便局長になり、以後130年間、公務員でありながら事実上は親から子へ受け継がれ、世襲制の既得権益が維持されていると言う不公平構造が有ります。また、特定郵便局長が自民党員を20万人以上集めて全国で100万票の自民党最強の集票マシーンになっていることも問題です。 次に反対意見として、郵貯については「政府の保証が無くなる」「郵便局しかない辺鄙なところに金融機関が無くなる」、郵便については「辺鄙なところや災害発生時に配達されなくなる」、簡保については、「1,職業による加入・支払いの制限がない 2,掛金の割安(全国同一掛金・同一保障)3,健康状態については申告制で無審査。4,国による保障で保険金の支払いが早く確実という庶民性が無くなる」と言ったところで、いずれも「小異」に属するものばかりです。 これらの問題点については確かに直ぐには解決できないものもあるので、政府は10年かけて整理していくと言っておりますし、基本的には民間でも充分対応できるものばかりと思います。例えば、郵貯の「政府の保証が無くなる」についてもペイオフ対策で充分カバー出来ますし、簡保についても外国勢の進出で簡保に競合出来るライバルが台頭しておりますし、いくらでも解決の糸口は見つけられると思います。このサイトの雑感記第三章「日本人の三つの欠点」に書きましたように、日本人の経済知識、投資意識は先進国中の最低レベルであり、株式投資を投機的行為として罪悪視し元本保証のある郵貯などの金融商品にしか手を出さない国民性の意識改革、公平で自由に競争できる社会構造への改革が21世紀の日本経済には不可欠であり、それを成し遂げるためにも郵便事業の民政化は必要であると考えます。 |
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