−日記帳(N0.1230)2005年04月23日− −日記帳(N0.1231)2005年04月24日−
楽天の泥沼の7連敗に思う 中日の対巨人3連勝に思う


今夜の日ハム戦に破れて、楽天は4月15日の日ハム戦以来の7連敗となりました。この間に取られた点は実に44点で1試合当たり平均6点強、取った点は17点で1試合当たり平均2点強ですから、7連敗するのも当然です。巨人やヤンキースも現在、それぞれのリーグで最下位ですが、同じ最下位でも中味が全く違います。

日米のプロ野球で、ともに一番の金持ち球団でスター選手を他球団から引き抜いて常に優勝候補の筆頭に上げられる巨人、ヤンキースの場合は力は有るのですが投打、攻守のバランス、あるいは監督の采配が悪くてたまたま最下位にいるだけで、これからの戦い如何では優勝も充分有り得ますが、楽天の場合は力が無いのですから、監督が最高の采配をしても優勝など有り得ません。

このまま推移すると勝率2割を割り込んで史上最悪だった近鉄の持つ年間最低勝率を更新することが考えられます。現在の楽天の主力選手は、岩隈、磯部選手と外人選手を除けば、近鉄・オリックスの合併の際にオリックスから指名されなかった2軍クラスの選手と昨年のオフに各球団から戦力外通告を受けた選手ですから、いわばバーゲンセールで売れ残った品物のようなもので安いだけで使い物になりません。在庫すれば金利がかかって費用がかかりますから賞味期限が切れる前に格安大バーゲンセールをい開いて在庫一掃しそのお金で鮮度のいい外国製品でも購入すべきでしょう。

先日の日記でも書きましたように、トレード期限の6月30日までに他の11球団が公平に一人づつ楽天の要請に基づいて金銭トレードをすべきであると思います。トレード候補は一軍定着組の中から、出来れば本人の意思に沿って選出されることが望ましいとは思いますが、プロ野球発展のためにここは球団オーナーが決断すべきだと思います。私が勝手に描いた候補者(30歳以上)は次の通りです。
(パ・リ−グのことはよく知りませんのでセ・リーグのみとしました)

中  日: 野手=大 西  投手=平 松
ヤクルト: 野手=佐 藤  投手=山 部
巨  人: 野手=江 藤  投手=岡 島
阪  神: 野手=久 慈  投手=石 毛
広  島: 野手=福 地  投手=横 山
横  浜: 野手=鈴木尚  投手=若田部
 


開幕前の予想では、中日と巨人が優勝争いするのではとの見かたが有力だっただけに、このカードが緒戦の天王山になるはずでした。しかし、現実は巨人は最下位、中日もたまたま幸運に恵まれて首位にいるだけで、とても天王山と言える状態ではありません。そこは、ファンも見抜いているのか、週末で天気にも恵まれたにもかかわらず、この3連戦、ナゴヤドームは一度も満員にはなりませんでした。

第1戦は巨人が後藤光、中日が川上で始まりました。後藤光は河原との交換トレードで西武から巨人に移籍した10勝の期待がかかる右腕でしたが、4月10日の中日戦で移籍後初先発したもののKOされましたのでこの日はリベンジを期しての登板でした。しかし、脆くも2回に連打を浴びて4点を献上して敗戦投手となり、リベンジはなりませんでした。
この試合、清原選手には史上8人目の500号ホームランの記録達成がかかっておりました。そのため、川上投手は清原選手が打席に立つたびに主審に新しいボールを要求し、ストレートで勝負してきました。4回の2回目の打席ではその速球にバットをへし折られながらもさ中前にヒットしましたが後の打席は全て打ち取られました。特に、6回、ライナー性の左飛で打ち取られてからベンチで手袋を脱ぐ清原選手の顔は清清しく映りました。精一杯やった安堵感、勝負してくれた川上投手への感謝と賞賛の入り混じった精悍な表情はピアス以上に輝いていました。

そして、清原選手への熱投で一気に疲れが出た川上は9回表ニ死を取ったところでローズに二塁打を打たれ、更に小久保に四球を与えたところで、岩瀬に交代、その岩瀬も内野安打に四球の押し出しで1点を献上、二死満塁で江藤を迎え、ホームランで逆転されるピンチに立ちましたが、二飛に打ち取って辛くも逃げ切りました。岩瀬が押し出しで点を与えるシーンはこれまで見たことも無かっただけに岩瀬も本調子には程遠い状態のようでした。

第2戦は、中日・山井、巨人・桑田の先発で始まり、中日は4回裏、四死球と3本の長短打で5点を先制すると、先発の山井が8回途中1失点の好投を見せ巨人に圧勝。好調のアレックスが先制打を含む3安打を放ち、月間最多タイとなる今季8度目の猛打賞を記録。清原は無安打に終わり500本塁打は明日以降に持ち越しとなりました。桑田は3回までは、無失点で抑えたものの鋭いライナー性のフライを打たれており、いずれ打たれるのは時間の問題と思われておりましたが、4回裏に二死を取ってから連打を浴び、敬遠後に投手の山井に二塁打打される不甲斐ない出来で2軍に降格されてしまいました。

第3戦は、中日は、昨年のドラフト2順目で入団し、4月15日の阪神戦で先発してプロ入り初勝利した中田、巨人は、昨年、史上23人目の200勝を自らの決勝アーチと完投で飾った42歳のベテラン工藤の両先発で始まりました、初回、荒木のの先頭打者ホームランで先制して、4回までは両先発投手が踏ん張ったものの、5回に中田が1死後ローズ、元木に連打された後、安部に低めの甘い球を右翼に運ばれ3点を奪われて逆転され、一気に巨人有利の展開になりました。しかし、中日は7回、一死1,2塁で井端の左中間安打で荒木が1塁から一気に生還して同点、更に11回には再び荒木のバスターエンドランで無死2、3塁とし、井端敬遠の満塁で英智が四球を選んで押し出しサヨナラとなり、中日が3連勝を飾りました。

この試合、荒木の大活躍の陰に隠れておりますが、中田の後を継いだ石井、岡本、平井の踏ん張りと、敢えて10回から岩瀬をつぎ込んだ落合監督の好采配が勝負を決めました。今年も、巨人は押さえ不在が問題になりそうです。


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