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| ロシアの対独戦勝60周年記念日 |
サラリ−マン川柳から(1) (夫婦) |
今日は、ロシアがナチス・ドイツに戦勝した日の60周年に当たる記念日と言うことで、ブッシュ米大統領、シラク仏大統領、シュレーダー独首相、胡錦涛中国国家主席、小泉首相、ベルルスコーニ伊首相、アナン国連事務総長ら、世界から50ケ国以上のの首脳が招待され、モスクワにて大々的に式典が行われました。戦勝記念なら、戦勝国だけでやればよさそうなものですが、今回は敗戦国の当事者のドイツだけではなく、イタリア、日本、韓国など対独戦勝には直接関係ない国々まで招待されており、不思議に思っていました。 よくよく、調べてみると、国連総会が昨年、5月9日を「記憶と和解の日」と宣言したため、終戦60周年に因んで行われたと言う経緯が有ることが判りました。但し、英国のブレア首相は選挙で多忙を理由に欠席、大戦後、強制的に支配され、かつスターリンによって多くの犠牲者を出したバルト3国は、そのことに何ら謝罪しないロシアに対して抗議の意味も含めて欠席しました。このあたりの事情は、中国・韓国が日本に謝罪を要求しているのとよく似ているように思われます。また、米国が旧ソ連が欧州を分断したとの解釈をしているのに対して、ロシアは旧ソ連が欧州をドイツの侵略から救ったとの解釈をし、お互いに歴史認識の違いが浮き彫りにされる一面も見え隠れしておりました。 「記憶と和解の日」の精神とは名ばかりで、ロシア賛美に明け暮れる戦勝国パレードに過ぎないこの式典に臨む各国首脳の本音は別なところに有ったことと思います。ブッシュ大統領にしてみれば、米国と異なる歴史認識にたってロシアを自画自賛する記念式典への参加は不本意でイラク戦争に反対した露・仏・独3国に対する懐柔と各国首脳との首脳会談が、小泉首相にとっては北方領土問題でプーチン大統領との首脳会談、安保理事国問題でシュレーダー独首相との首脳会談がそれぞれ本音だろうと思います。 ドイツのシュレーダー首相が、例によって「われわれは、ドイツ人の手を通して、またドイツ人の名をもって、ロシアや他の各国の国民を傷つけたことに対して謝罪を表明し、許しを請う」との謝罪の弁をこの式典に臨んで表明しており、この記念式典に招待されたことについて、「この上なく光栄なことであり、ドイツの国民への信頼を示すものだ」と述べていたのが印象的でした。 しかし、こうした戦勝国側の一方的な歴史解釈がこのような式典によって益々既存概念のように扱われていくのに腹立たしい思いをするのは私だけでしょうか。ロシア極東サハリン州の議会は8日、露大統領、連邦議会などに対し、9月3日を「日本軍国主義に対する戦勝記念日」に制定するよう求めるアピールを採択した報じられております。これは、戦勝記念日の美名にかこつけて、現在ロシアが不法に領有している北方領土をロシア領と正当化するための策略であり、やりたいなら勝手にロシアだけでやればいいことです。 歴史事実は一つしかないはずなのに、言葉に置き換えた時点で「歴史解釈」となり、その当事者の立場によっていろいろな解釈が生じてひとつでなくなります。つまり、複数の解釈が等価で成立しておりますので、「正・誤」を論ずるのはナンセンスです。従って、中国が、韓国が彼等の立場での歴史解釈を「正」と見做しても日本からみれば「誤」も有りうることをお互いに認識するのが大前提ではないでしょうか。 今回の戦勝記念式典で、ロシアは対独戦争の勝利をロシアの底力と讃えておりますが、それは日露不可侵条約を日本が忠実に守ったため、極東に振り向けるべき軍事力を全て欧州戦線に振り向けることが出来たからであり、北方領土をロシア領にしたのは、その日露不可侵条約を一方的に破って日本に宣戦布告したという歴史事実によるものでした。ロシアはそのことを全く無視して戦勝国としての権利だけを声を大にして叫んでおります。 小泉首相がこうした歴史的事実を大きく国際世論に訴える場が有ればいいのにと何時も思っております。何も謝っていればいいというわけでは決してありません。 |
このところ、川柳が静かにブームになっているようです。特にこの時期に発表される「サラ川=第一生命のサラリーマン川柳コンクール」の入選作品はほとんどの新聞で取り上げるほどに人気化しております。私は川柳を創作することは出来ませんが、見るのは大好きで気に入ったものをメモにして、気分が優れない時に口ずさんでは大笑いしております。 このサラ川は、ほぼ次の三つのジャンルに分類されます。 1.夫婦: 2.家族: 3.会社その他: 1994年の第4回(1964)年から今年の第18回までの優秀作品(各回上位100位以内)約1,000種の中から、このジャンル別に私の好みによって50首を選んでご紹介させて頂きたいと思います。(あくまでも、判断基準は私の好みですので選者の順位とは全く関係有りません) 今日は、1.夫婦です。作者がサラリーマンが多いので圧倒的に、妻を対象にした作品が多くなっております。綾小路きみみまろ的な表現で、結婚当時に較べて様変わりした妻を嘆きながらも、何かそこはかとなく夫婦愛が感じ取られるようです。 1. 恋仇 譲れば良かった 今の妻 2. プロポーズ あの日にかえって ことわりたい 3. ボディコンを 無理して着たら ボンレスハム 4. タバコより 体に悪い 妻のグチ 5. 妻の声 昔ときめき 今動悸 6. いい家内 10年経ったら おっ家内 7.『ゴハンよ』と 呼ばれて行けば タマだった 8.できるなら 女房初期化 してみたい 9.有害だ「混ぜるな危険!」嫁姑 10.「残念!」と俺の給料妻が切り 11.ヨン様かあ オレは我が家でヨソ様さ 12.久々の 化粧に子ども あとずさり 13.生まれた子 整形前の ママの顔 14.妻と行く 久々デートは 人間ドック 15.恋女房 何時(いつ)か知らずに 肥え女房 16.厚化粧 ハエはとまれど 蚊は刺せず 17.目は一重(ひとえ) アゴは二重(ふたえ)に 腹は三重(みえ) 18.服選び 昔ブランド 今サイズ 19.耐えてきた そう言う妻に 耐えてきた 20.停年で 留守番出来たと 妻出掛け 21.妻の後 入る湯舟に お湯を足し 22.ダイエット 形状記憶で 元どおり 21.もうすぐネ 妻がぶきみな 定年前 22.妻」の字が 「毒」に見えたら 倦怠期 23.振り向くな うしろ姿の 君が好き 24.「オレオレ」と 帰るコールに どちら様? 25.あの世まで 一緒と思うな 墓(はか)は別 26.ダイエット グラムで痩せて キロで肥え 27.もう寝たか ママは寝たよと 子が返事 28.結婚の 写真見た子が 『ママはどこ?』 29.メル友に 会ってみたら 我が主人 30.顔だけが ブランド品で ない女房 31.お帰りは 寝ているくせに 何んで聞く 32.メシがない 飲んで帰れと 妻の指示 33.誓います 結婚したら 違います 34.パートして 時給を越える 化粧代 35.バーゲンで 疲れた私 タクシーで 36.化粧とり プールに入った ママはどこ 37.助手席の 位置が違うと 疑惑の目 38.ダイエット 減らない体重 増える器具 39.食べる物 決まっているのに まずメニュー 40.本物の ビール買ったら 妻 激怒 41.オレオレに亭主と知りつつ電話切る 42.ケンカして判った妻の記憶力 43.妻の声 残業ですか 上機嫌 44.ショッピング 昔、デパート 今百均 45.安売りを まとめ買いして また赤字 46.帰宅して フロ、メシよりも 犬の餌 47.妻に尻 上司に肩を たたかれる 48.掃除機で 一円吸い込み ゴミひろげ 49.寒いよネ ママ目で合図 動くパパ 50.“めし”“ふろ”に 下さいついて 妻動く 中でも、私は 1.と2.に共感を覚えますが、この作者は入選したことを作品とともに奥さんに知らせたのでしょうか。場合によっては離婚騒動に発展しかねませんから気をつけないといけないですね。 本音詠み 妻に入選 告げられず (これも入選作品です) |
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