−日記帳(N0.1282)2005年06月14日− −日記帳(N0.1283)2005年06月15日−
中日失速の原因を探る(2)
中日失速の原因を探る(3)


昨日、掲げた下記の七つの失速原因について、私の勝手な推測を
交えて説明を加えてみたいと思います。関連する事実関係を確認
したわけではありませんので、憶測、誤解、独断、偏見の謗りは
避けられないことは充分に承知しておりますが、これもドラゴン
ズを一途に愛する思いで推測したことですのでご容赦願いたいと
い思います。

1.ウッズの弱点を読み切れないまま、今年最大の補強とした
2.コーチ陣に外様を重用しすぎて選手達に疎外感を醸成させた
3.選手の欠点是正が出来ないコーチ陣を野放しにしている
4.優勝の翌年に起こりやすい優勝後遺症対策を怠った
5.二軍での選手の育成、一軍落ち選手の矯正の成果が出てない
6.ウッズのヤクルト藤井投手への不法な暴行行為を擁護した
7.同じミスを繰り返す学習能力の低い選手への抜本対策の欠如

1.ウッズの弱点を読み切れないまま、今年最大の補強とした

下表は、昨日の時点での12球団の4番打者の成績です。
ウッズは、打率、併殺打でワーストワン、打点でワーストツー、
三振でワーストスリー等、総合的にはあの楽天の山崎と並んで最
低の4番打者と言われてもしかたのない成績と言えます。たまに
打つ本塁打もソロが多い上、勝利に結びつかないことが多い反面、
好機に三振、併殺打が多いとあっては、監督として我慢の限界が
近づきつつあるように思います。
ウッズのこの不調は前後の打者にも影響を与え、3番の立浪、4
番の福留にまで悪影響を及ぼしております。

ウッズはインコース攻めされるのを嫌ってバッターボックス後方
に立つことは横浜時代から知られておりますが、中日に来てから
それが極端になり、普通に立っていればややアウトコース寄りの
絶好球がウッズには遠目となり、これを打とうとするとバットの
先に当たってボンゴロになる場合が多くなったように見受けられ
ます。交流戦直前のヤクルト戦で、藤井投手の頭をかすめたボー
ルに激怒して殴りかかったのも、自分がインコースに弱いことを
暴露した愚挙以外の何ものでも有りません。

落合監督は勿論、こうした欠点を知ったの上でウッズを獲得した
のでしょうが、これほどまでの酷い状態は予想の範囲を超えてい
るものと思われます。このままでは最大の補強が最大の泣き所に
なりかねません。監督自ら矯正指導するか、あるいは内外から代
わりの人材をあてがうかする必要に迫られつつあるように思います。

選 手 名(所属) 打 率 打点 得点 本塁打 出塁率 四球 三振 併殺打

ウッズ (中 日) .236   35   32    14    .336   15   58    11 
金 本 (阪 神) .339   58   49    15    .439   43   26     1
ラミレス(ヤク ルト) .265   51   32    17    .307   12   47     6
佐  伯 (横 浜) .258   60   26     5    .332   24   52     9
清 原 (巨 人) .272   41   35    18    .363   30   32     5
ラロッカ(広 島) .364   36   27    11    .433   13   14     3

ベニー (ロ ッ テ) .312   61   36    12    .365   20   29    10
松  中 (ソ フ ト) .299   62   56    23    .388   36   41     5 
セギノール (日 ハム) .299   38   33    12    .368   25   63     6
カブレラ   (西 武) .268   38   32    14    .383   34   52     5
ブランボー (オリックス) .252   36   30    11    .336   32   62     9
山  崎 (楽 天) .260   22   13    10    .313    9   32     2

2.コーチ陣に外様を重用しすぎて選手達に疎外感を醸成させた

現在の中日のコーチ陣には中日生え抜きは3人しかおりません。
その3人もはっきり言ってそれほど能力が有るとも思えません。
選手が自発的に教えを乞うには、話しやすい雰囲気が必要と思われ
ます。そのためには、ある程度は自分を以前からよく知っている先
輩の方がいい場合もありますが、現体制はあまりにも外様ばかりで
話しやすい雰囲気とは思えません。勿論、有能なコーチなら生え抜
き、外様は関係ないのですが、そうでない場合は選手、コーチの間
に壁が出来てしまうことが懸念されます。


3.選手の欠点是正が出来ないコーチ陣を野放しにしている

今の、ドラの選手は野手、投手ともに壊滅状態に近い状態と言って いいと思います。岡本、山井、小笠原、朝倉等のかって活躍した中 継ぎ投手陣の極端な不振、荒木、立浪、ウッズ、福留、森野等主力 打者の不振、実績が有るだけにこうした選手たちの立ち直りにはコ ーチ陣の尽力が不可欠と思われるのに、そんな兆しは全く見えてき ません。

素人目からも判る岡本のバラバラな投球フォーム、相変わ らずインコース低めの球を振り回す福留、かっての関川の二の舞を しつつある荒木など、どうしてあの欠点の是正に手間取るのでしょ うか。コーチ陣が無能なのか、コーチの意見を聞こうとしないのか 判りませんが、こうした状態を野放ししておく監督も同罪です。

4.優勝の翌年に起こりやすい優勝後遺症対策を怠った

優勝した年は目先の1勝にこだわって無理をしてしまうため、その疲れが翌年に持ち越されていろいろな後遺症がでることが多く、セ・パともに2000年以降連覇が無いのは、翌年、補強した以上に怪我人が出て戦力が低下したことによります。

落合監督もドラフトで即戦力投手を獲るなどそれなりに補強はしておりますが、山本昌(40)、立浪(36)、谷繁(35)、落合(36)などの30代後半の選手に疲れが溜まったり、持病の腰痛が再発したりして戦力が低下してしまいました。ポスト立浪、ポスト谷繁を積極的に推し進めなかったツケがまわってきたようです。

5.二軍での選手の育成、一軍落ち選手の矯正の成果が出てない

投手では、若手の長峯、中里、石川、ベテランでは小笠原、平松、野口等がなかなか一軍に上がってこないことに加え、二軍落ちした朝倉、中田、山井等が落ちたままの状態が続いており、二軍が育成、矯正の役割を果たしていないように思えてなりません。また、さして調子のよくない岡本、のも、久本等を一軍に留めておくのもよく判りません。

6.ウッズのヤクルト藤井投手への不法な暴行行為を擁護した

ウッズへの投球はテレビ画面で見る限り、それほど酷いビーンボールとも思われず、この程度の投球は他球団の4番打者に対してよく見られ、特に清原選手の場合は頭に当たっておりますが乱闘騒ぎには至っておりません。ウッズの場合は身体に当たったわけでもないのに、あのように激高して相手投手を殴り倒す行為は明らかに行き過ぎと思われます。

問題は、このような許されない暴力行為を行ったウッズ選手を落合監督が擁護する発言をし、球団もそれに同意して罰金などの制裁処置を行わなかったことです。これは社会的に許されない行為であり、ウッズ選手の10試合の出場停止と言う物理的ダメージだけでなく、選手たちにも精神的なダメージを与え、後の試合に少なからず悪影響を及ぼしたことと思います。もし、藤井選手が殴られた時のショックで頚椎捻挫などの負傷を負って選手生命が危ぶまれるいうな事態になっても落合監督は彼を擁護するのでしょうか。

7.同じミスを繰り返す学習能力の低い選手への抜本対策の欠如

朝倉投手は何度同じミスを繰り返すのでしょうか。森野選手も、福留選手も同じです。このように、同じようなミスを繰り返すのは学習能力の欠如ですから、ただ漫然と練習を繰り返しても効果は出てこないと思います。それには集中力を高める精神修行から始める必要が有ると思います。星野監督の時代から中日には集中力に欠ける選手が多い悪しき伝統が有りますので球団としても外部から専門家を招聘して抜本対策を講ずる必要が有ると思います。


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