| −日記帳(N0.1288)2005年06月20日− | −日記帳(N0.1289)2005年06月21日− |
| 新聞とインターネトの関係 |
読売新聞とナベツネ |
先進国に共通の傾向と言われておりますが、新聞の発行部数が年々減少しております。 日本では、1997年に5,3775万部をピークに下降傾向をたどり、昨年は特に落ち込みが大きく、5,287万部になりました。1,000万部を超える世界一の大衆高級紙を豪語する読売新聞もその例外ではなく、1,000万部割れは時間の問題と言われております。 この傾向は、インターネットの進歩と密接な関係にあるようです。例えば、W杯サッカー、五輪などの国際大会は時差の関係で、1日に朝夕2回しか発行されない新聞ではその結果を知るのにタイムラグが有って意味をなさない場合が多いのに対して、インターネットは24時間配信されますので、殆どリアルタイムで情報を得ることが出来ます。 月尾元東大教授の試算によれば、1日で普通の新聞を読むのに1,228キロカロリー消費しますが電子新聞ならその1/20で済み、本を1冊買って読むのにくらべ電子書籍ならその1/40で済むとのことです。それに新聞は読みたくも無い記事や広告ばかりで、実際に読むのは全紙面の1/5程度と推定されます。その点、インターネットは、まず読みたいジャンル、件名を検索することで絞込むことが出来ますので効率的です。 こうして殆ど読まれないまま新聞は紙屑になって捨てられ、廃品回収されるとは言え、新聞一年分(約70s)は樹齢20年の木を一本半の森林資源をを消費することになりますから、日本全国で年間370万トン、樹齢20年の木にして8.000万本が新聞の材料とそて伐採されていることになります。更に、印刷に使われるカーボン、インク等の資材、更には運搬、配達に費やされるガソリン代、電気代、人件費を入れると莫大なエネルギーとなり、読まれないまま捨てられている4/5ことを考えると、省資源が叫ばれるこの時代に相応しくない莫大な無駄使いと言わざるを得ません。 このような背景の下で、新聞を中核とするメディア業界はインターネット業界を敵視するようになり、かってはネットバブルを囃し立て、住基ネットにも批判的な態度をとるなど、時代の流れに逆らうような態度を示しております。そして、フジ−サンケイグループとライブドアの攻防戦にもこのような背景が見え隠れしていたように思われます。 |
読売新聞は発行部数1,000万部の世界最大の大衆高級紙と豪語して新聞業界に君臨してきました。しかし、その発行部数も昨日述べたような業界事情で年々部数が減り続け、謳い文句の1,000万部の大台割れは必至の状況になっているように思われます。戦後、読売ジャイアンツの全国的な人気を利用して発行部数を伸ばしてきましたが、このところの読売ジャイアンツの観客動員数、視聴率の低下に加え、読売ジャイアンツの成績不振もあって、読売新聞は危機感を募らせているように思われます。 ナベツネこと、その読売新聞の最高責任者の渡辺恒雄氏(79)が、昨年の夏、読売ジャイアンツのオーナーを辞任し同時に球界からも引退して間もないこの時期に、再び読売ジャイアンツの球団社長に就任することで、読売ジャイアンツの再建、さらには球界全体の発展にに尽力したいとの声明を発表しました。 私は、裏金問題の責任をとって読売ジャイアンツのオーナー及び球界から引退してまだ1年も経たないのに、その行為を反故にする見識の無さだけでなく、80歳にもなろうとする老人が読売新聞の最高責任者にまだ居座っていることに呆れました。あの西武も、ダイエーもワンマンであるが故に 崩壊してしまいました。トヨタ、ホンダ、松下、ソニーなどはそうした弊害を無くすために、例え有能であっても交代をタイミングよく行うとともに若返りを図っております。読売にはこの老人に頼るしかないほど人材が不足しているのでしょうか。 今の巨人軍をダメにしたのは、他球団のスター選手を無いものネダリした長嶋さんであり、それをバックアップしたナベツネでもあるわけですから、自分で蒔い種を拾うのもいいのですが、ぉれまでのように、育てることより集めることを優先するようでは再建は無理でしょう。ナベツネは野球のことより、本業の方に力を注ぐべきでしょう。 また、球界にはナベツネの盟友だった中内氏や堤氏は去り、新たにナベツネの嫌うネット業界から孫氏や三木谷氏が加わって勢力図が変りつつあり、更には巨人人気の低落により巨人中心の新リーグ構想も脅しのネタにはなり得いことから、ナベツネが主導権を持つことは考えにくく、いずれも空振りに終わる可能性が強いように思われます。 |
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