−日記帳(N0.1599)2006年05月03日−
選手年俸とチーム成績の関係(1)
(セ・リーグ)
−日記帳(N0.1600)2006年05月04日−
選手年俸とチーム成績の関係(2)
(パ・リーグ)


チーム名 年俸総額
(億円)
(05年→06年)
順位
(04年
→05年)
勝数
(04年
→05年)
投資効率
(億円/勝)
(05年)
読売
ジャイアンツ
38.7→34.5 3→5 71→62 0.62
中日
ドラゴンズ
28.8→29.6 1→2 79→79 0.36
阪神
タイガース
25.5→28.9 4→1 66→87 0.29
ヤクルト
スワロ−ズ
20.8→21.5 2→4 72→71 0.29
横浜
ベイスターズ
28.5→20.6 6→3 59→69 0.41
広島東洋
カープ
15.3→15.0 5→6 60→58 0.25

チーム名 年俸総額
(億円)
(05年→06年)
順位
(04年
→05年)
勝数
(04年
→05年)
投資効率
(億円/勝)
(05年)
福岡ソフトバンク
ホ−クス
27.2→27.5 1→1 77→89 0.30
西武
ライオンズ
22.5→21.0 2→3 74→67 0.33
北海道日本ハム
ファイターズ
21.6→21.5 3→5 66→62 0.35
ロッテ
オリオンズ
19.3→24.1 4→2 65→84 0.23
東北楽天
ゴ-ルデンイーグルス
16.6→14.9 →6 →38 0.44
オリックス
バファローズ
16.5→19.7 6→4 49→62 0.27


日本プロ野球選手会(宮本慎也会長(ヤクルト))は一昨日、選手会加入選手(外国人を除く)の今季の年俸調査結果(出来高払いを除く)を発表しました。支配下選手743名の平均年俸は1980年の調査開始以来、始めて減少した前年より8万円増え、0.2%増の3,751万円でした。

年俸総額は前期の281.3億円から278.8億円に微減しております。
これは城島、ローズ等の大物選手が日本を離れたのに対して日本に来る大物選手が少なかったことが原因と思われます。このところ毎年のように増え続けていた巨人は、ロ−ズ、江藤、清原等の大物選手を放出したため3.4億円も減ってスリム化しました。反面、阪神は優勝の恩賞で巨人の減少額と同額の3.4億円増えております。

中日は大物補強せずに野口、大西、幕田、森、大友、筒井、平松等の準一軍クラスを大量に放出してており、本来なら減っていいはずなのに、福留、川上、岩瀬、井端等に大判振る舞いしたため微増し、ヤクルトも米国帰りの高津、石井の復帰で微増しております。一方、横浜は超大物の佐々木の引退で大幅に減り、広島も野村の引退、ラロッカの放出等によって微減しております。

チームが1勝上げるのに、選手年俸として注ぎ込んだ資金がどれだけ使われたかを、上表で投資効率として掲げております。例えば、巨人は昨年0.62億円だったのに対して、広島はその半分以下の0.25億円で済んでおります。 巨人が80勝以上で今年優勝し、中日が70勝以下で優勝を逃せば、投資効率は巨人、中日が0.43億円/勝で並び、巨人に代わって中日の効率の悪さがクローズアップされることになります。ヤクルトは毎年、投資効率がよくこのあたりを他球団は見習うべきと思います。

ソフトバンクが今年も最高額になっておりますが、それでもセ・リーグなら4位に相当し、年俸総額でもセ・リーグの150.1億円に対して128.7億円で20%弱少なくなっております。投資効率はセ・リーグにくらべて全体的によく、特に日本一に輝いたロッテの0.23億円が際立っております。反面、楽天が最悪の0.44億円は意外です。年俸総額は広島と殆んど変わりませんので、年俸の高い割には働かない選手が多いことを示しております。

オリックスが清原、中村等の大物選手を獲得した割には年俸総額は昨年と大きく変わらず、0.27億円という効率のよさが目立っております。楽天、オリックスはもう少し年俸を上げてでも優秀な選手を獲得すべきでしょう。


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