−日記帳(N0.1619)2006年05月23日−
両足義足でエベレスト登頂!
−日記帳(N0.1620)2006年05月24日−
ヒマラヤ画像の編集(1)


(エレベスト登山中のイングリスさん)

私は高い山が大好きです。但し、登るのではなく見ることです。これまでもロッキー山脈をバスの車窓から、ヨーロッパアルプスを登山電車やケーブルカーから、そしてヒマラヤ8,000m級の山々を遊覧飛行機のコクピットから見てきました。マッターホルンやユングフラウでは僅か200m前後の高低差のトレッキングでばててしまい同行の皆さんに迷惑を掛けたことも有りました。五体健全でも山登りは大の苦手にしているのに、両足義足の男性があのエベエストに初登頂したとのニュースが先週の16日に報道され仰天しました。

この方は、ニュージーランド南島のハンマースプリングズに住むマーク・イングリス(47)さんで、12歳から登山を始め18歳でプロの登山家となりましたが、1982年にニュージーランド最高峰クック山(3,754m)を登山中に雪嵐に見舞われ、氷の洞穴に2週間閉じこめられた際に凍傷にかかり両足のひざから下を切断するという不幸に遭いましたが、その後も両足に義足を付けて登山を続け、永年の夢だったエレベスト登頂を果たしたのでした。

ところが、マーク・イングリスさん等約40人が、頂上付近で倒れている男性に気付きながら救助せずに登山を続けていたと今日、外電が報道しております。それによると、英国人のデービッド・シャープさん(34)が単独で登頂した後300mほど降りたところで酸素不足のため倒れていたのに、マーク・イングリスさんが救助しなかったためにその後、酸素欠乏で死亡したとのことです。

同じ、ニュージーランド人登山家で1953年に世界で初めてエベレストを征服したエドマンド・ヒラリー卿(86)は、このマーク・イングリスさんの行動を登山家にあるまじき行動と避難したのに対して「自分ができることは何もなかった」とのマーク・イングリスさんが反論し、地元のニュージーランドでは登山家の倫理をめぐり議論を呼んでいるようです。

しかし、私はこの報道にいくつかの疑問を感じます。まず、デービッド・シャープさんが単独と言ってもシェルパが付いていたはずでそのシェルパが何故救助しなかったのかということと、マーク・イングリスさんにも何人かのシェルパをはじめサポーターが同伴していたはずでその同伴者たちが倒れているいる人を無視するなんてことも有り得ないと思うのです。

その論議はさておき、かっては、登頂を試みて多くの登山家が命を落としたあのエベレストに数え切れないほどの登山家が登頂に成功しているのには驚かされます。より安全な登攀ルートの開拓、気象情報の精度向上、装備品の発達がその原因と思われますが、富士山のようにゴミの山にならないよう願いたいものでrす。


遊覧飛行機から撮影したサガルマータ国立公園の風景

昨日の日記で、エベレストの話題を採り上げましたので、今日は先回のネパール旅行の際にエベレスト遊覧飛行機のコクピットのガラス越に撮影したデジカメ画像を編集してみたいと思います。遊覧飛行機は20人ぐらい乗れるプロペラ機で、座席の窓からも撮影出来るのですがコクピットからの方が見晴らしがいいのでエベレストが見られるところまで飛行機が近づいた時に交代でコクピットに呼ばれ、1分間ほどコクピットから撮影することが出来ました。

エベレストは、ネパールのサガルマータ国立公園の中にあります。
エベレストは英語ですが、中国語ではチョモランマ、ネパール語ではサガルマータと呼ばれることから、この名が付いております。この公園の中には、世界最高峰のエベレスト(8848m)の他に8000m級の高峰が連なり、峰から深く切れ込んだ谷には氷河が流れ落ち、原始地球の姿そのままに汚れない豊かな自然が残されております。

ヒマラヤ山脈はインド・オーストラリアプレートとユーラシアプレートの衝突により隆起し持ち上がった大地によってできあがり、エベレストの周辺にはローツェ(8516m)、マカルー(8481m)、チュー・オユー(8153m)の8000mを超える峰が4座、6000m以上の峰は約10座有り、これらの山群全体がサガルマータ国立公園に入っております。

私は当初、遊覧飛行機がエベレストの上空まで行くものと期待していたところ、上の写真で判りますように、エベレストよりかなり南側に離れたところまでいくとUターンして引き返すコースをとりました。その理由を聞いたところ、エベレストに接近し過ぎると、ネパール、中国(チベット)の国境がエベレスト山頂の稜線に有りますので領空侵犯する恐れが有り、その場合は撃墜される危険性が有るからとのことでした。その真偽のほどは判りませんが、両国の話し合いで遊覧飛行では通常の旅客機と同様に相互に領空侵犯は問わないようにしたらいいのにと思いました。

ところで、上の画像には幸いにも、よく晴れたエベレストを含むサガルマータ国立公園の様子がバッチリと収まっておりますが、残念なことに「青とび」現象により全体が空色っぽくなており、遠景のためにエベレストやマカルーなどの山々が見難くくなっております。
そこで、色の修正とトリミングによりそれぞれのテーマに従って画像修正をしてみたいと思います。まずは、上の画像を元にエベレストを中心とする画像に編集してみたいと思います。そのプロセスを明日の日記にて纏めてみたいと思います。


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