−日記帳(N0.1629)2006年06月02日−
古代遺跡と地震対策
−日記帳(N0.1630)2006年06月03日−
8回目にして今年最高の釣果


地震で石飾りが脱落したプナンバナン遺跡

今回地震に襲われたインドネシア・ジャワ島のジョグジャカルタ地方には、世界最大の仏教寺院遺跡で世界遺産のボロブドゥール遺跡、ヒンズー教の寺院寺院遺跡で世界遺産でプナンバナン遺跡があります。今回の地震でこれらの宗教遺跡の被害が心配されましたが、幸いボロブドゥール遺跡の被害は無かったのですが、プナンバナン遺跡群の中でも代表的存在とされる高さ約50mのロロ・ジョングラン寺院の周囲には、壁面や尖塔から脱落した人の胴体ほどもある大きな石飾りが一面に散乱し余震による崩落の危険があるとして、同寺院群がある史跡公園は全面閉鎖となるなど被害が出ております。

これらの宗教遺跡はカンボジアのアンコールワットとともに、ヒンズー教徒、仏教教徒にとどまらず人類共通の至宝であり、それが故に世界遺産に指定されているわけですからインドネシア政府は国の威信をかけてこれらの世界遺産を地震などの自然災害から守る義務が課せられております。プナンバナン遺跡では過去の地震で脱落した石飾りがそのまま放置されていると報じられており、もし事実ならインドネシア政府がその義務を果たしているようには到底思えません。

遺跡に地震対策を施すことは、ありのままの状態を変えてしまうので邪道との意見も有りますが、地震による崩壊でその姿そのものが無くなってしまうことと比較すれば許されることと思います。少なくとも外観を変えずに内部から補強することは充分可能と思われます。例えばエジプトの古代遺跡のアブシンベル宮殿は元は現在の位置より60m下に有ったのですが、アスワン・ハイダムの建設により水没する運命にあったため、ユネスコの音頭で1960年から65年にかけて切断して移設され見事に元の状態が再現されております。私も細かく観察したのですがその事実を事前に知らされていないと全く気付かないほど精巧に復元されておりました。

国民の生命を守ることが第一優先で、遺跡の保全は二の次が現実ならば、インドネシア政府は日本などに遺跡の保全について資金・技術援助を国の面子に拘ることなく要請すべきでしょう。これらの世界遺産はインドネシアだけのものではなく人類共通の遺産だからです。


この日釣り上げた貴重なアナゴ

来週から梅雨入りの可能性が強く梅雨入りすると釣行できる日が少なくなります。そんなわけで釣行できそうな日には釣行しておこうとの思いから、雨の心配が無く比較的風の弱い今日の天候を見込んで何時ものポイントに出向きました。今日は土曜日とあってポイント周辺には10隻以上の釣り船で賑わっていました。これまではメバルのみを狙っていましたが、先日たまたま釣り上げた1匹のアナゴを天麩羅にして食べたところ、とても美味しかったので、アナゴも狙うことにしました。

魚の名前は地方によって異なることが多いのですが、このアナゴも愛知県では目の周辺が白いので「メジロ」とも呼ばれています。アナゴは穴子と書きますが、昔は穴魚と書かれていたようです。漢字には中国の漢の国の読み方(漢音)と呉の国の読み方(呉音)の2種類が有り、江戸時代まで関西方面では呉音の方が優先され、呉音では魚をゴと読むことからアナゴと発音されるようになったと言われております。また地方によっては

アナゴにはマアナゴ、ゴテンアナゴ、ハナアナゴ、クロアナゴなど多くの種類が有りますが、先日天麩羅にして食べて美味しかったのはこのうちのマアナゴです。マアナゴは、上の画像をよく見ると頭から体側の側線に沿って白い点々が線状に連なっているのが認められることから識別できます。そして、その点々が天秤ばかりの目盛りに似ているから地方によっては「ハカリ」と呼ばれることも有るようです。たまに、同じ科目のウナギ、ハモ、ウミヘビが釣れることが判りますが、基本的にはこの白い点々の有無で識別できます。

ウミヘビと言っても爬虫類の毒蛇のウミヘビではなく魚類のウミヘビで、人を死に至らしめるほどの毒は無いとされておりますが、鋭い歯で噛まれると怪我をする恐れが有りますので要注意です。ウミヘビは食べられますが、アナゴほど美味しくはなく噛まれろ危険も有ることからウツボと同じようにハリを外さないでハリスを切って放流することにしております。

この日は、小潮で満潮が23時30分ぐらいでしたから潮周りはあまりよくなかったのですが、暗くなってから間断なく当たりが続き、やや小振りが多かったものの大型20枚、中型30枚、小型20枚で今年最高の釣果を記録しました。アナゴを狙うためにメバル仕掛けの竿で底に落とし込んで切らずに僅かに上下させて誘いをかけましたが釣れるのはメバルばかりでアナゴは全く姿を現わしませんでした。

そこで、メバル仕掛けからキス仕掛けに変えて、軽く投げてからゆっくりとリールを巻いて誘いをかけたのですが、やはりメバルしかかかってきません。面白いことに、胴付きのメバル仕掛を真っ直ぐに下に落とし込んで底を切ってから上下させて誘いをかけるよりも投げ仕掛けのキス仕掛けを投げてから横に引いて誘いをかける方が釣れるメバウの型がいいようでした。結局、納竿寸前にやっと1匹のアナゴがかかってきただけでした。やはり、キス仕掛けではなくアナゴ専用の仕掛けにしないといダメであることが判りましたので、次回は手作りのあなご仕掛けで挑戦してみたいと思います。


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