| −日記帳(N0.1639)2006年06月12日− |
| 豪州に完敗の原因を分析して |
| −日記帳(N0.1640)2006年06月13日− |
| 信じられないお粗末なプレー |
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| 日本先制ゴールの場面で相手GKの前に立ちはだかる高原と柳沢 (豪州側は反則行為により得点は無効と抗議するも受け入れられず) |
試合終了を告げる「ピー ピー」と長い笛が2回、スタジアムに響き渡り、力なく肩を落として自陣に引き上げて行く日本選手たちを自分でも不思議なほど冷静に見つめることが出来ました、その思いは1993年のあの「ドーハの悲劇」とは全く異なっておりました。あの時は、ライバルは当日試合をしていたイラクではなく韓国でした。イラクに2:1とリードしたままロスタイムに入り、あと1分で日本が永年W杯の道を塞がれてきた宿敵韓国を倒して初のW杯出場権を獲得する瞬間が訪れると言う、待ちに待った瞬間が訪れるところでした。 思いもよらぬ武田(修)のパスミスに端を発して無情にも日本のゴールネットにボールが点々と転がって同点になった直後に鳴った長い笛は私には聞こえませんでした。日本選手たちが次々とピッチに倒れこんだように私もテレビの前で頭を抱えて倒れこみました。そしてその夜は悔しくて悔しくて一睡も出来ませんでした。翌日、会社でもこのことにはお互いに触れないようにしていたことを今でもよく覚えております。W杯に出場出来なかったことよりも、99%諦めていた韓国が思わぬタナボタで逆転の出場を果たすことが悔しくてならなかったのです。 しかし、今晩の日本は完敗でした。体力、気力、技力の全ての面で劣っておりました。後半39分を過ぎて日本選手たちは折からの暑さのためか、急激に運動量が落ちて動きが悪くなり以降、6分間で3点も取られるという失態を招きました。かって、酷暑の中東地域での試合では日本選手たちは暑さ対策を充分にして試合に臨んでおりました。豪州は後半に入って早々に、運動量の落ちたブレシアーノ、ムーア、ウィルクシャーを8分、16分、30分にカーヒル、ケネディ、アロイジに代えると39分、44分に代わったばかりのカーヒルが同点、逆転のゴールを決め、47分にはダメ押しのゴールをアロイジが決めております。 それに対して日本は最初から動きの悪かった柳沢を後半34分、敗戦の大勢が決まった後半46分に負傷の坪井に代わって出場しながらミスばかりしていた茂庭を大黒に代えるという理解に苦しむ交代が行われましたが、運動量の低下を補うという本来行うべき対策は何も行われず、体力の劣勢はそのまま敗戦に繋がってしまいました。 上の画像は、前半26分中村のボレーシュートがそのままゴールした時の様子を示しております。ボールはGK、シュワルツァー の右肩の手前に有ります。そして、高原がGKの身体に、柳沢が相手DF2人の身体に触れんばかりに動きを阻止しようとしております。この状態で日本側にファウルを与えることは無理と思われますが、GKがボールを横っ飛びに不自然な体形で捉えようとしているところを高原がGKの足を掬っていると見做されればこれは日本側のファウルが与えられるのが至当と考えられます。 1997年のルール改正で「キーパーチャージ」の項目は無くなりましたがGKを保護する考えはそのまま残っており、ボールを捉えようとして飛び上がったり、横っ飛びしたり不自然な体形をしているGKの動きを妨げることは危険な行為としてファウルが与えられることに変わりは有りません。このシーンだけでは断定は出来ませんが、限りなく日本側のファウルに近いと私はその時は思いました。現に、主審のエルファタは試合後に日本側のファウルであり自らの誤審を認めたとの報道が有りましたが真偽のほどは判りません。 言わば、タナボタのこの1点が逆に日本に敗戦を招いたと言っても過言ではないと思います。この先制で日本はその後、やや引いた陣形をとったため前がかりになった豪州の攻撃に苦しんで守備ラインを高い位置で保てず中盤の主導権を豪州に握られ、気力の点でも豪州に劣っておりました。確かにGK川口と守備陣が粘り強く守りはしましたが、むしろこの1点は無いものと考えて積極的に攻撃を仕掛けるのが「攻撃は最良の防御」とする本来の戦い方だったはずで、気力以外に戦略の面でも日本は劣っていたと言わざるを得ません。 そして、徹底的な差はボールのキープに関する技力に出たと私は思います。まずGKのゴールキックの飛距離に大きな差が有りました。川口のキックは距離も勢いも遠くシュワルツァーに及びませんでした。川口がキックしたボールは容易に相手GFにキ^プされてしまうのに対してシュワルツァーのキックを日本のDFは容易にキープ出来ず、逆に相手に奪われると自陣での苦しい受身の姿勢を強いられる場面が何回か有りました。同様に相手がロングパスを出すとやはり日本のDFは容易にキープ出来ず、守勢一方になってしまいました。 パス回し、ドリブル突破、シュート等の技術には特に大きな差はなくむしろ日本の方が個人技には秀でているとも思えましたが、スピード、勢いの点で劣るため個人技を生かすことが出来ていないように思えました。ただ、ボールを奪い合いする時にこのスピード、勢いの差がモノを言いました。人の運動エネルギーはスピードの二乗と体重に比例しますから、豪州選手の運動エネルギーは体重で1.3倍、スピードで1.1倍とすると 1.3×1.1×1.1=1.6(倍)になりますから、技術+勢力=技力 という合成語を勝手に作ってその差が出たと考えたわけです。 以上の三つの観点、体力、気力、技力の面で日本は豪州に劣り、負けるべくして負けたものと思います。アジア地域ではこれらの差は殆ど出てきませんが、欧州、南米を相手にする場合は常にこの差がでてきて不利になります。この差を縮めて日本本来のセットプレーのプラス面を前面に出すにはしっかりした戦略に基づいた選手に自覚が不可欠です。科学的な分析に基づいて戦略を立てることもしないでその時折に選手まかせにし、ピッチでは中田の無言の采配を容認するジーコ体制ではW杯に出場は出来ても1次突破することはまず不可能と断言します。残念ながら日本の予選敗退は確実でしょう。 |
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| アウトを宣言され頭に手をやる小関(右隣は李) |
永年、プロ野球をテレビで観続けてきましたがこんなシーンは観たことは有りませんでした。 昨日の交流試合、ロッテ、巨人6回戦で、1:1の同点で迎えた3回裏のことでした。二死後、安打で出塁した 小関を一塁に置いて4番、李承ヨプが放った打球は右中間に飛び込む逆転2ランとなりスコアボードに2点が入り、ベンチで原監督がが李承ヨプを手を叩いて迎え入れ、その横で一塁走者だった小関も笑顔で李承ヨプを迎え入れている光景が画像に映っておりました。しかし、次の瞬間信じられない光景が映りました。 渡辺俊介が審判にボールを要求し、渡されたボールを何故か三塁の今江に投げ、今江がそのボールを捕球して三塁ベースを踏むと三塁審判は右手を上げてアウトの宣告をしたのです。それを見た原監督が血相を変えて審判の元に走り寄っていきました。やがてスコアボードに点灯していた2の数字は0に変わりました。李承ヨプの2ランが取り消されたことになります。解説者もアナウンサーもこの事態をよく理解できず、画面には李承ヨプがベースを踏み忘れたのではとの思いからか、李承ヨプが走塁する場面が映し出されておりました。 もし、李承ヨプが三塁を踏み忘れたなら一塁走者の小関の生還は認められるはずですから1点入りスコアボードに1点が点灯するはずです。しかし0が点灯されたのですから一塁走者の小関がアウトになったことになり、三塁手の今江が三塁を踏んでアウトになったことから小関が三塁を踏み忘れたことになります。やがて審判がマイクを通して一塁走者の小関が三塁を踏み忘れたことを告げておりました。 巨人側は、小関が三塁を踏んだか踏まなかったは別にして、三塁審判が立っていた位置からは正確に判定できなかったはずであるとして後日連盟側に「野球ファンを欺く恥ずべき誤審」として提訴しておりますが、笑止千万の行為と思います。このプレーは守備側のアピールプレーですから審判の判定だけでなく守備側、この場合は今江三塁手の確認行為が前提となります。つまり、野手、審判2人が同時に小関の踏み忘れを確認しているわけですから巨人側の審判の位置が死角になっているとの主張はナンセンスだからです。 犠牲フライで三塁ランナーの離塁タイミングの判定もアピールプレーですが、この場合は得点だけでなく本塁打が取り消され、個人記録にも重大な影響を与えることになりますので、あだや疎かに審判がいい加減な判定をするとは到底思われません。同じことは野手にも言えることで本塁打される度にこのようなアピールプレーをするわけにもいきませんから、今回はまさに千歳一隅のチャンスで自信を持って行ったことと思います。 当然、小関は踏んだことを強く主張して怒りを露わにしておりましたが、例え本当に踏んでいたとしても、2人の人間に踏んでいないのではと疑われるような不確かな走塁をしたことは責められるべきで、まずはそのことを反省し、そのことで自軍の敗戦を招いただけでなく同僚の本塁打を無効にしてしまったことを謝罪すべきでしょう。 |
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