| −日記帳(N0.1689)2006年08月01日− |
| プールでの女児の事故死を悼む |
| −日記帳(N0.1690)2006年08月02日− |
| 亀田興毅よ、大人になりなさい |
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流体力学の基本定理に「ベルヌイの定理」が有ります。判りやすく言えば、流体が広いところから狭いところに流れると 流れが速くなる現象で、空気が飛行機の翼の膨らみの部分を通過すると同じ原理で流速が速まり空気の圧力が低下して軽くなり浮力が生ずることから飛行機は落ちないで飛ぶことが出来ますし、同じ理由でヨットは帆の膨らみが飛行機の翼の役割を果たし風上の斜め方向に進むことが出来るわけです。よくビルとビルに挟まれた通路や地下鉄の出入り口の通路などで急に風が強くなるのは、やはりこの定理による「ビル風」と呼ばれる現象によるものです。 2004年8月9日午後3時28分頃、福井県美浜町の関西電力美浜原子力発電所3号機(加圧水型軽水炉、出力82.6万kw)で、タービン建屋内で2次冷却水系統の配管が破裂して高温の蒸気が噴き出し、14日から始まる定期検査の準備作業中の下請け業者の作業員11人が死傷(4人死亡、2人重体、5人重軽傷)すると言う日本の原発史上最初の死亡事故が発生したのはこの「ベルヌイの定理」により流量計を取り付けた部分の配管内の流速が高まることに気付かなかったことから起きた悲劇でした。 そして、昨日、埼玉県ふじみ野市大井武蔵野、市営ふじみ野市大井プールの吸水口に瑛梨香ちゃん(7)が吸い込まれて死亡するという痛ましい事故も、「ベルヌイの定理」により吸水口の奥の狭まったところで流速が早まることを留意してなかったメインテナンス上の不手際と言っても過言ではないと私は思います。それでは、以下にその理由を解説してみたいと思います。 問題の吸水口は、上の図でで説明すると、開口部の直径d1=60cm 、約1m奥の狭口部の直径d2=30cmでした。この場合、狭口部での流速v2が開口部の流速v1に対して何倍に増大しているかを示す r=v2/v1 を計算してみます。 この場合、簡易式 s1×v1=s2×v2 r=v2/v1=s1/s2 が成立します。 但し、s1、s2は各部分の面積で、s1=π×d1×d1/4、s2=π×d2×d2/4 s1=π×d1・d1/4=π×60・60/4 s2=π×d2×d2=π×30×30/4 r=v1/v2=s1/s2=60・60/30×30=4(倍) つまり、奥の狭口部の流速は開口部の4倍になっていることが判ります。仮に開口部の流速を0.5m/sとすれば、この程度なら女児でも吸い込まれることないと思われますが、少しでも吸水口の奥に顔を突っ込むと4倍の流速2m/s によって協力に吸い込まれてしまいます。 1.3m/s以上では危険すぎて大人でも実験を中止したほどですから、女児では抵抗すべくもなく奥に引き込まれることは想像にかたくありません。現に、管壁に激突して頭蓋骨骨折したのが死因となっているのがそれを物語っていると思います。窒息で苦しむことなく頭蓋骨骨折により即死されたことがせめてもの慰めでした。 瑛梨香ちゃんのご冥福を祈り、ご両親に心からお悔やみを申し上げます。 合掌 |
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| 1ラウンド終了間際、ダウン寸前の亀田選手 |
今晩は何としても、プロボクシングWBA世界ライトフライ級王座決定戦、亀田興毅(19=協栄ジム)対フアン・ランダエタ(27=ベネズエラ)をテレビ観戦をしようと思い、釣行も取り止めて7時半からTBSにチャンネルを合わせておりました。ところが、待てども、待てども試合は始りません。前座の試合が終っても始る気配は全く無く、亀田一家、亀田3兄弟、亀田興毅のこれまでの戦歴などが長々と紹介され、結局試合が始ったのはチャンネルを合わせてから1時間半後の9時過ぎでした。 このようなやりかたは、スポンサー枠を確保するためのテレビ局側の常套手段ではあるがあまりにも露骨過ぎて不快に思われた視聴者も数多かったことと思われます。つまり、もしこの試合で早い回でのKO劇が有りますとその後のスポンサー枠を本番のゲーム以外のネタで埋め合わさざるを得なくななりますので、その場合に備えてそのネタの一部を試合前の時間帯に当てたわけです。試合は、結局亀田興毅選手の微妙な判定勝ちに終りましたが、日本全国からこの判定に対する苦情が数万件TBSなどに寄せられ、一方、フアン・ランダエタ選手の母国、ベネズエラ大使館には同選手を讃える激励のメールが1,500件以上も殺到しました。 この微妙な判定は、タイトルマッチの開催権を持つ主催側(今回は亀田陣営側)に有利になるホームタウンデシジョンと ラウンドマストと呼ばれるシステムの影響が大きく響いたと思われます。何故なら、3人の審判員の選択権が主催側にあり、亀田選手に有利な審判員が選ばれた時点でホームタウンデシジョンは成立していました。10対10を許さず1回ごとに必ず優劣をつける採点法のラウンドマストのもとでは、明確に取ったラウンドも微妙なラウンドも同じ10−9となり、この試合の微妙なラウンドの殆どの場合が亀田選手に10点を与えてしまったようでしたがこれもホームタウンデシジョンと言われてもしかたありません。 ボクシングの採点基準は一応次のように定めれれております。 (1) クリーン・エフェクティブ・ヒット(有効であること) (2) アグレッシブ(攻撃的であること) (3) ディフェンス(相手の攻撃を無効にする防御をしていること) (4) リング・ゼネラルシップ(試合態度が堂々としていること) 亀田選手の場合、(1) (2) に該当する場面は見られたものの(3) (4)は殆ど見られませんでした。この試合のスコアシートを見ると、3人の審判の意見が合ったのは4回だけで、特に最終回の12ラウンドでは亀田選手がフラフラになりながらクリンチで逃れ、時折アグレッシブな態度を見せたものの、どう判断してもランダエタ選手の10−9とすべきところを韓国人審判が逆に亀田選手のラウンドとしていたのはいただけません。互角の内容でも、観客席の大声援によって判定が左右されることもあり、同じパンチでも歓声が大きければ有効に見えますから、亀田を王者にしたのは15,000人の大歓声だったかも知れません。 私も、この判定に疑問を持つ1人です。この判定は亀田興毅選手には責任有りませんからこの判定のことで彼を責める気は勿論有りませんが、この試合の前後に取った彼の態度に責められるべきことが多いものと考えております。実は私も彼がKOで勝利するものと考えておりました。彼がこのように苦戦を強いられた最大の原因は、一階級落としたことからの減量苦だったと思います。それがためにパンチに何時ものキレが無く、最終ラウンドまで体力を維持することが出来ませんでした。逆に相手は一階級上げたために減量苦は全く見られず、最終ラウンドまで体力を維持して亀田選手を苦しめたのと対照的でした。 次の原因は、試合前日の計量時に、ランダエタ選手からの「おしゃぶり」と「紙おむつ」をプレゼントされる挑発行為に 大激怒して乱闘寸前になるなど、冷静さを失ってその挑発に乗ってしまったことです。そのために、亀田選手は冷静にマイペースで試合を行なうことが出来ず、KOを焦りすぎてスキが生じ初回のダウンに繋がったものと見ております。元を正せば、ランダエタ選手の挑発行為も亀田選手のランダエタ選手に対する不遜な言動に原因が有りました。 少なくとも、亀田選手より年上でしかも元世界チャンピオンのランダエタ選手に一応の敬意を払うのは、如何に格闘技の世界と言えども当然のことであるのに、敬意どころか「弱すぎる」などと攻撃的な言葉を浴びせれば、ランダエタ選手側も黙ってはおられずあのような挑発行為に出るのも当然と思います。私が最も不愉快に思ったのは、1日先走りますが3日の記者会見での彼の態度でした。 ランダエタ選手は亀田選手が試合前に、小バカにしたような選手ではなく、テクニックでも試合態度でも亀田選手より優れた階級こそ一階級下ですが堂々たる元世界チャンピオンでした。新王者となった亀田選手は、王者に相応しい言動を行なうべきで、そのランダエタ選手に賞賛を送り、ランダエタ選手からの再戦の要望を受け入れてもいいとの発言を自らの意思ですべきでした。それなのにそんなことには触れずに「どんなもんじゃい!」と何時ものパフォーマンスをしたり、自分の不甲斐ない試合をファンに詫びることに終始した記者会見は新王者に相応しいものでは有りませんでした。 父親も、ジム側も、TBS側も、新チャンピオンに相応しい言動を取るようにまだ未成年の亀田選手を再教育すべきです。今後の彼の言動はチャンピオンとして、日本国内だけではなく世界中が見守ることになります。これまでのような品性を欠いた態度を取り続けるならば、それは亀田選手個人にとどまらず日本、日本人として恥ずかしいことと受け止めざるを得ません。WBC、W杯などで見受けられた北朝鮮人、韓国人、中国人の態度を非難してきましたが、逆の立場になりかねません。ここでは、女優・杉本彩(38)さんが、今日新ブランド「UNPASSAGE」でランジェリーをプロデュースすることになったことから都内で記者会見した時の亀田選手へのコメントを引用しておきます。 「男性に身体能力は大事。そこに知性を兼ね備えて初めて大人の男性ですから」 |
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