ガースウィリアムズの絵本の世界

 

ガースウィリアムズの絵本の世界展

 子どもの頃・・・小学校を卒業するまでのほとんど毎晩、父に枕元で本を読んでもらっていました。数えきれないほどの本を読んでもらいましたが、いまだに心に残っている本が幾つかあります。バージニア・リー・バートンの『小さなお家』や、武井武雄の挿絵が印象的な童話集『ママお話読んで』、グリム童話やイソップ物語、シートン動物記、リンドグレーンの児童文学、等等・・・特にお気に入りの本だけでも、あげだしたらきりがないほどです。それらのお気に入りの本たちは、繰り返し繰り返し読んでもらいました。何度聞いてもちっとも飽きることはありませんでした。その中でも一番多く読んでもらった本の1つが、ローラインガルスワイルダーの『大きな森の小さな家』シリーズです。ドラマなどで有名ですが、その知名度に比べて、意外にも原作を読んだ方は少ないようですが、是非是非お薦めしたい本の1つです。『大きな森の小さな家』に始まり、『大草原の小さな家』『プラムクリークの土手で』『シルバーレイクのほとりで』『長い冬』そしてローラーが後に結婚したアルマンゾの少年期を綴った『農場の少年』と、この一連のお話は、今だに大好きな本として本棚に並んでいます。苦難の多い大草原以降のお話に比べて、最も平穏で穏やかな暮しぶりが綴られている『大きな森の小さな家』は本名を思っただけで、大好きなシーンが幾つも幾つも浮かんできます。

 そんな大大大好きな本の挿絵を書いていたのが、ガースウィリアムズです。・・・といっても、実は友人に「ガースウィリアムズの絵本の世界展」の話を聞くまで、名前を認識していなかったのです。そして、親子揃って大好きな絵本「しろいうさぎとくろいうさぎ」や「おやすみなさいフランシス」そしてこれまた小学校の図書館で借りてワクワクドキドキしながら読んだミスビアンカシリーズも、同じ人の絵だということも知り、本当に驚いてしまいました。そして早速見に行ってきたのです。展示数は多くありませんでしたが、細密画を思わせる細い線で丁寧に描かれた絵はやはりとても素晴らしく大満足でした。印刷されたものよりも、陰影がはっきりと見て取れ、生き生きとした絵は心をとらえました。『大きな・・・』や『しろいうさぎ・・・』や『ミスビカンカ・・・』などのモノトーンの絵は、特に原画ならではの魅力が感じられてゆっくりじっくりと見てきました。

 素晴らしい絵に大満足!素晴らしいお話に改めて感動!そして、毎晩本を読んでくれていた父に感謝!・・・

 機会があったら是非目にして欲しい・・・な。本も是非読んでみて欲しい・・・な。

 

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