お気軽読書のぉと



\(^^)/いらっしゃいませ〜\(^^)/

\(^^)/~~ \(^^)/~~ ゆっくりしてってね ~~\(^^)/ ~~\(^^) /





SIGOP lov2923 ちびたけ



000002 「ちょっと前に読んだ本の感想(^^;」
書込日時 96/10/24(木) 23:09:51
『悪意』                東野圭吾        双葉社          1700円          B

  今年の東野さんはノリにノってます!! 『天空の蜂』ではサスペンス、『名
 探偵の掟』では推理小説に対する熱い思い、『どちらかが彼女を殺した』では凄
 い構成を見せてくれたし・・・そして、今回は久々に加賀刑事登場である。何げ
 に読むと「あーこんなもんか」で終わるかもしれないが、じっくり考えて読むと
 とてもいいです。考えすぎるとわかってしまうけど。(^^;

『コズミック』          清涼院流水      講談社ノベルズ  1400円          C+
  講談社特有のお弁当箱サイズのノベルズ(^^; うーん、分厚い!!
  読後は「こんなんあり???」と言ってしまう内容でしたが、自分は楽しめま
 した。特に前半部分の19の密室がね。(ここをいらないと言っている人も多い
 けど、これが一番良かったぞ、自分は) 気に入らなかった部分は、「〜〜探偵」
 というのが沢山出てくることだ。それぞれが単なる説明でしか登場しなくて、何
 のために出てきたの? ページかせぎか? としかいいようがない。無駄である。
 少しは何かをやらせてやれよ(^^;>清涼院 結局、これって同人誌レベルでしか
 ないと思う。本当によく出版したな>講談社

『彼女が死んだ夜』      西沢保彦        角川ノベルズ    840円           C+
  いままでの作品とは違って、青春小説って感じで、とても読みやすかった。こ
 れまでは奇抜な設定の作品がおおく、それはそれで良かったんだけど、こういう
 ストレートなのもたまにはいいか、というところだった。でも、反対にストレー
 トすぎて物足りないこともなかったではないが・・・(^^; で、主題である「彼
 女」を探し出す過程はとてもしっかり(?)してるんだけど、ちょっと・・・ね、
 といったところ。

『鬼女の都 The Spirit of Kyoto』       菅浩江  祥伝社  1800円          C-
  菅さんの新作、それも推理小説!! もうそれだけで期待でわくわくでした。
 読後、「きれいに落とされたな」という気分でした。良かったです。小野不由美
 さんの『東亰異聞』とおんなじ感じでした。この感じ好きです。千年の歴史と現
 在の狭間に見え隠れする真実に感動を覚えました。じっくりと腰を落ち着けて読
 むべき作品ですね。でも、はっきり言って主人公たちに魅力はありません。あと、
 内容的に限定された世界の話になってしまっているので、もっと変えていかねば
 ならないところは多いと思った。この作品、評価が分かれるでしょう。どっちか
 というと悪い方が多いだろうね。

『月光亭事件』          太田忠司        徳間文庫        540円           C+
  ノベルズの文庫化ということで、再読作品である。月光邸のトリックについて
 は、何もいいません。(^^; この作品は、俊介くんと野上さんの成長物語です。
 これからの彼らの活躍を期待しています。

『富士山殺人事件』      吉村達也        光文社文庫      540円           C
  日本最高地点の富士山と、海抜0Mの深川不動尊近くで起こった殺人事件には
 奇妙な叫び声が聞こえたという共通点があった。この叫び声の謎も面白いが、殺
 人までに犯人がとった行動が結構凄いとおもった。(^^;

                                 ちびたけ

000008 「二重生活」
書込日時 96/10/30(水) 00:03:56
二重生活    折原一、新津きよみ   双葉社     1700円     C

 この作品は、折原一・新津きよみ夫妻が合作したもので、無難にまとまっている。
どちらかというと、折原の傾向が見られるので、合作であるとは気が付かないぐら
いである。折原作品の「読者を惑わす」部分が少し足りないので、いつもよりさら
っと読めるものになっている。

 まぁ、なぜ、二人が合作したのかよくわからないが、なかなかきれいに仕上がっ
たようだ。でも、物足りない(^^;

ちびたけ
000009 「摩天楼」
書込日時 96/10/30(水) 07:50:40
摩天楼−薬師寺涼子の怪奇事件簿
        田中芳樹        講談社文庫    540円     B

 早く書いて欲しい作品がたくさんあるというのに、いつの間にこんな作品を!!
って感じで登場した本作。「つまらなかったら怒るぞ!!」と意気込んで読んでみ
るが、やっぱ、田中芳樹は面白いと再認識させられました。(^^; 今までの作品に
もみられる、官僚への思いがこの作品にもありったけにつぎ込まれ、とても楽しく
出来上がっており、ここまで言ってくれると本当にスキっとしますね。田中芳樹も
とても楽しんで書いているような気がします。

 さて、本作に登場する、薬師寺涼子警視の行動がとっても痛快でなんとも気持ち
がいいです。でも、近くにいて欲しくないが(^^; でも、ここまで凄くはないが、
似たような人が近くにいたりします。(^_^;(行動面、言動等で) 

 この作品もなにやら、シリーズ化しそうで怖いです(すでに、作品の予定がある
と書いてあるし・・・)。他にも中途半端で止まっているシリーズが多くあるのに、
いったいどう集束してくれるのか。。。

ちびたけ
000010 「あなたとワルツを踊りたい」
書込日時 96/11/05(火) 22:51:31
あなたとワルツを踊りたい/栗本薫/早川書房/1500円/C+

 最近、話題となっている「ストーカー」を扱ったサイコ・ホラー。話題に便乗し
たような感じであるが、なかなかの出来である。ストーカーに、電波系の典型例で
ある、昌一という男、狙われる女性が男性アイドルのおっかけをしている、はづき。
男性アイドルには、これをモノにしようとする、二枚目俳優がくっついている。(^^; 
 男性アイドル以外は、すべて「ストーカー」といってもおかしくないのではない
と感じました。それぞれの対象に向かって、相手の事などかまわずに一直線に、自
分の思いを遂げようとしているんで。特に、アイドルの追っかけはりっぱな「スト
ーカー」であるといえよう。(現在、公開されている「ザ・ファン」と同じような
もん)

 全体的に読み通して、少し物足りない感じがするが、ただ単に怖がらせるだけな
ら、違う作品を書いたであろうはずだから、この作品の主題は、誰もが「ストーカ
ー」の資質を持っているし、この世の中がそれだけ、あやゆい方向へと向かってい
るんだということを、示しているんじゃないかと感じました。

                                 ちびたけ
000011 「銀英伝文庫化!!」
書込日時 96/11/05(火) 22:51:34
 やっとのことで、銀英伝の正伝が文庫化されました!!(^^)/
 ノベルズが刊行されたのが、1982年11月であるので、14年も経って、よ
 うやく文庫化・・・長すぎる。

 カバーイラストは、当然のことながら、加藤直之!!
 で、口絵は、小林智美さんが描いてます!!
 (でも、このキルヒアイスはなにかが違う(^^;)

 『銀河英雄伝説 1 黎明篇』 田中芳樹 徳間文庫 620円
                           ↑
                 あぁ、ノベルズは680円だったのに(^^;

                                 ちびたけ
000013 「『不夜城』読了」
書込日時 96/11/08(金) 00:28:22
不夜城/馳星周/角川書店/1500円/B-

 マフィア同士の救いのないストーリーに、主人公の愛の姿が見えかくれしてまし
た。どこまでいっても、人をどの程度愛せるのかわからない人間があのようになる
んだから、人ってわからないものですね。

 この作品、「凄い!!」と評価はできるけど、物足りないです。新鮮味もそれほ
どあるとは思えないし・・・新種のラブストーリーで売りだしても面白いんじゃな
いかな?(^_^;

 裏情報でこの作品が今年の「このミス」のベスト1に輝いたらしいとの情報を得
ましたが(^^; ちょっと、違うんではないかい?というところです。(このミスに
ついては、発売されてから、また話題にします(^^;)

ちびたけ
000014 「『善人たちの夜』読了」
書込日時 96/11/08(金) 00:28:29
 続いて、『善人たちの夜』も読了しました。(^^;
 これで、こころおきなく『絡新婦の理』が読めます。

善人たちの夜/天藤真/創元推理文庫/980円/A

 創元の天藤真推理小説全集10。天藤真を読みだしてから、ずっと捜し求めてい
た作品が創元から復刊されました。最初は徳間ノベルズ書き下ろしで、そのときに
200枚程削られて出版されていたということで、今回、その200枚を追加して
の刊行でした。追加された200枚は巻末に収録されているので、最初に刊行され
た時の状態で読むこともできるし、200枚を適宜挿入して読む事もできます。自
分は挿入しながら読みました。(^^)

 天藤真の作品は、どれを読んでもほのぼのとします。本作も例外ではなく、読ん
でる途中も、読後もとてもほんわかとした気持ちになれます。タイトルが示すとお
り、「善人たち」の「夜」の行動が事細かに描かれており、それぞれの動きを読者
が読むことで、楽しさが増していきます。

 やっぱり、天藤真はええわ(^^)

 ぜひ、みなさんも読んでみて下さい。(^^)

 #徳間ノベルズ版も友人の好意によりGET!!

ちびたけ
000021 「『絡新婦の理』読了」
書込日時 96/11/11(月) 00:34:36
 週末をつぶして、読了してしまいました。(^^;

絡新婦の理/京極夏彦/講談社ノベルズ/1500円/B-

 これまでの作品と微妙に絡まる作品であった。
 京極堂の「憑物落とし」が、イマイチって感がありましたが、良かったです。詳
しく感想を書きたいところですが、ちょっとでも書くとネタバレになってしまいそ
うなので、こんな曖昧な感想しか書けませんが許してね。(^^;

 最初の15Pまででも十分感激できました。「おぉ!!」って感じで。ラストに
行ってから、元に戻って読むと尚一層、読みごたえがありますがね。

ちびたけ
000027 「『水の殺人者』(折原一)」
書込日時 96/11/13(水) 01:27:45
水の殺人者/折原一/講談社文庫/620円/C

 会社のコピー機に残された「殺人リスト」から始まった連続殺人事件。次々にリ
ストに加えられる名前、しかも、リスト通りに殺人が起こっていく・・・

 この作品、タイトルで損をしている。なぜかは、読んでみるとわかりますが(^^;
また、単行本で出たときはタイトルが「水底の殺意」であったのだが、こちらの方
がまだましだと思う。改題した意味ってなんなんだろうか?

 ほぼ、いつも通りの折原マジックを楽しむことができます。まーこれは好き嫌い
があるかもしれないけれど、自分は気に入ってます。折原の作品には、叙述トリッ
クを使ったものが多いですが、これらの作品は、読み終ったときに「だまされた!
! やられた!!」と思えることが快感になります。(^^;

 最近の折原作品は、単行本が多いので読んでない。単行本まで買ってしまうほど
のめりこんではいないのだけれど、やっぱり、早く読みたいものである。(^^;

ちびたけ
000028 「『都市戦記・妖魔アルディーン2』」
書込日時 96/11/19(火) 23:00:49
都市戦記・妖魔アルディーン2/井上ほのか/講談社X文庫ティーンズハート/420円/C+

 ピンクの背表紙が目立つティーンズハート(^^; 普通の男じゃ手の出しにくいも
んだが、そんなのわしには関係がない。(^◇^;; ホワイトハートにも手を出して
いるんだから。(こっちは、小野不由美の『十二国記』シリーズだけどね)

この「都市戦記・妖魔アルディーン」のシリーズは、勘善徴悪ものですが、井上さ
んの他の作品には「アイドル探偵」「エディ・セロル」シリーズってのがあり、こ
っちは、推理ものとなっています。ちょっとばかしトンだものもありますが、なか
なかしっかりしてます。だもんで、ティーンズハートもあなどれないんだな。

 悪の栄える犯罪都市ネオ・ナリタに7〜17年の周期で現われる「妖魔アルディ
ーン」。妖魔アルディーンは、宿主に取りつき、ネオ・ナリタを恐怖の都市へとに
陥らせる。今回の宿主である、涼・雨宮は、アルディーンの力に対抗できる精神力
を持っている人物であったため、どうにか、アルディーンを抑えることができるの
であった。

 で、犯罪都市ネオ・ナリタにおける悪を倒す、アルディーンの活躍が読めます。

ただの解説だな(^^; ちびたけ
000029 「『殺戮にいたる病』(我孫子武丸)」
書込日時 96/11/19(火) 23:00:56
殺戮にいたる病/我孫子武丸/講談社文庫/640円/B

 我孫子武丸の現時点での最高作であろう。

 「犯人は蒲生稔」 ←これは、単行本での帯のコピー。

 もう、この時点からわくわくしちゃいます。どこまでもぐちゃぐちゃなストーリー。
血生臭さい作品が嫌いな人にはお勧めできませんが、そうじゃない人は読んでみて下
さい。(綾辻の『殺人鬼』が気に入ってるなら、この作品は、もうはまること間違い
なし。)

 最後に明かされる真相にはホント何度でも驚かされます。ハードカバー、ノベルズ、
文庫とそれぞれで読んでいるけど、毎回楽しめます。(^^)

 しかし、この作品で初めて岡村孝子の曲を知った人は、岡村孝子の曲を聞くと、こ
の作品を思い浮かべるんだろうな。(^^;

ちびたけ
000030 「『名探偵・金田一耕助99の謎』」
書込日時 96/11/19(火) 23:01:05
名探偵・金田一耕助99の謎/大多和伴彦/二見文庫/500円/D-

 ま、ブームにのって出てる本の1つ。
 結構、しっかりとしてはいるんだが、今まで出た作品の引用が多く、オリジナリテ
ィがない。だから、引用文をそのままつかってるので、間違いもある。(--;
間違いくらいちゃんと訂正しろや!って言いたいぐらいです。(言ってるって(^^;)
これだけのことをやるんだったら、ちゃんとしてほしいもんです。ちゃんとわかって
る人が編集するのならいいんだけど、中途半端な知識で書いて欲しくないもんだ。

#また、表紙違いの作品を買ってしまった(^^;<角川文庫の表紙違いで集めてる(^^;

少し横溝フリーク ちびたけ
000031 「『いさましいちびのトースター』」
書込日時 96/11/20(水) 23:04:11
いさましいちびのトースター/トーマス・M・ディッシュ/ハヤカワ文庫SF/460円/B

 森の小さな夏別荘に取り残された電気器具たちが、主人のもとへと旅立つ物語。

 ちびのトースターの「みんなでだんなさまを探しに行こう!」との呼掛けに応え、
電気毛布、掃除機、卓上スタンド、ラジオが集結し、波乱に満ちた旅がいま、始ま
った!!

 どーして、電気器具が動けるなんて、無粋な問いはやめましょうね(^^; この作
品は、メルヘンです。もーなにが起こっても「かわいい」の一言で片付けてしまい
ましょう。(^^)

 単行本で出たときにも読んでいたけど、やっとのことで文庫化。続編『いさまし
いちびのトースター火星へ行く』も早く文庫化されることを望む。しかし、単行本
の時は、吾妻さんのイラストだったので、そっちの方が良かった。

ちびたけ
000034 「『もつれっぱなし』(井上夢人)」
書込日時 96/11/25(月) 22:27:14
もつれっぱなし/井上夢人/文藝春秋/1400円/C

 会話だけの不思議でおしゃれな対話体小説。

 「あたし、宇宙人を助けたの」と言う彼女。差し出された小鉢にはそうみてもナ
 メクジにしか見えない・・・『宇宙人の証明』

 24歳の利彦に孫娘からの電話が、それも西暦2038年の未来からかけている
 という・・・『四十四年後の証明』

 主任が過ってベランダから転落死した。でも、彼女は「わたしが呪い殺したの」
 というのだが・・・『呪いの証明』

 「おれ、満月の夜に狼男に変身するんだ」と、人気アイドルの告白にマネージャ
 ーは唖然とする・・・『狼男の証明』

 「夢の話じゃなくて、わたし、死んじゃったの」と目のまえにいる彼女がいうの
 だが・・・『幽霊の証明』

 万引した、してないと、教師と生徒の会話?がすすむ『嘘の証明』

 の6編。

 会話だけで構成されているために、さくさくっと読めちゃいました。
 これなら、立ち読みでも十分だったかな?といったところ。
 最後の『嘘の証明』、オチが良かった。(^^)

ちびたけ
000035 「『定価200円の殺人』(吉村達也」
書込日時 96/11/27(水) 21:41:57
定価200円の殺人/吉村達也/角川mini文庫/200円/B-

 結婚に失敗した男。たった200円にも苦しまなければならなかった!!
 ヴィトンのバックはパッと買う癖に、定価200円のミニ文庫に対しては不思議
と決断力がない。そんな女性に殺意をいだく男。そしていつしか男の殺意の対象は、
文庫の作者へと向かうのであった。

 角川の新しい企画である、角川mini文庫。ワンナイトミステリーで廉価な文庫に
登場した吉村達也がまたもや参入!!(^^;
 なかなかしっかりとした仕上がりになってます。ちょっとしたお金にも気を使っ
てしまう今の身には、「(゚゚)(。。)(゚゚)(。。)ウンウン」とうなづいてしまいそうですが、
この主人公みたいにはなりたくないです。(^^;

ちびたけ
000036 「『新・魔界水滸伝4』」
書込日時 96/12/04(水) 00:43:15
新・魔界水滸伝4/栗本薫/角川文庫/520円/C+

 「しんまか」になって、もう4冊目。「まかすい」とのつながりが「どーな
っているんだよぉー」と叫びたくなったころにやっと、重要な繋がりが見えて
きました。しかし、なまいきな奴だ(^^;

 「まかすい」のように、どろどろしてなくて、結構あっさり読めるところが
いいです。また、挿絵もいのまたむつみに変わっているので、ごてごて、ぐに
ゅぐにゅしてません。(^^; でも、読むには「まかすい」が必要(^^;

ちびたけ
000037 「『銀河英雄伝説1 黎明編』」
書込日時 96/12/04(水) 00:43:20
銀河英雄伝説1/田中芳樹/徳間文庫/640円/A

 いやー、やっぱりええわ。(^^)
 何回読んでもわくわくします。
 アニメを見たあとは、セリフのひとつひとつが聞こえてくるようで、またビ
ジュアルにもなるので、とってもさくさく読めてしまう。(^^) 初読の時は、
最初だけちょっとつかえたりしたけど、いまはそんなことは、ぜーんぜんない
です。

 また、ビデオを見たくなってきた。アニメの第4期もはやく見たい。

ちびたけ
000042 「『「あずさ2号」殺人事件』」
書込日時 96/12/10(火) 22:52:26
「あずさ2号」殺人事件/吉村達也/角川ノベルズ/880円/C

 『8時ちょうどの「あずさ2号」で 私は 私はあなたから 旅立ちます』

  狩人の「あずさ2号」をモチーフとしたこの作品。
  帯には「時刻表の大盲点!」とかかれており、興味がそそられるものがあった。
 トラベルミステリーには、なっていなかったので一安心。(^^;
 (トラベルミステリーが嫌いなわけじゃなく、食傷してるだけ(^^;)

  吉村の作品は、人の恨みつらみを主題にしているのもあるが、今回も変わらな
 かった。(^^; でも、いつもほど、どろどろしたものではなく。まぁあっさりし
 ていたように思える。本題の「時刻表の大盲点!」だが、これはちょっと・・・
 と言いたくなる。説明されれば納得するかもしれないけど、みんながみんなそー
 ゆーわけではないはずなので、ご都合主義的なものが考えられる。しかし、時刻
 表トリックではないので、「まぁ、いいっか(^^;」。人物関係の連鎖にしても、
 ここまでつなげるか!ってぐらいに「都合」がよすぎる。このほうが劇的だろう
 けど・・・ちょっとやりすぎ。(ーー;

ちびたけ
000043 「『女怪』」
書込日時 96/12/10(火) 22:52:30
 女怪/横溝正史/角川mini文庫/200円/C+

  銀座のマダム・虹子に恋した金田一。彼女の恋人・賀川の失踪調査を、彼女の
 ために引き受けたが、真相は悲しいものであった・・・

  金田一が恋する女性を書かれている作品は少なく、この「女怪」は珍しい作品
 である。金田一の照れてる様子が見て取れそうなほど、かわいらしい。(^^;
 この作品TV化もされたことがあるので、みた人もいるでしょうね。なかなか、
 良い作品です。

  同時収録されている「百日紅の下にて」も味わい深い作品で、作品の舞台であ
 る、戦後まもない市ヶ谷の高台の景色が目に浮かんできました。

ちびたけ
000045 「買った本(12/11)」
書込日時 96/12/11(水) 23:20:21
 これから、買った本を書いて行きます。(^^;
 読んだ本はちゃんと記録しているんだけど、買った本は、全然記録してないので、
 買ったままで、積読の山へ置かれて忘れ去られるかもしれないので、これからち
 ゃんと記録していきます。(^^;

 紅玉宮の惨劇/栗本薫/ハヤカワ文庫JA/500円
 金沢W坂の殺人/吉村達也/光文社文庫/620円   ←文庫化
 五色温泉殺人事件/吉村達也/講談社文庫/560円  ←文庫化
 Jの少女たち/太田忠司/講談社文庫/740円    ←文庫化
 しのぶセンセにサヨナラ/東野圭吾/560円     ←文庫化
 奇跡島の不思議/二階堂黎人/角川書店/2000円

 YASHA 1/吉田秋生/フラワーコミックス/400円
 宗三郎・おとこ菖蒲/柴田昌弘/朝日ソノラマ/780円

ちびたけ
000047 「グインサーガ54『紅玉宮の惨劇』」
書込日時 96/12/12(木) 03:29:49
 紅玉宮の惨劇[グイン54]/栗本薫/ハヤカワ文庫JA/500円/C

  題名から想像できる内容です。(^^;

  あとがきによると、これから頑張って「隔月間グインサーガ」ができるように
 がんばってみたいそうです。本来ならば、来年で100巻完結してるはずなのに
 ね(^^;

 ここ最近

  9月『グイン53 ガルムの標的』『終わりのないラブソング』
  10月『あなたとワルツを踊りたい』
  11月『新魔界水滸伝4』
  12月『グイン54 紅玉宮の惨劇』

 と出版され、このあと

  『大導寺シリーズ2』『天狼星4』『グイン55』

 が出版される予定なので、とても楽しみ(^^)

 追っかけてる作家さんが、次々と本を出すので、大変だ。
 ↑東野圭吾、井上夢人、栗本薫、吉村達也、太田忠司、その他新本格系

ちびたけ
000048 「週末得た本」
書込日時 96/12/16(月) 22:58:04
 狩野俊介の肖像/太田忠司/徳間ノベルズ/800円
 法王庁の避妊法(戯曲)/飯島早苗・鈴木裕美・論創社/1800円
 城崎温泉殺人事件/吉村達也/JOYNOVELS/860円

 少女鮫2/和田慎二/花とゆめコミックス/400円
 脳髄ジャングル/新井理恵/別コミフラワーコミックス/400円
 タンゴTANGO/上条毬男/G-Project/1800円

 以下、貰いもん(^^;
 9本指の死体/ジャック・アーリー/扶桑社ミステリー
 死神博士/高木彬光/ソノラマ文庫
 絃の聖域/栗本薫/講談社

ちびたけ
000049 「『家族狩り』」
書込日時 96/12/17(火) 22:30:50
 家族狩り/天童荒太/新潮社/2200円/C

  「家庭崩壊」をテーマにした本作。ページをめくるたびに、暗さがほとばしる
 ようであった。(^^; 登場人物もはっきりいって、気に入らない人物ばかりで、
 本当に嫌である。でも、これだけ嫌な人物を描けるってのも、すごいもんだとお
 もう。

  救いのないような物語がずっと続いていきますが、最後で明るくなってしまっ
 た。できるなら、暗いまま陰欝に物語が終っていても、良かったのではないかと
 感じた。まぁ、ラストの5ページがそれを示しているのかもしれないが、この5
 ページだけでなく、物語全体をこのような雰囲気にしてくれれば良かったなぁと
 感じました。

  家族を「狩る」シーンは、寒気くるほどで、お見事!!

ちびたけ
000050 「鉄鼠の檻』」
書込日時 96/12/17(火) 22:30:52
 鉄鼠の檻/京極夏彦/講談社ノベルズ/1500円/C+

  雪深い箱根の山荘で、桔跏趺座した僧侶の死骸が見つかった。ちょうどそのこ
 ろ、同じ箱根には、中禅寺、関口の一行もいたのである。さてさて彼らはどのよ
 うに事件に関わっていくものか・・・

  途中、はっきりいってだらけた。でも、ラストで一気に楽しませてもらえまし
 た。しかし、こんなものかと思ってしまう。期待のしすぎであったか。(ある種
 の期待は満足したけれど)

ちびたけ
000051 「『狩野俊介の肖像』」
書込日時 96/12/18(水) 00:03:33
 狩野俊介の肖像/太田忠司/徳間ノベルズ/800円/B++

  いつもは、野上さんやアキちゃんと外で活躍している俊介くんが、彼の通う中
 学校で起きた怪事件を解明していく連作集。

  俊介くんが心に抱えている痛みを、今まで以上に綴られており、読んでいて、
 心に鋭く突き刺さってくるようでした。「人を傷つけない」こととは、「正義」
 とは、いったいどういうことなのであろうか?

  この作品に書かれた俊介くんは、『刑事失格』の阿南君に似ているようで、似
 ていない。しかし、太田忠司の心を投影した人物として、とても似通っている。
 でも、俊介くんは、阿南君にはならないであろう。

  三原順の『はみだしっ子』が好きな人には、絶対におすすめの作家・太田忠司。
 自分は、彼の作品をいつまでも追い続けたいと思います。

ちびたけ
000052 「購入本(12/21)」
書込日時 96/12/24(火) 22:18:42
 限りなく増えていく未読本(^^;
 買わなきゃいいのにと思いつつも・・・

 狗神/坂東眞砂子/角川文庫/520円
 ぼくのミステリな日常/若竹七海/630円
 完全犯罪/小栗虫太郎/春陽文庫/700円
 増補ハナコ月記/吉田秋生/ちくま文庫/680円
 ウンター・デン・リンデンの薔薇/栗本薫/角川書店/1500円
 BANANA FISH 1/吉田秋生/小学館文庫/580円
 BANANA FISH 2/吉田秋生/小学館文庫/580円

 とうとう、文庫でもでてきた「BANANA FISH」。
 いま読み返しても、とってもスリリングで面白い。

ちびたけ
000053 「抜けてた(^^;」
書込日時 96/12/25(水) 00:06:09
レスポンス元 000052 「購入本(12/21)」 By LOV2923 ちびたけ
 大切なものが抜けていた・・・

 「富士の霧」殺人事件/吉村達也/徳間ノベルズ/800円

 どんなに駄作がでようとも(笑)、追っかけ続けるつもりです。
 今回は、ナカナカ面白そうな感じなので、どーなんだろーか?

ちびたけ
000054 「『陋巷に在り 1』」
書込日時 96/12/26(木) 00:07:34
 陋巷に在り1/酒見賢一/新潮文庫/520円/B

  『後宮小説』でデビューした酒見賢一の大長編の第一巻。

  孔子と周りの弟子たちの物語、サイキックものかもしれないが、1巻ではまだ
 その影は薄く、これからどのような展開になっていくかが、とても楽しみである。
 中国物は苦手としてる自分だが、酒見さんの物語は楽しく、興味深いものが多い
 ので、がんばって読んでいる。(^^;(これも、他の本を読みながらちょこちょこ
 読んでました。(^^;)

  今年の初めにでたのに、今の時期にやっと読むことができて良かった。(^^)
 そろそろ、次巻がでるのだろうか?(^^;

ちびたけ
000055 「『城崎温泉殺人事件』」
書込日時 96/12/26(木) 00:07:41
 城崎温泉殺人事件/吉村達也/JOY・NOVELS/860円/C++

  冬の城崎温泉、白い雪を真紅に染めて湯浴み姿の美男美女が倒れていた。男は
 死亡、女は重傷。女の手には民芸品の麦わら細工の小箱が。中には「TANGO」と
 書かれたメモが1枚。だが、女と見えた被害者は、青年だった!!
  息子の変貌に驚く被害者の父は元教師、かつての教え子志垣警部に相談し、丹
 後半島から城崎へと真相を求める旅に出た。

  久々に吉村作品で衝撃を受けてしまった。「女」になった男。それにまつわる
 物語。悲しさも寂しさもはかなさも一度に読んでしまったようで、少し嫌な気分
 でもある。男の思い、「女」としての思い。どっちも一緒だな。

ちびたけ
000056 「『ウンター・デン・リンデンの薔薇』」
書込日時 96/12/26(木) 00:07:47
 ウンター・デン・リンデンの薔薇/栗本薫/角川書店/1500円/C+

  大導寺一族の物語。闇に葬りさられた一人の少女の物語。

  そろそろ栗本さんのこの手の作品にはついていけなくなりそう(^^;
 ミステリ的な様、浪漫的な雰囲気、それらは決して悪くはないのだけれど・・・
 人をいじめるのもたいがいにせんとあかんなというのが、この作品の教訓かな?(^^;

ちびたけ
000057 「『ピタゴラスの時刻表』」
書込日時 96/12/27(金) 00:22:03
 ピタゴラスの時刻表/吉村達也/講談社ノベルズ/780円/C

  巧妙なる殺人者が紙片に記した、大いなる謎に挑戦するのは軽井沢純子!!
 「ピタゴラスの時刻表」と題するメモはいったい何を表しているのだろうか?

  時刻表ミステリ、トラベルミステリ、これらはただ読み流すしかない(^^; な
 ぜならば、このような作品は、時刻表を片手に自分で考え込まなければ、自分自
 身で犯人のトリックを見いだすことはできないからだ。だから、吉村達也は、こ
 の作品で・・・

  なんとなくわかってしまうモノではあるし、自殺にみせかけた殺人の方法も、
 以前に発表された作品(吉村達也の)に類似しているので、ま、こんなもんかな?
 というところである。

  まー、この軽井沢純子シリーズは、アンチミステリって感じがするので好きで
 ある。(^^)

ちびたけ
000058 「『星界の紋章』」
書込日時 96/12/31(火) 20:11:05
 星界の紋章 I/森岡浩之/ハヤカワ文庫JA/500円/B
 星界の紋章 II/森岡浩之/ハヤカワ文庫JA/520円/C
 星界の紋章 III/森岡浩之/ハヤカワ文庫JA/500円/B

 今年のSF界を騒がせた作品を年末になってやっと読むことができました。
 まわりが絶賛しているとあまり読まなくなってしまう自分ですが(^^;
 なんとか読んでみようってことで、読んでみました。

 この作品の世界をしっかり構成しており、作品の展開に従って、さらっと説明し
 ていくあたり、とてもうまいなぁっと感じました。

 また、作品のつくりもおもしろく、読みごたえがありました。
 しかし、キャラクタは、どこかでみたようなキャラクタであるのは、仕方のない
 ことかな・・・(^^;

ちびたけ
000060 「年末年始購入本」
書込日時 97/01/01(水) 17:22:01
 年末年始に読むために古本屋で仕入れてきた本(^^;

 京人形の館殺人事件/和久峻三/講談社文庫/400円
 蛇姫荘殺人事件 短3/和久峻三/講談社文庫/400円
 本格推理8 短12/鮎川哲也編/光文社文庫/680円
 星界の紋章 I/森岡浩之/ハヤカワ文庫JA/500円
 星界の紋章 II/森岡浩之/ハヤカワ文庫JA/520円
 星界の紋章 III/森岡浩之/ハヤカワ文庫JA/500円
 カーテンが降りて 短11/ルース・レンデル/角川文庫/420円

 以上、年末に仕入れて、すでに読了

 日本三大水仙郷殺人ライン/和久峻三/光文社文庫/460円
 トランプ殺人事件/竹本健治/新潮文庫/360円
 男の首/ジョルジュ・シムノン/旺文社文庫/260円
 修羅の刻 壱 陸奥圓明流外伝/川原正敏/マガジンノベルズ/740円

 和久峻三のは、すべて赤かぶ検事シリーズ(^^;
 さくさく読めて、肩の凝らないミステリーってことで・・・

ちびたけ
000062 「『修羅の刻(壱)』」
書込日時 97/01/01(水) 23:37:13
 修羅の刻(壱) 陸奥圓明流外伝/川原正敏/マガジンノベルズ/740円/B

  この作品は、月刊マガジンで連載されている「修羅の門」の外伝である「修羅
 の刻」のノベルズ化である。マンガ自身も気に入っている作品であるので、この
 ノベルズ化も漫画家自身が書いているということで、通常のノベルズ化よりも、
 期待感十分で楽しめました。

  マンガでは、出し切れなかったエピソードやキャラクターの心情など、事細か
 に織り込まれているため、マンガと併せて読むと、より楽しめます。文章も会話
 が多いのがちょっと気になるけど、物語自身にスピードと迫力があるので、本当
 にさくさくと読むことが出来ました。

  続きが早くでることと、本編のノベルズ化もあればいいなぁなんて思いますが
 まずは、マンガの方をどんどん描いてほしいと思います。

ちびたけ
000064 「先週末(1/3)買った本」
書込日時 97/01/06(月) 23:37:26
 京都から名古屋へ移動するうちに、読む本がなくなったので、名古屋で古本を調
 達してきました(^^;(読むだけならこんなにいらんのに(^^;)

 太陽がいっぱい/パトリシア・ハイスミス/角川文庫/380円
  *アラン・ドロン主演の名作の原作

 人形たちの椅子/赤川次郎/角川文庫/640円
 カドカワフィルムストーリーWの悲劇/夏樹静子/角川文庫/460円
 十三番目の人格ペルソナ-ISOLA-/貴志祐介/角川ホラー文庫/640円
  *第3回ホラー大賞佳作(これまでの入賞作は全部読んでいるな)

 ラスト・マジック/村上哲哉/新潮文庫ファンタジーノベルシリーズ/440円
 ラビリンス・シティ/竹河聖/ケイブンシャ文庫コスモティーンズ/380円

ちびたけ
000065 「田中芳樹本2冊」
書込日時 97/01/07(火) 21:22:12
 今日は田中芳樹の新刊を購入

 銀河英雄伝説2 野望篇/田中芳樹/徳間文庫/620円

  毎月出るみたいね。口絵も毎回違う作家さんになるのかなー?
  折込チラシによると銀英伝関連の本がいくつか発行されるみたいなので
  楽しみ(^^) アニメのレンタルも早くみたいなー。

 愛蔵版 マヴァール年代記/田中芳樹/角川書店/3000円

  本屋で見つけて、おもわず購入してしまった(^^;
  銀英伝も愛蔵版持ってるし、まぁいいか(^^;
  天野喜孝の装画もなんか凄いし、豪華!!
  この分じゃ、アルスラーン戦記が終ったときにも愛蔵版を出すんだろな>角川

ちびたけ
000068 「年末読了本」
書込日時 97/01/07(火) 23:40:20
 少しでも多く読もうとがんばりました(^^;

 奇跡島の不思議/二階堂黎人/角川書店/2000円/D
  孤島物ということで、わくわくしてたのですが、とぉーってもつまらなかった。
  いままで、孤島物というだけで、好きになってた作品が多いのですが、これだ
  けは好きになれそうにありません。くだらんウンチクはあるし、だらだらして
  るし、面白くない。

 蓬莱/今野敏/講談社/1700円/B
  昨年、ノベルズになったので読んだ人もいるかと思いますが、これは面白いで
  す。「蓬莱」というゲームを中心に巻き起こる事件を扱ってますが、この「蓬
  莱」というゲームの設定自体にも引き込まれる物があります。こーゆーゲーム
  だったら、やってみたいな。(ゲームはほとんどやらないので>自分)

 京人形の館殺人事件/和久峻三/講談社文庫/400円/C
 蛇姫荘殺人事件/和久峻三/講談社文庫/400円/C
  久々に読む「赤かぶ検事シリーズ」。フランキー堺の赤かぶ検事が目に浮かび
  ます。(^^;

 本格推理8/鮎川哲也編/光文社文庫/680円/C-
  第4回本格推理に応募された作品の優秀作(?)12作。
  これはいいぞ!!と思える作品はほとんどなく、トリック重視で小説として、
  面白いと思えるのがなかった。「そして誰もいなくなった・・・のか?」とい
  う作品がこの中で、一番気に入りました。(^^; こーゆータイプの作品は、好
  きである。出来は良くないんだけどね(^^;

 星界の紋章1−3/森岡浩之/ハヤカワ文庫JA/1520円
  感想はUPしてるので略。(^^;

 1996年は、191冊で終了。(海外作品15冊)

 読書記録をつけはじめてから、初めて200冊を切ってしまいました。
 残念。

ちびたけ
000070 「講談社ノベルズ新刊!!」
書込日時 97/01/08(水) 22:52:56
 今月の講談社ノベルズは凄い!!

 詩的私的ジャック/森博嗣/講談社ノベルズ/880円
  理系ミステリーと評される森氏の新作。
  今回も論理的な文章・推理を展開してくれるのか!?

 ジョーカー 旧約探偵神話/清涼院流水/講談社ノベルズ/1500円
  『コズミック』で度肝を抜かされたが、今度もまた楽しませてくれるのだろうか?
  きにいらないところも多かったけど(^^;>コズミック

 死者は黄泉が得る/西澤保彦/講談社ノベルズ/780円
  毎度毎度、驚愕のトリックを放つ西澤氏の新作。
  今回は「死者の甦える館」を舞台に、どれだけ驚かせてくれるのだろうか?

 これらすべてのカバーデザインが辰巳四郎ってのも凄い。
 さてさて、これから頑張って読まねば。(^^;

ちびたけ
000071 「1996年度ベスト」
書込日時 97/01/10(金) 03:40:54
 ミステリを中心に読んでいたので、ミステリのベスト10を作成しました。
 これは、NIFTYのFSUIRIのベスト10にもUPしてます。(^^;

 ====================================
 順位   作品名          作者名      出版社(版型)
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 1  『弁護側の証人』       小泉喜美子    集英社(文庫)
 2  『狩野俊介の肖像』      太田忠司    徳間書店(ノベルズ)
 3  『どちらかが彼女を殺した』  東野圭吾     講談社(ノベルズ)
 4  『最後の魔法陣』       斎藤栄      集英社(四六)
 5  『歳時記ダイアリイ』       依井貴裕   東京創元社(四六)
 6  『殺意の演奏』        大谷羊太郎    講談社(文庫)
 7  『殺意の集う夜』       西澤保彦     講談社(ノベルズ)
 8  『善人たちの夜』       天藤真    東京創元社(文庫)
 9  『悪意』           東野圭吾     双葉社(四六)
 10 『すべてがFになる』     森博嗣      講談社(ノベルズ)
 次点 『絡新婦の理』        京極夏彦     講談社(ノベルズ)
 ====================================

 (コメント)
 1.周りからの評判のよい作品で、やっとこさ入手できたので、昨年やっと読む
   ことが出来ました。苦労して探したかいのある作品でよかった。見事に作者
   の術中にはまってしまいました。
 2.今まで、俊介くんのシリーズは、気に入らない部分が多かったのだが、この
   作品で、俊介くんの心が伝わってくるようで、凄く「痛み」というのを知っ
   た気がします。
 3.淡々としているのだが、やはり、この作品のテンションは高いんだなと思い
   ました。(矛盾してるか(^^;)
 4.魔法陣シリーズがこれで完結。ミステリ的には、どうってことない作品であ
   ったが、それにつながるこれまでの「魔法陣」を思い出すと、これでおしま
   いというのが悲しかった。
 5.いやー、今まで読んでいなくて、もったいなかったと思った。
   寡作の作家のようなので、徐々に読んでいきたい。
 6.過去の乱歩賞作品。やっぱり、昔の乱歩賞は、レベルが高かったんだなぁと
   今更ながらに感じてしまった。
 7.最後まで騙されました。(^^;
   この設定に怒る人も多いだろうけど、自分は無条件で受け入れます。(^^;
 8.この作品を読了後、「善人」を、どのように捉えるべきか、悩んでしまいま
   す。
 9.「悪意」の意味が、どういった立場で捉えるかにより、いかようにも取れる
   ことが、この作品で改めて知らされました。「人」って恐いです。
 10.ウェディングドレスで登場のシーンはぜひにでも映像化を!!
 次.理にがんじがらめないように・・・(^^;

 今回は、再読作品をベスト10に入れないことにしたので、以下の作品が選外に
 なってしまいました。これらの作品は、何度再読しても、衝撃が強いです。みな
 さん、是非にでも読んでみて下さい。

 『天狼星III』(栗本薫)
 『殺戮にいたる病』(我孫子武丸)
 『殺人鬼』(綾辻行人)

ちびたけ
000072 「新年に読んだ本」
書込日時 97/01/10(金) 17:04:26
 正月休みに読んだ本です。

 カーテンが降りて 全11/ルース・レンデル/角川文庫/420円/C
  レンデルを読むのは、これが初めてだった。女流作家の草分け的存在というの
  が、十二分に感じられる作品集でした。きにいらない作品もあったけど(^^;

 修羅の刻(壱) 陸奥圓明流外伝/川原正敏/マガジンノベルズ/740円/B
  別項目で感想をかいたので略。

 日本三大水仙郷殺人ライン/和久峻三/光文社文庫/460円/Dー
  年末にも赤かぶ検事シリーズを読んだけど、法廷を離れた赤かぶ検事は、魅力
  に欠けますね。和久さんの作品は、やっぱり、法廷シーンが魅力ですね。

 蛇遣い座の殺人/司凍季/光文社文庫/540円/C
  とんでもないトリックを考え付くもんだ(^^; 横溝を思わせる作風って、言わ
  れているようだけど、そうには思われないな。

 七回死んだ男/西澤保彦/講談社ノベルズ/780円/B+
  これで、西澤作品の未読はなくなった。この作品がミステリ史上に残る怪作と
  言われるのがうなづける作品であった。主人公のような特殊能力が、自分にも
  あればなぁ、なんて考えてしまいます。(^^; しかし、どこまでも惑わしてく
  れる作家である。

ちびたけ
000076 「講談社ノベルズ3冊」
書込日時 97/01/13(月) 22:03:23
レスポンス元 000070 「講談社ノベルズ新刊!!」 By LOV2923 ちびたけ
 一気に片付けてしまいました(^^;

 死者は黄泉が得る/西澤保彦/講談社ノベルズ/780円/C+
  設定・・・「死者の甦る機械」。
   全員の記憶がリセットされる、けれど、共通意識として機械の存在は記憶に
  残る、でもバグが残って昔の記憶が残ってしまう、蘇ったあとは首から下の感
  覚はすべてなくなる。で、死体を逆にセットすると完全消滅すると、もう好き
  勝手、やりたい放題の定義づけをしてます。これだけ大がかりな設定をしてい
  るのだけど、この機会の存在意義がわからない。『人格転移の殺人』に出てく
  る機会にはちゃんとした役割があったけど、これにはない。ただ単に、この機
  会があるだけである。まー、このことはおいておいて(^^; 事件の解決手段(?)
  が結構楽しめました。しかし、ミステリ的にみると、「これはいったい何なん
  だ?」と顔をしかめたくなるものですが、西澤さんには、そんなことは関係な
  い。(^^;
   ラストまで期待をどんどん膨らませてくれるけど、しっかりとした解決がな
  かっただけに残念である。

 ジョーカー 旧約探偵神話/清涼院流水/講談社ノベルズ/1500円/D+
  前作『コズミック』ほどのインパクトはなかったけれど、まぁ、違った意味で
  楽しませてくれました。(^^; 色々な殺人方を見せてくれるけど、すべてが解
  決された訳ではないので、ものすごく卑怯な作品と思います。

 詩的私的ジャック/森博嗣/講談社ノベルズ/880円/C-
  やっぱ、もう見捨てるベキか? 犀川と萌絵の恋愛ごとなんて、読みたくない
  よ。読みたいのは、論理的な推理にどこまでも天才的な犯罪者。今回の作品は、
  読み易くはなっているけど、すらすらと読ませるってわけじゃない。なんか、
  あまりにも物語が淡々と進み、事件のあらましを読まされているってかんじで
  ある。やっぱ、思ってたとおり、二人の恋愛ごっこになってしまったな。(ーー;

 思っていたとおり、期待はずれであった。(^^;
 やっぱ、こんなもんなのかな?

ちびたけ
000087 「『氷の森』」
書込日時 97/01/21(火) 22:48:37
 氷の森/大沢在昌/講談社文庫/660円/C++

  いやー。ハードボイルドってええわーと感じさせてくれる作品でした。新宿鮫
 でブレイクした作者だけど、初期作品も味わい深いものがたくさんあり、これか
 ら読破していくのが楽しみである。この作品は初期ってわけじゃないけど、ブレ
 イクする前の作品だしね。

  この作品、ラストがちょっといまいち。せっかく、背後にずっと「悪人」をい
 させたのに、それを登場させずに終わったのは、とても残念である。「悪人」を
 他の登場人物が評してるのを読んで、気になっていたので本当に残念。もしかす
 ると、表に出すとその人物が「悪人」であるところを十分に出せない(魅力を薄
 くさせてしまう)かもしれないから出さなかったのかな?とも思いました。

ちびたけ
000088 「『奈落』」
書込日時 97/01/21(火) 22:48:45
 奈落/集英社文庫・編/集英社文庫/500円/C-
    加納朋子・山上龍彦・貫井徳郎・佐藤哲也
    藤田宜永・桐野夏生・かんべむさし・佐々木譲

  同時に『白昼夢』というホラーアンソロジーが出ているのだが、そちらの方が
 内容的にも作家のラインナップからして良かった。この本も興味深い人の作品も
 載っているのだけれど、全体的に評価すると、見劣りがしてしまう。うまい人は
 ちゃんと恐がらせてくれるんだけどね。

 ちなみに『白昼夢』は、井上夢人・篠田節子・我孫子武丸・今邑彩・鈴木光司・
 若竹七海・鳴海章・草薙渉・三浦俊彦が書いてます。

ちびたけ
000089 「購入(01/24)」
書込日時 97/01/24(金) 18:40:17
 久々に本を購入

 蔦葛木曽棧(下)/国枝史郎/講談社大衆文学館/940円
 (つたかずらきそのかけはし)

  中絶作の多い、国枝作品、本作も中絶作である。(^^;
  古本屋で国枝史郎伝記文庫がとんでもない値段で売られている今、
  こーやって、復活させてくれる講談社に感謝しなければ・・・
  でも、もう少し安くしてもらいたいもんだ。うむ。

ちびたけ
000098 「『砂の城の王女たち』」
書込日時 97/01/28(火) 00:25:04
 砂の城の王女たち/赤川次郎/新潮文庫/360円/C+

  久々に読む赤川次郎作品。「ふっ(^^)」と笑える感覚がいいですね。
 子供の悪事性(?)を扱った作品集なのですが、すべてが「いまどきの子供」ら
 しいところがでており、ちょっと恐い面もありますが、なごめる作品ばかりであ
 るので「ほっ」とします。(^^)

 赤川次郎って、安心して良めるので好きです。
 「はずれがない!」ともいえるし。(でも、四字熟語シリーズは嫌い(^^;)

ちびたけ
000101 「最近読んだ本(1月中旬〜)」
書込日時 97/01/28(火) 23:49:25
 セッション 綾辻行人対談集/綾辻行人/集英社/1600円/B
  宮部みゆき・楳図かずお・養老孟司・大槻ケンヂ・京極夏彦・北村薫and宮部
  みゆき・山口雅也・瀬名秀明and篠田節子・法月綸太郎・竹本健治との対談と
  西原理恵子書き下ろしの「それゆけあやつじくん」が収録されてます。
  それぞれの対談だけでも素晴らしいが、西原の書き下ろしマンガを読むだけで
  も、価値はあると思います。(^_^;

 極道会/浅田次郎/イースト文庫/500円/C+
  浅田次郎のエッセイ集。たのしーです。(^^) ハコの中にはいる前の出来事を
  楽しくおかしくかいてます。(^^)

 激闘横恋慕/須和雪理/角川ルビー文庫/480円/C+
 ミッドナイト・レベリー/須和雪理/角川ルビー文庫/510円/C
 アウト/須和雪理/角川ルビー文庫/510円/C
  「ツー・ペアきまぐれボーイズ」シリーズの連作短編集。よくありがちな男子
  校の寮に住む2組のカップルの物語。実際にこんなんあるかいなと思ってしま
  うけれど、理想は理想と、考えておこう。(^^;

 狗神/坂東眞砂子/角川文庫/520円/C++
  土着主義(?)といっていいのかな〜? 坂東眞砂子独自の雰囲気が読み取れ
  る作品である。独特の雰囲気が好きなんだな。

 ガラス張りの誘拐/歌野晶午/講談社文庫/540円/B-
  新本格でデビューしたうちの一人。いやー、久々に読んだけれど、やっぱ、う
  まいわ。「家」三部作はすべてがいいとはいわんけど。(^^;
  なかなか楽しい作品で、「誘拐」ってものが、こんなもんだなー。と笑えます。

 剣の道殺人事件/鳥羽亮/講談社文庫/560円/B
  第36回江戸川乱歩賞作品。「剣道」の試合中のように、ピリピリとした緊張
  感がずっとつづき、飽きさせません。また、最後で爽やか(?)に終わるとこ
  がいいですねぇ。(^^)

ちびたけ
000103 「本日購入(1/29)」
書込日時 97/01/29(水) 21:18:10
 殺人鬼II逆襲編/綾辻行人/新潮文庫/480円
  逆襲編の文庫が出ました。昨年『殺人鬼』が出たばかりなので、1年で出ると
  は、早いですね。では、さっそく、とりかかりましょうか(^^;

 グリーン・マイル1/スティーブン・キング/新潮文庫/440円
  6ヶ月刊行第一弾!! 短い物語だけど、6冊合わせると・・・
  うむ、楽しみである。

 平将門魔法陣/加門七海/河出文庫文藝コレクション/500円
  ;BOOKで紹介された、KIDさんがはまったという加門七海さんの作品。
  友人にもこの「魔法陣」シリーズを薦められていたので、買ってきました。

ちびたけ
000104 「『殺人鬼II 逆襲編』」
書込日時 97/01/29(水) 21:18:15
 上のアーティクルを書いてから、UPする間に読んでしまった。(^^;
 『殺人鬼』もこの前、人に貸した時に読んだばかりなので、すぐに『殺人鬼』に
 浸れました。(^^;

 殺人鬼II 逆襲編/綾辻行人/新潮文庫/480円/B-
  スプラッタ、すぷらった、スプラッター(^_^;
  もう、血や肉でぐちゃぐちゃ、どろどろ(^_^;
  読めない人が多いでしょうね。(^_^;
  まぁ、普通のスプラッタではなく、ちゃんとトリックらしきものもあるので、
  あとから「そーだったんだぁ」と考えられます。しかし、読んでいるときは、
  一気に読まないとどうしようもない状態であるので、ささいなひっかかりには、
  かまってられませんでした。(^^;

  さてさて、あとは、気長に『殺人鬼 III 復活編』(?)が出るのを待つこと
  にしよう。(^^;

  綾辻さんは、ホラーもええわ。(^^)

ちびたけ
000106 「『平将門魔方陣』」
書込日時 97/01/30(木) 23:03:56
 平将門魔方陣/加門七海/河出文庫文藝コレクション/500円/C+

  KIDさん、お勧めでもあり、他の知り合いからも勧められたので、このたび、
  読んで見ました。
  『帝都物語』にはまり、その後、帝都の風水を扱った書物を読むたび、東京と
  は、こういう場所なのかと、思ってしまいます。

  これからも守ってもらえるのかが心配です。(^^;>帝都

  他の書物と違い、楽しく語られているので、飽きること無く、とても面白かっ
  たです。七海さんの文体があってるのかな?>じぶん

ちびたけ
000127 「読了報告(2/5)」
書込日時 97/02/05(水) 22:44:22
 2月に入ってから、ばたばたと読んでおります。

 グリーン・マイル1/スティーブン・キング/新潮文庫/440円/?
  6作あるうちの1作目で、物語がはじまったばかりであるので、なんともいえ
  ないが続きが早く読みたいってところです。結局は、長編をただ単に分割して
  るだけなのかな?(^^;

 黄金を抱いて翔べ/高村薫/新潮文庫/480円/B
  平成2年に日本推理サスペンス大賞を受賞した、彼女のデビュー作。あまりこ
  の人の文章は好きではないのだけど、読ませてくれる筆力はありますね。(^^;
  細かい描写が丁寧(なんか変な文(^^;)だし、取材もちゃんとしているような
  感じもするし。話自体は、自分は気に入らなかったけど(^^;

 タブー/須和雪里/角川ルビー文庫/530円/C
  ホラーっぽい作品も含まれた短編集。やっぱ、まだ男同士の関係に夢があるよ
  うな作品である。(^_^;

 悪霊だってヘイキ!上・下/小野不由美/講談社X文庫ティーンズハート/400*2/C
  ティーンズ・ハートでの悪霊シリーズ最終作。いままで謎に包まれていた、ナルの正体
  が知らされる。メインがこっちに移っているために、作中に起こる事件がなん
  となくかすんでみえた。

 悪夢の棲む家 上・下/小野不由美/講談社X文庫ホワイトハート/450+480/C+
  ホワイト・ハートに移ったので、対象年齢をあげたような感じがする。いままでの悪霊
  シリーズの中では、一番恐がらせてくれたようだ。

 プリズン・ホテル/浅田次郎/徳間書店/1400円/C
  自分の周りでは、このシリーズを薦めてくれる人がかなりいる。また、このシ
  リーズの最新作で最終作が先日発売されたばかりで、それは涙々の物語だそう
  だ。訳あり客を泊める「奥湯本あじさいホテル」、興味本意で泊まってみたい
  なぁ〜と思ってしまう。(^_^;

 ホワイトアウト/真保裕一/新潮社/1800円/B
  一昨年のこのミスで1位(だったかな?)を取っただけの作品である。長い物
  語を一気に読ませてくれる(というより、読まされるんだな)。ジェットコー
  スターだ!と知合いが言っていたが本当であった。(^_^; ブルース・ウィルス
  が出ていた映画(なんだっけ?(^^;ド忘れ)の小説版といったところだ。
  でも、ただそれだけといっちゃ、それだけなんだが。(^^;

ちびたけ
000130 「幸福荘の秘密」
書込日時 97/02/12(水) 20:36:48
 幸福荘の秘密−新・天井裏の散歩者/折原一/角川書店/1300円/C

 折原マジックになれてしまうと、この手の作品に驚きがなくなってしまう。(^^;
 いままで以上の驚きを期待するからなんだろうけどね。

 『天井裏の散歩者』の続編になっていますが、前作を読んでいなくても読めます。
 ↑が参加してた角川ミステリコンペ、続きはやらんのだろうな(^_^;

ちびたけ
000131 「『アスファルトの虎(タイガー)』」
書込日時 97/02/18(火) 22:40:13
 アスファルトの虎 1-5/大薮春彦/角川文庫/C+

  大薮さんが亡くなって1年が経過したいまになって読み始めました。『汚れた
 英雄』の4輪版といった感じであり、大薮さんの知識がぎっしり詰め込まれた作
 品でもあります。まだ、半分も過ぎてないので、なんとも言えませんが、主人公
 がどこまで昇っていくのか楽しみです。(ちょっと超人すぎるのが気になるけど)

ちびたけ
000132 「桜雨」
書込日時 97/02/20(木) 07:56:58
 桜雨/坂東眞砂子/集英社/1800円/B-

  一昨年に出版されていた本なんですが、表紙をみて純文学系なのかなー?なん
 て思っていたので、触手が動きませんでした。(^^; でもまー、考えてみればす
 っとミステリっぽい作品ばかりなので、そんあことはないはずと読み始めました。

  過去と現在が交差しながら話が進むのですが、その交差の仕方がとてもきれい
 で、繋目がうまいこと融合されています。気が付くと過去、気が付くと現在って
 感じで・・・

 #はやく「やまはは」をよみたいな。

ちびたけ
000133 「久々の購入&読了(^^;」
書込日時 97/02/20(木) 07:57:01
 金田一温泉殺人事件/吉村達也/講談社ノベルズ/783円/C

  今月来月と続けて新刊が予定されているので、久々に楽しめるかなーと期待し
 て読み始めました。この作品、志垣警部の出る温泉シリーズなんだけど、今まで
 と違い、温泉がメインになっていません(^^; でも、いつもながら、旅行ガイド
 にはなってくれてます。(^_^;

  「金田一」ってことで、なにか横溝的な話になってくれれば良かったのに・・
 ・と読了後思いました。

ちびたけ
000134 「夕萩心中」
書込日時 97/02/20(木) 07:57:05
 夕萩心中/連城三紀彦/講談社文庫/380円/B

  『戻り川心中』と同じ「花葬」シリーズが3篇と「陽だまり課事件簿」の短編
 集です。「花葬」シリーズは、読んで字の通り「花」をテーマにして、ミステリ
 と恋愛を結び付けており、それが見事に成功しているので、どの作品もとても美
 しく読みごたえのあるものとなっています。「陽だまり」は、ユーモアミステリ
 で、連城三紀彦の違った面をかいまみることができます。

  人に薦めることの出来る作品だと思っています>「花葬」シリーズ

ちびたけ
000135 「購入本(2/23)」
書込日時 97/02/24(月) 22:02:19
 買いたい新刊は色々とあるが、財布と相談した結果がこれです。(^_^;

 メドゥサ、鏡をごらん/井上夢人/双葉社/1800円

  「小説推理」に連載されていたものが、単行本になりました。毎週オンライン
  で「99人の最終電車」(http://www.justnet.or.jp/naminori/99/top.html)
  を読むことはできるけど、やっぱり活字になったものを読みたい。(^_^)
  今回はどーゆー趣向で楽しませてもらえるんでしょうか?(^^)

 パラレルワールド・ラブストーリー/東野圭吾/C☆NOVELS/980円

  東野ファンの間では、「パララブ」で親しまれている作品のノベルズ化。
  感動的な話(だったはず(^^;)

ちびたけ
000136 「購入本(2/25)栗本薫」
書込日時 97/02/25(火) 18:41:50
 栗本薫の新刊が立て続けに3冊出るってことで、一気に買おうかと思っていたら
 1冊だけ見つかりませんでした。(;_;)

 グイン55 ゴーラの一番長い日/栗本薫/ハヤカワ文庫/500円

  英文タイトルが「THE GLINN IN GOHRA」となっております。>えにくまどの
  自分の持ってる辞書には「GLINN」が載ってなかったので、これでも合ってる
  のか確かめられません。(^_^;(よく続けるもんだ>同じアルファベットで統一)
  グイン56ももう書き上がっており、4月か5月ぐらいに出るそうなので、
  それほど待たなくてもよさそうです。(^^)

 新・天狼星 ヴァンパイア 恐怖の章/栗本薫/講談社/1545円

  天狼星III で地獄谷に消えたシリウスが蘇ってくるのか!?
  『新・伊集院大介の冒険』で活躍した滝沢稔、『天狼星III』の竜崎晶も出て
  くるこの作品、非常に読むのが楽しみである。(^^)
  4月上旬にこの作品の下巻『ヴァンパイア 異形の章』が発売されるので、そ
  れまで・・・待てないだろうな(^^; ↑は、昨日書き上がったそうです。(^^;

 X 小説版/渡辺麻実・CLAMP/ASUKAノベルズ/680円

  昨年夏に公開された映画「X」のノベライズ作品。
  映画は映像で魅せてくれましたが、このノベライズ作品は、物語として楽しま
  せてくれるでしょうか?(^^;

ちびたけ
000137 「プレゼント他」
書込日時 97/02/26(水) 01:09:16
 先週末から立て続けに本を読んだので報告します。(^^;

 プレゼント/若竹七海/中央公論社/1600円/C-
  表題作ほか7篇の短編集。いまいち、頭の中に残らない物語ばかりでした。

 きんぴか/浅田次郎/光文社/2000円/C+
  ノベルズ3冊を1冊にまとめたこの作品。一気に読めるし、内容も内容なので
  痛快である。(^^) 13年の懲役を終えたばかりの「ピスケン」こと坂口健太、
  湾岸戦争への自衛隊派兵に反対し、自決しようとして失敗した大河原勳、政治
  家の賄賂事件で犠牲となった秘書・広橋秀彦、この3人のおこす大騒動(^^;
  全ぺーじ、楽しく面白く読めるが特に「パパはデビル」「血まみれのマリア」
  の章は秀逸です。(^^)

 メドゥサ、鏡をごらん/井上夢人/双葉社/1800円/B-
  読んでいる途中からどうしても岡島二人の『クラインの壷』を想像してしまう。
  これって半分ネタバレっぽいのかもしれないけど、↑のような感じの作品なの
  でネタバレにはなってないだろう。(^_^;
  しかし、井上さんは「推理小説」からどんどん離れていくなぁ・・・
  「推理小説」といった枠組みはどーでもいいんだけどさ。

ちびたけ
000138 「読了(2/25)」
書込日時 97/02/26(水) 01:09:25
 昨日の寝る前と帰宅してからずっと読み続けていました(^^;

 パラレルワールド・ラブストーリー/東野圭吾/C☆NOVELS/980円/B-
  東野作品の「脳」ものの一つです。「脳」ものの『変身』も名作ですが、この
  作品も名作です。(断言!!) 
  今の生活(と今までの生活)が真実だと幸せに思って暮らしているならばいい
  のだけれど、ふとしたことから、今の生活に結び付かない記憶がふっと蘇って
  くる。しかし、この記憶は実際にあったことなのか、それとも幻想(夢)にす
  ぎないのか? 真実を求めてたどり着いた先は・・・

  うぅ(;_;) 切なすぎます。(;_;) こんなラストなんて悲しすぎます。(;_;)

 ゴーラの一番長い日/栗本薫/ハヤカワ文庫JA/500円/C
  ユラニア−クム戦役、戦場では、戦いの神ヤーンそのものだと讃えられる
  イシュトヴァーンの本領発揮といったところ。いままでは、モンゴールでの宮
  廷生活にあきあきしていたのが、水を得た魚のようにいきいきと動き回ってま
  す。(^^) アリのどろどろとした陰謀もなくてさっぱりとして読めます。(^^;

 ヴァンパイア 恐怖の章/栗本薫/講談社/1545円/B
  竜崎晶、彼の運命を左右する第二の(第三ともいえる)事件発生。
  まだ事件ははじまったばかり、下巻にあたる「異形の章」で明らかになるであ
  ろう事件の全貌が待ち遠しいです。1ヶ月も待たねばならないのか・・・

ちびたけ
000139 「購入(2/27)」
書込日時 97/02/28(金) 00:26:02
 先日、購入できなかった栗本本をGET!!(^^)

 緑の戦士 花の騎士るか/栗本薫/角川書店/1133円
  角川のファンタジー雑誌「ザ・スニーカー」に連載されている作品。栗本のフ
  ァンタジーといえば『グインサーガ』だが、この作品も新たな代表作となれる
  のであろうか?

 グリーン・マイル2 死刑囚と鼠/スティーブン・キング/新潮文庫/440円
  6巻連続刊行の2巻目。キングの長編はハードカバーで高くて重たくて買いに
  くのだが、これだけ薄いと購買意欲をそそられる。(^^;
  しかし、この値段で6巻続くと考えると少し高い買物かな?(^_^;

ちびたけ
000140 「浅草偏奇館の殺人+α」
書込日時 97/03/13(木) 22:37:18
 浅草偏奇館の殺人/西村京太郎/文藝春秋/1600円/B+

  鉄道ものでない、西村京太郎を読むのは久々であった。(京太郎自体も久々)
  この作品は昨年出たもので、タイトルにはずっと魅かれていたんだけど、
  「西村京太郎だしなぁ・・・」ってことで(^^;、読むのをためらっていました。
  「誰か読んで感想を聞かせてくれないかなぁ」とも思っていたんですが、誰も
  読む気配がないので、やっと重い腰を上げて読むことにしました。

  久々にやってくれた!!って感じをうけました。
  わくわくさせてくれるし、う〜ん、とっても良かったです。
  でも、途中で犯人が誰かは安易に予測できるのが弱点かな?(^^;

 人丸調伏令/加門七海/ソノラマ文庫/480円/C-

  なんかしっくりこないなー。題材はいいとは思うのだけど。
  まー、これは続きを読んで考えよう。(笑)

ちびたけ
000141 「立て続けに購入」
書込日時 97/03/13(木) 22:37:21
 またまた、栗本薫です。(笑)

 仮面舞踏会 伊集院大介の帰還/栗本薫/講談社ノベルズ/886円

  文庫に落ちると思っていたのが、ノベルズだった。(^^; 今までの例でいくと
  文庫のはずだったのに・・・ やっぱ、単行本→文庫、ノベルズ→文庫ってのが
  いいはずだよ。単行本→ノベルズ→文庫なんてねー。

 銀河英雄伝説3 雌伏篇/田中芳樹/徳間文庫/620円

  2巻から1ヵ月空けての発行、なんかあんのかな?
  今回の口絵は、「うしおととら」の藤田和日郎さん。
  ほのぼのとするヤン・ウェンリーが描かれています。

 美しき凶器/東野圭吾/光文社文庫/580円

  ノベルズから文庫になるのに5年もかかってる(^^;
  話もすっかり忘れています。(^^; 新鮮な気持ちで読めるな(^^;

 望湖荘の殺人/折原一/光文社文庫/560円

  ノベルズも持っているし、それもあんまり面白くなかったんだけど、
  加筆修正されているってことで、買ってみました。(^^;
  どのように変わっているか楽しみです。(^^)

ちびたけ
000142 「ニューウェイヴ・ミステリ読本」
書込日時 97/03/17(月) 22:42:38
 ニューウェイヴ・ミステリ読本/山口雅也・監修/原書房/1400円

  一般的には「新本格」と呼ばれる作家たち。彼らの誕生して10年。
  これからのミステリがどうなっていくのか?
  彼らはこれからどのように活動していくのか?
  彼らの生の声を聞こうではないか!!

 多重人格の時代/吉村達也/青春出版社/834円

  人間の性格とは1つなの?
  そんなことはないはず、人間が自己を守るためには、一つの性格では破綻して
  しまうだろう。多重人格は人の精神を守るための安全装置なんだ。

 なんだか、難しそうな本になってしまった。(^_^;
 読むのに苦労しそうだな。(^_^;

ちびたけ
000143 「101号室の女」
書込日時 97/03/18(火) 23:25:40
 101号室の女/折原一/講談社/1751円/C

  表題作ほか全9編の短編集。折原一の入門編ってな感じで読める1冊です。
  「101号室の女」は映画『サイコ』に似た作品で、「最後はこーなるんだな」
  と思わせておいて、違う方向へとちゃんと楽しませんてくれます。(^^) 
  でも、読んでいてある程度の予測がついてしまうのがもったいない(^_^;

  ほかの作品も同様で、「うーん、これはこーなるんだろーなぁ」と予測してし
  まえるのがねぇ・・・。でも、意表をつく解決に導いてくれる作品もあり、折
  原一を知るには良い作品集のように思えました。

  「わが生涯最大の事件」がいい味だしてます。(^^)
  ラストをカラーページにしてくれたらもっとよかったのに(^_^;

ちびたけ
000145 「購入(新刊+古本)」
書込日時 97/03/29(土) 15:01:24
 グリーンマイル3/スティーブン・キング/新潮文庫/432円
  月末に出て、消費税値上げ前ということで、早速買ってまいりました。
  といっても、消費税値上げ後でも買っていただろうけど(^^;
  1回ごとにいいところで終わるために、是が非でも続きを読みたくなってしま
  うんだから、しょうがない。(^^;

 月光魔術団 7/平井和正/アスペクトノベルズ
  こっちは、消費税値上げ前に買っておかなくちゃいけないなといううことで、
  買ってきました。(^^; 4巻まではよんでいるんだけど、5、6はまだ買って
  もいなかったりする。あぁ、早く揃えなくっちゃ(^^;
  ウルフガイシリーズのはずなのだが、いまいちそんな感じが見えないので、
  戸惑っています。

 幻獣の書/タニス・リー/角川ホラー文庫/150(560)円

  角川ホラー文庫はできるだけ揃えようと思っているけど、新刊で買おうとまで
  は思ってないので、古本でやすいのを見つけては買っていっている。(^^;
  ファンタジー作家としてタニス・リーを知っているが、ホラーだとどんな感じ
  になるんだろうか?(ホラーもファンタジーもそれほど変わりはないと思うけ
  ど)

 殺人開眼/門田泰明/光文社文庫/100(500)円
 鬼面坂/門田泰明/光文社文庫/100(500)円

  黒豹シリーズで有名な門田さん(^^; 自分は黒豹シリーズより医学ミステリー
  の方が好きなんだけれども最近書いてくれないしなぁ・・・
  光文社文庫で、サスペンススリラーシリーズを書き下ろしで書いてくれてるの
  でそれを楽しみにしています。この2作もこのシリーズ。

ちびたけ
000146 「久々の感想UP」
書込日時 97/03/29(土) 15:01:28
 いやぁー、忙しさに追いまくられていたので感想が書けませんでした。
 これは実家へ向かう新幹線の中で書いております。(^^;

 漂流者/折原一/角川文庫/1700円/C+

 美しき凶器/東野圭吾/光文社文庫/

  この作品も再読作である。ノベルズで読んだときには、あまり面白いとは感じ
  なかったのだが、今回の再読で、なかなか味わい深い作品だな思いました。
  この作品の題ともなっている「美しき凶器」である主人公(?)のさびしさっ
  てなんなんだろうと思ってしまいます。

 グリーンマイル3/スティーブン・キング/新潮文庫/432円/Bー

  今回の解説は我孫子武丸が書いているのですが、とっても的確なことを言って
  います。「キングは邪悪である」と。この作品を読んでいてつくづくそう思う。
  1巻ごとにいいところで終わり、次の巻の始まりは、前巻の続きではなく、違
  った物語から始まっている。連続TVドラマよりたちが悪いです。(^^;

  でもまぁ、はまってしまったものはどうしようもない。また、一カ月我慢しな
  くてはいけないな。それも3回も・・・(^^;

ちびたけ
000147 「値上げ前購入(^_^;」
書込日時 97/04/01(火) 01:15:12
 消費税値上げ前にどたばたと購入しました。(^_^;
 (なんて、せこい人間なんだ(^^;)

 月光魔術團 5/平井和正/アスペクトノベルズ/780円
 月光魔術團 6/平井和正/アスペクトノベルズ/780円
  7巻を手にいれたので、5,6も揃えました。
  折込のチラシを見て、これは全10巻だそうなので、半分をすぎたところって
  のがわかりました。どーにかまとめてほしいものだ・・・(^^;

 ラストファミリー/森村誠一/角川mini文庫/200円
 幻少女/高橋克彦/角川mini文庫/200円
  消費税値上げ後もそれほど値段は変わらないのだが、そのちょっとでも悔しい
  ので、買いました。(^^;
  この角川mini文庫はいつ消えるのか心配しておりますが、
  この先どうなるのでしょうね(^^;

 家族の肖像/吉村達也/C☆NOVELS/980円
  単行本で発売されてわずか1年でノベルズになっちゃいました。(^^;
  笑えそうで笑えないホラー・スリラーです。この小説の登場人物のような人は
  まわりにいてほしくないです。(^^;

ちびたけ
000149 「4月第1週」
書込日時 97/04/07(月) 23:18:23
 ラストファミリー/森村誠一/角川mini文庫/200円/C+
  なんともない復讐劇をを演ずる老婆と謎の男。
  老婆の復讐がおわったときに真の「ラストファミリー」がわかった。
  推理系の話も得意な著者だが、こういったホラーっぽい作品も見事である。
  過去に「魔少年」って傑作もあるしね。(^^)

 月光魔術團5/平井和正/アスペクトノベルズ/780円/C+
  やっと「らしく」なってきたようだ。わくわく感が少しずつ高まって来るよう
  である。

 プリズンホテル・秋/浅田次郎/徳間書店/1700円/B
  シリーズ1作目は、あまりあわないなーと感じていたのだが。あの作品がある
  からればこそ、本作ほ感動を得られることがわかった。この作品で涙していて
  は、残りの「冬」「春」でどれだけ涙することになるのであろうか?>自分

 幻少女/高橋克彦/角川mini文庫/200円/B-
  久々の高橋作品。珠玉の短編集と言っていいぐらいレベルが高い。これだけの
  短さの中に、素敵なものがたりを読ませてくれる才能に感謝。(^^)

ちびたけ
000150 「期待の3冊」
書込日時 97/04/07(月) 23:18:37
 先週末に待っていた本が出たので早速買って読みました。(^^)

 3LDK要塞山崎家/太田忠司/幻冬社ノベルス/810円/B-
  タイトルを見ただけではどんな小説か想像がつかない(^^; 表紙が鈴木雅久で
  あるため、推理小説と一緒におかれていると違和感ありあり。
  作者が命名したところは「家庭内冒険小説」(^_^;
  表紙裏の作者の言葉が、またいい味出してます。この部分だけでもいいので、
  書店で読んでみて下さい。(^^)

  自分の世代、もうひとつ前の世代の子供心をくすぐってくれる作品です。(^^)
  なんとも懐かしいし、また、ばかげてもいます。(^^;

 瞬間移動死体/西澤保彦/講談社ノベルズ/840円/C-
  今回は、瞬間移動ができる男が主人公(^_^; 瞬間移動するには、アルコール
  が重要不可欠。しかし、主人公はアルコールを飲むと倒れてしまったりする(^^;
  この男がおこす騒動とは・・・ そして、「瞬間移動死体」とは・・・(^_^;

  もう、突飛な舞台を作ってくれます。>西澤さん
  でも、これくらいじゃ、物足りなくなってしまってます。>わし

 封印再度/森博嗣/講談社ノベルズ/945円/C+
              コヒョウ
  旧家に伝わる家宝「天地の瓢」と「無我の匣」。「無我の匣」には鍵がかけら
  れており、「天地の瓢」には鍵が入っている。ただし、鍵は「瓢」の口よりも
  大きく、取り出すことができない。50年前の旧家の当主は、鍵を「瓢」の中
  にいれ、自殺したという・・・どうやって「匣」をあけることができたのか?

  今回で犀川&萌絵シリーズは終わりだそうで、どんな展開をみせてくれるかと
  思ったら、ちょっと卑怯な手に出ましたね>萌絵 やっぱ、この女好きになれ
  ませんでした。
  「瓢」と「匣」の謎は感心しました。(^^) う〜ん、こんな方法があるんだ。
  いつか実物を見てみたいと思ってしまいます。(^^)
  また、今回のトリックは、「なるほど」とうなずけるものであり、大変親しみ
  (?)がわきました。

  なかなか良かったぞ、萌絵を除いては・・・

ちびたけ
000154 「ハルキ文庫創刊!!」
書込日時 97/04/19(土) 08:22:07
 幻冬舎文庫が創刊したと思ったら、次は角川春樹事務所から「ハルキ文庫」が
 創刊されました。角川書店から追放された春樹クンががんばってるようです。(^^;

 真夜中の切裂きジャック/栗本薫/ハルキ文庫/588円
  出版芸術社から単行本として出たときにも読んだんだけど、結構色々なタイプ
  の作品が集まった短編集なので、お買徳かなと思い購入。(^^;

 日本国殺人事件/吉村達也/ハルキ文庫/588円
  「日本国」と書いて何と読みますか?
  吉村さんもほんと、色々な地名を探してくるもんだと思います。
  最近、文庫化作品が続いていたので、久々の新作で期待大。(そんなに久々っ
  てわけでもないか(^_^;)

 春樹クンを追い出した角川文庫からは

 絃の聖域(上下)/栗本薫/角川書店/546+588円
  伊集院大介初登場の作品。
  角川文庫の背表紙がまた変わりました(ーー;
  自分の場合、本棚にずらーっとならべているわけじゃないからそれほど問題じ
  ゃないんだけど、やはり並べてる人にとっては見栄えがよくないんだろうな。

ちびたけ
000155 「ヴァンパイア 異形の章」
書込日時 97/04/19(土) 08:22:11
 ヴァンパイア 異形の章/栗本薫/講談社/1575円/B

  待ち焦がれていたものがやっと出てきました!!
  早く読みたいため、昼休みに入手してから、仕事なんて手に付かない状態(^^;
  さっさと帰宅し、天狼星の世界へと突入しました・・・

  やはり自分にはこの世界があってます。(゚゚)(。。)(゚゚)(。。)ウンウン
  最近の栗本さんの作品は独特の世界(耽美とかの読んでて違和感ありありの世
  界)に踏み込み始めていましたが、この作品はまだそちらの領域へはいってな
  いので安心(^^;

  この作品を読んでもう一度「天狼星」の舞台を観たいと思いました。
  今はまだ大阪で公演してるので行こうと行けるのだが・・・(^^;

ちびたけ
000156 「4月に読んだ本 PART1」
書込日時 97/05/06(火) 23:23:04
 ホストが移動してから全然書いてないなー(^^;
 ということで、まとめて感想をUP!!

 僕を殺した女/北川歩実/新潮社/C+
  自分を探すうちに、自分がなんであったかを見つける物語。
  「脳モノ」に近いかんじがするが、そこはちょっと・・・といったところ。
  ちょっと読みづらい作品でした。

 プリズンホテル冬/浅田次郎/徳間書店/C
 プリズンホテル春/浅田次郎/徳間書店/B-
  冬は特別感動したということはないんだけど、3作目となると十分に登場人物
  に愛着がわいてくる。そして最終作「春」で、これまでの物語を完結するって
  ことで、ある程度の物語の予測はついたが、それをうまく感動させてくれまし
  た。(;_;)

 勝負の極意/浅田次郎/幻冬舎アウトロー文庫/D-
  このエッセイはつまんなかったです。(^^;
  競馬好きなかたは楽しめる「かも」しれません。(^_^;

 月光魔術團6/平井和正/アスペクトノベルズ/C
  やっとウルフガイっぽくなってきたぞ!!(^^)
  これからが楽しみだ!!(^^)

 いちご同盟/三田誠広/河出書房新社/C+
  3月にこの作品を原作とした映画を観た。映画を観てとても感動したので、読
  んでみたのだが、ちょっとものたりなかった。

ちびたけ
000157 「4月に読んだ本 PART2」
書込日時 97/05/06(火) 23:23:23
 地下鉄(メトロ)に乗って/浅田次郎/徳間書店/B
  過去と現在の融合。SF!? とても切ない愛の物語でした。
  いままで、極道小説とエッセイしか読んでいなかったので、「純文学を目指し
  ていた」というのが半信半疑だったが、これを読んで納得。(^^)

 あなた/赤川次郎/角川mini文庫/C
  あっ、もう話を忘れてる(^^;

 日本国殺人事件/吉村達也/ハルキ文庫/C
  「日本国」と書いて何と読む?
  「日本国」を目指して人々は物語の中をさまよっていく。。。
  『時の森殺人事件』でのあの3人が登場してくれたので、なかなか面白いもの
  となっています。(^^; これからの彼らの活躍に期待!!(^_^;

 東京「失楽園」(エンジェル)の謎/太田忠司/NON NOVEL/C++
  霞田兄妹の都市名シリーズもこの作品で6作目。今回の「東京」で第一期シリ
  ーズ終了。作者の考えてた題名は「東京天使の謎」だったそうだが営業サイド
  の意見より「失楽園」に変わったそうです。シリーズ第一期終了ということで
  かどうかわからないが、結構色々なことを詰めすぎているので、少し話が分散
  したように見えた。

 オンリー・ミー/三谷幸喜/幻冬舎文庫/B-
  腰巻きどうり1ページごとに笑わせてくれます。(^◇^)
  クリスマスのデートに某レストランを使ったのにはおもいっきり笑わせてくれ
  ました。(^_^;

ちびたけ
000158 「久々の購入報告(^^;」
書込日時 97/05/09(金) 21:16:44
 しばらくさぼってましたが、ちょっとだけ(^^;

 地球樹の女神1/平井和正/アスペクトノベルズ
  角川ノベルズ6巻、徳間の完全版13巻を持っているのに購入しました。(^^;
  今回刊行されるのは、↑をもとに、著者が編集・再構成した「決定版」だそう
  です。(^^;
  他に、泉谷あゆみの漫画「クリスタル・チャイルド」が巻頭に収録されてます。
  (あー、でもこれも単行本でもってるのに(^_^;)

 鉄道員(ぽっぽや)/浅田次郎/集英社
  神田三省堂でサイン会がありましたので、それを兼ねて購入。
  サイン会の人出も思ってた以上にいたのでびっくり。
  あのおやじったら、結構人気あるのね(^_^;
  おやじの横にいた髭のお兄さんに目がいっていました(^_^;>わし

 沈黙の教室/折原一/ハヤカワ文庫
  日本推理作家協会賞長編賞受賞作。
  いまのところ、内容を忘れているので、新鮮な気持ちで読めそうだ(^_^;

ちびたけ
000159 「購入(5月中旬まで)」
書込日時 97/05/20(火) 22:51:44
 懐が寂しいので最近はほとんど買ってないっす(^_^;

 算数・国語・理科・殺人/吉村達也/講談社文庫/562円
  軽井沢純子シリーズ第1作目。

 むかし僕が死んだ家/東野圭吾/講談社文庫/505円
  味わい深い作品である。うむ。

 沈黙の教室/折原一/ハヤカワ文庫JA/880円
  日本推理作家協会賞長編賞受賞作。
  「叙述」を小道具に使った見事な作品。

 ラベンダーの殺人/吉村達也/角川mini文庫/200円
  アロマチック・ミステリーと題された新シリーズ。
  『瑠璃色の悲劇』で傷心した烏丸ひろみが復活!!
  表紙は擦るとラベンダーの香りがするように印刷されてます。(^^)

 殺しへの招待/天藤真/創元推理文庫/640円
  天藤真推理小説全集6。
  全集といって、全部でるとは限らないが、『善人たちの夜』で初稿を補完する
  なDやってくれたから、今では絶版となって入手不可能な作品もちゃんと入れ
  てくれるであろうと期待。

ちびたけ
000160 「東京名物」
書込日時 97/05/22(木) 22:29:40
 東京名物/早川光/新潮社
  「東京名物」として、東京発祥の食べ物、そこ一軒でしか作ってないもの、江
  戸時代から続く伝統工芸品、そういったものの中から希少性重みを置きつつ、
  著者が悩みに悩み抜いて選んだ八十数点を紹介しています。

  その中で、興味があったを挙げると

  [揚げまんじゅう]神田・竹むら
   神保町のわきにあるので、古本屋めぐりのあとにいくのもいいかと思うのだ
   が、いつも忘れてしまう。(^^;

  [あぶら取り紙]浅草・木村百助化粧品店
   脂がよくとれると評判の店。自分は顔があぶらっぽいと嫌なので、
   洗ったりして脂をおとしていますが、ハンドタオルを持っていないときは、
   あきらめているので、このあぶらとり紙を持っていれば解決しそう。

  [江戸手拭]浅草・ふじ屋
   オリジナルな手拭があるので、自分の気に入った柄を持ちたいと思いました。
   仲見世の中屋やひさご通りのあだち屋なんかもよく覗いて新作がでていない
   かチェックしているので、今度このふじ屋も覗いてみよう。
   六尺用に尺単位で注文できるようになっていれば嬉しいのだけれど・・・

  [元祖たいやき]麻布十番・浪速家総本店
   麻布十番のたいやきは有名ですね。先日知り合いの家に行ったときに、
   他の人がお土産に持って来ていたので、頂戴しました。
   皮がパリッとして、あんこも甘すぎずにおいしかったです。(^^)

  [元祖モンブラン]自由が丘・モンブラン
   モンブランを作ったのが日本が最初だとは知りませんでした。

  [栗羊羹]向島・青柳正家
   1竿3000円の栗羊羹。1竿もいらないけど、1切れぐらい食べてみたい。

  [鳥キムチ]人形町・玉ひで
   玉ひでは、親子丼で有名ですね。
   しかし、隠れた1品として、鳥キムチが紹介されていました。冬季限定なん
   だそうで、今の季節はやっていないんだとか・・・
   自分は辛いものが苦手なんですが、ちょっと食べたくなりました。(^^;

  [豆大福]音羽・群林堂
   写真でみただけで、食べたくなっちゃいました。もこもこっとした豆もさる
   ことながら、たっぷりとあんこが入っている様子なので、とても満足できそ
   う。

ちびたけ
000161 「ハイペリオン」
書込日時 97/05/31(土) 09:26:52
 帰省途中の新幹線でむさぼるように読んでました。(^^;

 ハイペリオン/ダン・シモンズ/早川書房/2900円/B 536P

 かなり前から気になってたこの作品。
 1990年度のヒューゴー賞受賞作であり、1995年度には、日本SF界
 で 大きな話題になっていたから・・・

 でも、ハードカバー2段組み500Pの長さがあるため、これだけ読むのに
 時間がかかるだろうし、この続編「ハイペリオンの没落」も同じくらいのボ
 リュームがあるもんだから、長いこと躊躇してたんです。(^^;
 実際読み始めると面白くてたまらないので、結局、数時間で読み終えてしま
 いました。しかし、ハイペリオンの謎はまだまだ続くため、今の時点では、
 満足感がない、そのため、早く続編を読みたいんだ!!

ちびたけ
000162 「グリーンマイル5」
書込日時 97/06/01(日) 09:35:02
 グリーン・マイル5/スティーブン・キング/新潮文庫/C+
  やっと5巻まできました、来月でとうとう完結!!
  今回はたんたんと物語が進んだみたいーって感じ(^^;
  (もしかしたら、見落としがあるかもしれないけど)

  今回の解説は、中島梓(栗本薫)が書いているが、彼女の小説を待つのに
  比べたら、このグリーン・マイルを待つことぐらい屁でもないことに感じ
  るねー。(^^;

ちびたけ
000163 「グイン56」
書込日時 97/06/01(日) 09:35:07
 ということで、引き続いては前アーティクルで名前のあがった栗本薫の新作。
 グインサーガの第56巻です。

 野望への序曲/栗本薫/ハヤカワ文庫JA/C
  一月遅れでやっと出た56巻。作者自身はとっくの前に書いていたのに、
  挿絵と出版の関係で遅れたらしい。あとがきにもそろそろ、天野氏から別
  の人に変わるかもしれないらしいことが書いてありました。最初の頃のよ
  うに加藤氏に戻るのかな? それとも別の人になるのかな? ちょっと興
  味深いところであります。

  さてさて、作者の方はすでに57、58巻を書き上げているようで(^^;
  6/1よりニフティの天狼PATIOで、57巻のタイトルあてが始まっ
  ております。参加は自由ですので、ID:LDT03466,PSWD:TENRO4!でアクセス
  して参加しましょう!!(^^)

ちびたけ
000164 「ホテル探偵ストライカー」
書込日時 97/06/02(月) 17:50:41
 集英社文庫から出版されている、「世界の名探偵コレクション」の1冊。
 10人の探偵の短編がそれぞれに収録されている。

 ホテル探偵ストライカー/コーネル・ウールリッチ/集英社文庫/C+
  なぜに彼が収録されているのか、謎となっています。(^^;
  一説によると彼を出したいがために、このコレクションが出ているのでは
  ないかとの噂も・・・(^_^;
  他の探偵の場合、その探偵の短編だけで構成されているのだが、ストライ
  カーは、「九一三号室の謎 自殺室」と「九一三号室の謎 殺人室」のみ
  で、あとは、楽しくスリルにとんだ短編が収録されている。

  ストライカーの2編は訳がいまいちなので、ウールリッチのよさが現れて
  いないのが残念。どーしたんだよー(笑)>稲葉さん

ちびたけ
000165 「百舌の叫ぶ夜 etc.」
書込日時 97/06/08(日) 23:51:26
 5月末の時点で117冊読みました。
 なんとか月20冊のペースは守っていますが、どこまでそれが守れるか・・・

 百舌の叫ぶ夜/逢坂剛/集英社文庫/B
  視点の切り替えがパッパとあるが、それが誰のものであるか、しっかりと追う
  ことができ、混乱を誘うことはなかった。また時系列も前後しながら読者を色
  々な所へ誘うが、それが見事。そしてラストの鮮やかさは気持ち良かった。

 「長崎の鐘」殺人事件/吉村達也/徳間ノベルズ/C
  これが100冊目ということで、記念になる作品なんだろうけど、まーまーの
  出来なんでしょうね、これは。可もなく不可もなくといったところ。
  なんか、朝比奈耕作シリーズもパターン化されてきたのかな?

 大江戸魔方陣/加門七海/河出書房新社/C+
  『平将門魔方陣』で興味が深まった魔方陣。今回は「江戸」の築かれた「魔方
  陣」を探っている。ちょっとした興味で調べたものが、このような結果として
  現れるとホント恐いものがありますね。次作の『東京魔方陣』で現在「東京」
  に張られている「魔方陣」を確認することができるな。(^^;

ちびたけ
000166 「ハイペリオンの没落 etc.」
書込日時 97/06/08(日) 23:51:33
 長編を読むのはしんどいですね。(^^;
 それもハードカバーで上下分割600Pともなると、本当に・・・

 ハイペリオンの没落/ダン・シモンズ/早川書房/C+
  前作を読んで、早く読みたかったので急いで図書館に行って借りてきました。
  前作よりは読むのが辛かったですが、なかなか面白く、自分を引き付けてくれ
  ました。でも、ラストに至ってもよくわからないまま解決された部分があるた
  めに、ちょっと物足りないです。この解決は『エンディミオン』でちゃんとさ
  れるのでしょうかね

 英国庭園の謎/有栖川有栖/講談社ノベルズ/C
  国名シリーズも第4弾、なんとか続いていますね。(^^;
  収録されている物語全てが国名シリーズであれば文句はないんですが・・・

 消えたオーケストラ/宇神幸男/講談社/C+
  『神宿る手』でデビューした作者の2作目。
   ↑の感想と読書ノートへの記録もちゃんとやったはずであったのに、どこに
  も残ってなかったので、びっくり(^_^; ということで、5月末までに読んだ
  のは118冊になります。(^^; 両作品とも音楽ミステリーで、作品に登場す
  る演奏会シーンなどは、実際に聞いてみたいと思うほどです。ミステリー部分
  も手を抜く事なくしかKRIしており、なかなか楽しめます。本作では、演奏
  会会場から演奏中にオーケストラが消えるトリックも凄かったし(^^;

ちびたけ
000178 「鬼」
書込日時 97/06/14(土) 21:48:04
 鬼/高橋克彦/角川春樹事務所/C+
  鬼に関する短編を5編収録。平安の世、都を騒がす「鬼」を平定するために
  活躍した男達の物語(?)(^^;
  彼らの活躍を短編でなく、長編でも読んでみたいと思わせてくれるそんな作
  品でした。

 鉄道員(ぽっぽや)/浅田次郎/集英社/B+
  先月、サイン会で購入した作品集。
  あんなおやじがこのような作品を書くとは・・・(^_^;
  表題作の「鉄道員」は、最初の時点で結末がわかっていたのに、やはり、泣か
  されました。(;_;) だいたい、筋が見えていたら「こーなって、こーなるん
  だなー」と、たんたんとした気持ちで読み終えるのが多いですが、そんな風に
  はさせずに、ちゃんと感動させてくれるんです。うーん。

  1作1作、時間をとって静かな時に読むようにして正解でした。
  忙しいときに読んでいたら、こんな気持ちになれなかったかもしれないんでね。

ちびたけ
000180 「幻の翼」
書込日時 97/06/26(木) 23:42:10
 幻の翼/逢坂剛/集英社/B-

  前作『百舌の叫ぶ夜』を読んで、最近でたばかりの『よみがえる百舌』を借り
  て少し読んだところ、「おや?」という場面があったので、ちょっと最終ペー
  ジを見てみると、↑とのあいだには、2作もシリーズがあったため、読むのを
  やめ間にあるこの作品を借りてきて読むことになりました。(^_^;

  この作品、今でもタイムリーな話題をあつかっているために笑えない(^^;
  (笑う作品じゃないけど、この話題はちょっと・・・(^^;)

  あと2作あるので、ゆっくりと読んでいこうかなというところ。
  「よみもず」も読書仲間の間でちょっとした話題になってるので、早く読みた
  いんだけどな。

ちびたけ
000181 「テロパラ」
書込日時 97/06/26(木) 23:42:13
 テロリストのパラソル/藤原伊織/講談社/C+

  第41回江戸川乱歩賞受賞作、さきほど、最新作『ひまわりの祝祭』もでたば
  かり。がんばってますな。

  世代が違うために「?」という部分がありすぎ。
  30,40代の人には、懐かしさをかんじるものがあったといわれていたが、
  自分には・・・

ちびたけ
000184 「さわやかなラスト」
書込日時 97/07/03(木) 22:23:56
 別れ、のち雨/赤川次郎/新潮社文庫/C
  離婚した男と女、再び一緒になることができるのか?
  彼らの息子、娘が両親のために奔走する物語。(^^;
  ちゃんと波乱万丈あって、最後には落ち着くのだけれども、途中に出てくる
  人物のあつかいがちょっと・・・もう少しそっちの方にも筆を進めていたら
  別の話になっただろうな(^_^;

 東京騎士団/大沢在昌/光文社文庫/C
  世界を狙うエリート集団を阻止するために動く、一人の青年と仲間達。
  設定はとても面白いのだが、最後が尻つぼみといったところ。
  大沢さんならもっと別の展開を書け、シリーズにすることもできると思うの
  だが・・・

 ニーベルングの城/宇神幸男/講談社/C+
  『神宿る手』『消えたオーケストラ』に引き続く音楽ミステリー3作目。
  今回は、バローの遺品をめぐる物語。遺品の中には、世界を手に出来ると言
  われる「ロンギヌスの鑓」があるとのこと・・・
  ロンギヌスの槍をみつける過程はなかなかすばらしいものがあるが、あーい
  った知識がないと絶対にみつけられないだろうし、ある特定の人物にしか解
  けないものでもあるなぁと感じました。
  この物語は、もう少しつづく感じで終了したので、早く決着をみたいもんだ。

ちびたけ
000185 「栗本2冊」
書込日時 97/07/03(木) 22:23:59
 伊集院大介の新冒険/栗本薫/講談社文庫/B-
  探偵になる前の大介から、世間に知られるようになった大介の物語。
  彼が探偵としての才能を発揮した物語の数々を紹介。
  彼の才能はおいとくとして、物語に登場する人々は、全然特別な人でなく、
  自分のまわりでも見つけられる人なので、日常に潜む「思い」の数々が起こす
  事件に改めて寒気を感じました。

 幽霊島の戦士/栗本薫/ハヤカワ文庫JA/C
  グインサーガ外伝10、シルヴィアを探すために本編から姿を消したグインの
  シルヴィア探索行が描かれている。しかし、この1冊では終わりをみせず、ど
  こまで続くのやら(^_^;

ちびたけ
000186 「とうとう完結」
書込日時 97/07/03(木) 22:24:01
 グリーンマイル6/スティーブン・キング/新潮文庫/B-
  とうとう終ってしまった。う〜ん。(^^;
  こういう結末になったのね・・・期待させた割には、ちょっと・・・
  自分には物足りない終わり方になってしまいました。

ちびたけ
000189 「今月の講談社ノベルズ新刊!!」
書込日時 97/07/10(木) 23:45:39
 今月の講談社ノベルズは本格(変格?)揃い!!

 複製症候群/西澤保彦/講談社ノベルズ/C+
  今回の設定は「クローン人間」(^^;
  ストローと呼ばれる巨大な円筒が世界各地に現れる。このストローに触れると、
  その生物のコピーができあがる、そんな世界設定の中で、ストロー内部に閉じ
  こめられた高校生たちが殺人事件に出くわす。はたして犯人はまだストロー内
  部に潜伏しているのか、それとも、高校生の内部にいるのか。いるとしたら、
  オリジナルか、コピー人間なのか・・・
  オリジナルとクローンの違いはあるのか!?といった、ちょっと深刻なテーマ
  も含んだ作品になってます。「西澤さんだから・・・」って片付けられそうな
  作品だが、なかなか考えさせられる話でした。

 ディプロトドンティア・マクロプス/我孫子武丸/講談社ノベルズ/C-
  カンガルーのマチルダさんを探す「私」が遭遇する大騒動(^^;
  いやぁ(^^; この作品はなんて言ったらいいんだか(^^;
  ホラー? ホラ? パロディ? ファンタジー? おわらい?(^^;

 まどろみ消去/森博嗣/講談社ノベルズ/C-
  森ワールドを堪能できる短編集。
  爽やかな作品から「これってなんなの?」と言ってしまいたくなる作品まで、
  全部で11個の短編があります。
  さらっと読めるのはいいのだけれど、読んだあとになにも残らない。

 あと、清涼院流水の『19ボックス』が残っているが、その前に読まなければい
 けない本が入ったのであとまわし(^^;

ちびたけ
000190 「吉村達也」
書込日時 97/07/12(土) 10:33:33
 銀閣寺の惨劇/吉村達也/徳間文庫/C+
 金閣寺の惨劇/吉村達也/徳間文庫/C
  この2作品は双方向ミステリとして、どちらから読んでも、2作目を読んだあ
  と発生するドンデン返しが2つあるという・・・
   1.すでに解決されたと思われた片方の犯人が土壇場ですり替わってしまう。
   2.「金閣」、「銀閣」のそれぞれで描かれた殺意の構造の他に、もうひと
     つの隠された大きな何かを感じることができる。
  というとこでした。
  実際、2については納得できるのだが、1はちょっと別に2作を読まずともと
  いう感じがあったけど、自分の解釈が間違っているのかな?
  ノベルズの時は、「金閣」→「銀閣」の順で読み、今回は「銀閣」→「金閣」
  という順で読んでみました。どっちもどっちといったところですね。(^^;
  しかし、親と子のつながりって、こんなもんなの?
  自分は幸せなんだと感じてしまいました。

 空中庭園殺人事件/吉村達也/光文社文庫/C+
  やっとのことで出てくれました。(^^; タイトルの予告が出てから1年待ちま
  した。(^^; 名前からわかるように、梅田の空中庭園をつかってます。
  ここは前からいきたいとおもっているんだけど、なぜかいってない。(^^;
  高いところが嫌いなわけでもないんだけど、いつでもいけるやっという気持ち
  があるからなんでしょうね。それと、素敵な相手と一緒にいきたいっていう望
  みもあるからかもしれない。(^^;

  今回出てくる人物の考え・行動は、ときどき自分でも思うときがあるんだけど、
  この人物ほど、深くは考えないな。(^^; 考えすぎると身動きとれなくなっち
  ゃうからね。

ちびたけ
000193 「よみがえる百舌」
書込日時 97/07/20(日) 04:25:07
 よみがえる百舌/逢坂剛/集英社/C+
  『百舌の叫ぶ夜』からここまで、やっとのことできました。
  これでこのシリーズも終わりなのかな? 主人公をこのまま引きずってシリー
  ズを続けられそうな感じ・・・ でも、「百舌」に関する緊張感は味わえない
  だろうな。

  「百舌」と対決する女刑事がいるんだけど、ちょっとこの方法って本当にでき
  るの?と疑ってしまう。この作品を読んだ友達は無理だっていってるんだけど
  ね。わしもその意見に賛成なのです。

  って、こんな風に書いていてもなんことかわからないでしょうね(^^;
  なので、読んでみて下さい。もしくは、どんなことまのか、直接わしに聞いて
  下さい。(^^; 実現可能かどうか聞いてみたいんで(^^;

 美神の黄昏/宇神幸男/講談社/C+

  音楽ミステリー4部作もとうとうこれで終わり。
  4部作それぞれ単独で読んでもいいのだが、連続して読むことによって、
  より深い感銘をうけたような気がします。(^^;

ちびたけ
000194 「虹を操る少年」
書込日時 97/07/20(日) 04:25:11
 虹を操る少年/東野圭吾/講談社/B-
  「光楽」とはなんだ?
   ”光”を”演奏”することでメッセージを発信する天才少年・光瑠。
  彼の「光楽」に感応し集う若者たち、しかし、この「光楽」に対して妨害の手
  が・・・

  なんて言えばいいのかなぁ、とにかく読んで欲しい。
  東野作品の中でも異色作で、ミステリとしてはちょっと・・・と思うが、
  ベストに入れてもいいくらい、わくわくどきどきできる作品です。

  こんな能力があれば・・・今の仕事も楽なのに(^^;

ちびたけ
000196 「浅田週間終了(^^;」
書込日時 97/07/28(月) 22:13:55
 勇気凛凛ルリの色/浅田次郎/講談社/C
 勇気凛凛ルリの色 2 四十肩と恋愛/浅田次郎/講談社/C

  週刊文春に連載中のエッセイ「勇気凛凛ルリの色」をまとめた作品。
  1冊目では『蒼穹の昴』が書き終ったぐらいまで、2では昨年の直木賞発表過
  ぎぐらいまでを、でも昨年の受賞できなかった回のが抜けているような気がす
  るのだが(^^;

 蒼穹の昴(上)/浅田次郎/講談社/B+
 蒼穹の昴(下)/浅田次郎/講談社/B

  「人の幸福とはなんぞや?」という難しいテーマを追求した『蒼穹の昴』。
  西太后を筆頭に歴史上の人物が次々と登場し、それぞれのキャラクターが歴史
  で(自分が)知っている・伝えられているのとは異ってはいるが、とてもイキ
  イキしており、本当にこんな人物だったのかな?なんて楽しくなってきました。
  (特に西太后が) また、当時の政治・権謀術など興味深い内容である。

 日輪の遺産/浅田次郎/講談社文庫/C++

  帝国陸軍がマッカーサーより奪い取ったという時価二百兆円の財宝。老人が遺
  した手帳に隠された驚くべき真実。財宝に関わりをもった人々の姿に涙する感
  動の力作。

ちびたけ
000197 「探偵二人」
書込日時 97/07/28(月) 22:13:58
 世界の名探偵シリーズを久々に・・・

 メグレ警視/ジョルジュ・シムノン/集英社文庫/C+
  やっぱりメグレ物は素敵だ。メグレの地道な捜査、犯人に対する頑固な姿勢な
  ど、ホントニ魅力的だ

  #昔の自分の理想系だったりする。(^^;イマハチガウヨ

 エルキュール・ポワロ/アガサ・クリスティ/集英社文庫/C
  灰色の細胞をもったベルギー人名探偵。
  どーしたら、そんな結末に達するのか、ホント不思議である。
  でも、あんまり好きじゃないの(^^;

ちびたけ
000198 「遭難者」
書込日時 97/07/28(月) 22:14:02
 遭難者/折原一/実業之日本社/C
  山で遭難した人への追悼集を模した体裁の作品。
  昔、和久峻三が『雨月荘殺人事件』で裁判の記録や自白調書、市民セミナーを
  模した形で小説を発表したのがあったけど、それと同じようなもの。

  なかなか面白い試みであるが、これはそこまでするほどのものではないような
  感じがした。小説としては十分面白いものができているので、満足なんである
  が・・・

  ちなみに『雨月荘殺人事件』は傑作です。(^^)
  文庫化されているのでよろしかったら読んでね。(^^)

ちびたけ
000201 「手首の問題」
書込日時 97/07/31(木) 00:06:23
 手首の問題/赤川次郎/講談社ノベルズ/C+
  ホラーっぽい中編が4編。
  目をみはるほどのものはないけど、ちょっとだけゾクッっとくるくらいかな?
  でも、「赤川」もの特有の爽やかさがそこはかとなく漂っていると感じられて
  しまう。(^^;

 これで、今月の講談社ノベルズは全部制覇したことになった。(^^;
 はじめてじゃないだろうか(^^;

 来月もナカナカ面白そうな本がでるので楽しみ>講談社ノベルズ

ちびたけ
000203 「タイム・リープ」
書込日時 97/08/11(月) 18:11:37
 タイム・リープ/高畑京一郎/メディアワークス/C+
  第1回電撃大賞(だったかな?(^^;)の受賞者の受賞後第1作目。また、
  今夏、映画化される(されている?)んだそうです。(^^;

  記憶が飛んでいると思っていたのが、実は、意識だけが過去・未来へと移
  っていたという・・・それがなぜ起こっているのか、真相をたどるうちに
  ・・

  なかなか青春していて、よろしい(^^)
  ちょっと、「時をかける少女」っぽいところもあるが、「タイム・リープ」
  という現象をうまく使っています。

ちびたけ
000204 「栗本新刊」
書込日時 97/08/11(月) 18:11:41
 ヤーンの星の下に/栗本薫/ハヤカワ文庫JA/C
  グインサーガ57巻。
  イシュトヴァーンが行動を起こした!!
  これから、パロ−モンゴールをめぐってなにかがおこるのであろうか?
  また、久しぶりにわくわくさせてくれそうな予感を感じさせた巻であった。

  英題ははじめて(?) 単語の頭文字が一致しなくなっていました。
  また、外伝ですでに装画担当者がかわりましたが、本編もとうとう変わって
  しまいました。このイシュト変。(--;

 町/栗本薫/角川ホラー文庫/Dー
  怖さを期待していたが、な〜んにも怖さを感じなかった。
  久々につまらんホラーを読んでしまった。

  やっぱ、栗本さんは、伊集院ものとグインだけにしてしまおうかな。
  最近の単独の作品は面白くなくなってきているし。

ちびたけ
000205 「赤かぶ検事辞任す」
書込日時 97/08/15(金) 13:53:27
 赤かぶ検事辞任す/和久峻三/光文社文庫/B
  題名が題名だけに、とても気になっていた作品。
  これで赤かぶ検事シリーズが終了になるのかと思えばとても寂しいもので
  ある。(最近出た光文社文庫では、今まで名前しか出てなかった彼の息子
  が主人公になっているみたいだし)

  内容も内容だけに、感慨深いわぁ。

ちびたけ
000206 「モロー博士の島」
書込日時 97/08/17(日) 22:27:32
 モロー博士の島/H・G・ウェルズ/創元SF文庫/C

  昨年『D.N.A.』と題されて映画化されたウェルズの長編第2作目。『タ
  イムマシン』や『透明人間』の方が有名であるが、本作もその当時のアイデア
  として、自由な発想で優れており、また、人間社会への警鐘を促すものでもあ
  る。人間と動物、どこまで区別出来るものなのか。そして、人間とはいったい
  何であるのかさえ、問うていたのかもしれない。

ちびたけ
000207 「3001年終局への旅」
書込日時 97/08/17(日) 22:27:35
 3001年終局への旅/A・C・クラーク/早川書房/C-

  2001年、2010年、2061年と続いてきた宇宙の旅もこれで終わり。
  少しばかり物足りない気がしましたが、こんなのでいいんでしょうかね?
  まだ先はいくらでもできそうな感じでした。(^^;

  結局、「モノリス」ってなになの?(^_^;

  今年は、「HAL」が誕生したはずの年、これからが本当に「2001年への
  旅」が始まりますね。(^^)

ちびたけ
000208 「ローウェル城の密室」
書込日時 97/08/18(月) 22:38:45
 ローウェル城の密室/小森健太朗/芸術出版社/C-
  読むんじゃ、なかった。
  ほんと、とんでもない解決だわ。(^_^;;;;;;

ちびたけ
000209 「紅天蛾(べにすずめ)」
書込日時 97/08/18(月) 22:38:47
 紅天蛾 新宿少年探偵団/太田忠司/講談社ノベルズ/C+

  べにすずめちゃん、かわいー(わしはロリではないが(^^;)
  でも、こんな娘が近くにいると迷惑だが。(笑)

  あと何作あるのかわからないが、続きが楽しみである。(^^)

ちびたけ
000216 「まとめて part.1」
書込日時 97/09/01(月) 01:12:32
 なんか、いつのまにか読んだ本がたまってしまいました。(^^;
 なので、簡単に・・・

 大根性/三谷幸喜/JUMP J BOOKS/C-
  楽しいことは楽しいが、エッセイや脚本に比べるとちょっと物足りないものが
  あった。

 6月19日の花嫁/乃南アサ/新潮文庫/C
  6月12日に記憶を失った女、覚えているのは6月19日に結婚することのみ。
  少しづつ真実が明らかになっていく過程が面白かった。

 巨人−阪神殺人事件/吉村達也/光文社文庫/C
  『死者に捧げるプロ野球』という作品を改題し、一部加筆された作品。
  今回の改題はちょっと納得いかない(^^; 話の中で「巨人−阪神戦」が使われ
  ているけど、それを題名にもって来るのはねぇ・・・
  加筆された部分は、作品の趣きをよくしていたので○。

 体に悪いことしていますか/清水義範/祥伝社/C+
  スポーツに関したパスティース小説。
  ちょっとしたところを付いたナカナカ面白い作品。
  いつもどおり清水さんでした。(^^;

 売春捜査官−熱海殺人事件/つかこうへい/メディアファクトリー/C+
  戯曲。つい先日舞台を観てきたばかりなので、それを思いだしながら読みまし
  た。舞台を観ていたときの感覚がよみがえり良かったです。

 月光魔術団7、8/平井和正/アスペクト・ノベルズ/C+
  少しだらけていたと思っていたけど、またまた面白くなってきました。(^^)
  全12巻らしいので、残りでどうなっていくか楽しみです。

ちびたけ
000217 「まとめて part.2」
書込日時 97/09/01(月) 01:12:41
 プラスティク/井上夢人/双葉社/C+
  この作品が舞台化されたので、観に行く前に再読を・・・
  結構忘れていた部分もあるが、これを舞台にするにはどうするんだろうと思い
  つつ読みました。この作品を読むと某作品を思い出す人も多いだろうが、これ
  はこれで考えさせられるモノがあります。
  昨日、舞台を観てきましたが、うまいことやっていて、良かったです。
  作者にも好評だったそうで・・・(^^)

 レフトハンド/中井拓志/角川書店/B-
  今年のホラー大賞長編賞受賞作。左腕が生物から離れて別の生き物として活動
  してしまうウイルスを解明していこうとするお話。
  恐さはイマイチだったが、なかなか面白かった。(^^)
  左腕が脱皮するところはナカナカよかったっす。

 風が吹いたら桶屋がもうかる/井上夢人/集英社/C+
  役に立たない超能力−お湯を沸かすのに数時間もかかるし、本を読むのにペー
  ジをめくるのにも時間がかかる−を持った男と、推理マニア、美人に弱い男と
  この3人の元に超常現象?の解決をもたらす美女達。彼らが絶妙のチームワー
  クで挑むユーモア・ミステリー。
  おもろい!! この3人組のこれからの活躍に期待!!(^^)

 新幹線秋田「こまち」殺人事件/吉村達也/カドカワエンテインメント/C+
  「顔見知りの間でレイプは成立するのか?」 いつもながらに重いテーマっす。
  読んでいて心痛い。レイプってその場だけで通りすぎれないもんですからね。
  セカンドレイプ、サードレイプって・・・

ちびたけ
000218 「神々の山嶺(いただき)」
書込日時 97/09/01(月) 01:12:44
 神々の山嶺(いただき) 上・下/夢枕獏/集英社/B+
  山へ登る男を綴った作品。夢枕獏の作品にはロマンがある。
  読むだけで胸踊る気分にさせられる。
  山に登ってみたいと思った。

  上下あわせて千ページ程あったが、全然長さを感じさせないくらい物語に入り
  込んでしまった。やっぱり、夢枕獏はいいよな。

ちびたけ
000222 「六枚のとんかつ」
書込日時 97/09/11(木) 23:14:32
 六枚のとんかつ/蘇部健一/講談社ノベルズ/E-
  最悪っす。
  商業出版でよく出したもんだ>講談社
  これ以上のコメントできないほどの脱力感。

ちびたけ
000223 「黒い家etc.」
書込日時 97/09/15(月) 15:46:29
 黒い家/貴志祐介/角川書店/C
  本年度角川ホラー大賞受賞作。『13番目のISOLA』で佳作を取った著者
  が再度挑戦といったところ。前作に比べるととても読みやすく、こなれてきた
  というかんじ。選評者もこぞって誉めている。しかし、作品の内容は前作の方
  が自分としては面白かったし、長編賞の『レフトハンド』の方が楽しめた。本
  作では人間というもの異常性が扱われているが、イマイチ掴みづらいところが
  あったのが原因だろうか。

 夜に迷って/赤川次郎/光文社文庫/C-
  楽に読めていいのだけれど、なんかいつものパターンという感じ(^^;
  静かな家庭に一騒動起こって、最後に落ち着くんだから。

 クリスタル殺人事件/吉村達也/光文社文庫/C+
  人の病んだ心が起こす事件を綴った作品集。
  全部読まなくてもいいから、光文社文庫の小冊子「文庫のぶんこ」用に書かれ
  400字小説『バカヤロー! こんな会社……』だけでも立ち読みしてくださ
  い。「クスッ」と笑えると思いますから・・・(笑えない人もいるかもしれま
  せんが(^_^;ソレハソレデ・・・)

ちびたけ
000224 「奪取」
書込日時 97/09/15(月) 15:46:33
 奪取/真保裕一/講談社/B
  紙幣偽造を試みる男たち。
  最初は、ATMを騙して金を奪取するだけだったが、紙幣の印刷技術に惚れ込
  んだ男たちが自分たちでどこまでこの技術を真似、修得(?)できるかを丹念
  に描いた作品。紙幣を偽造しなくてはならなくなった状況は必要だけど、物語
  の筋はそんなもんなど脇において、男のロマンを追っていると見てもいいので
  はないかと感じた。(でも、それはそれで面白い部分をそぐ形になってしまう
  が(^^;)

  自分自身が多少印刷に携わっているだけに、「なんとも・・・」という気持ち
  もあるが、紙幣偽造をやってみたくなったぞ(^_^;ムリダケド

ちびたけ
000225 「ターン TURN▲▼」
書込日時 97/09/15(月) 15:46:39
 ターン/北村薫/新潮社/B
  〈時と人〉三部作の第二作目。
  第一作『スキップ』では、17歳の少女が時を「スキップ」して42歳の今を
  生きる・・・という話でしたが、第二作『ターン』は、事故により同じ時間を
  何度も「ターン」している女性の話。同じ時間を繰り返すといっても、自分独
  りしか存在してない世界だから、結構孤独である。でも、それが2人称で描か
  れており、いつしか独りでなくなっているところが良い。
  とても甘く、甘ったるいラブストーリー。人によっては、ここまで甘ったるい
  と読んでいる途中で投げ出したくなるかもしれないし、ラストがどんな風にな
  るかも簡単に想像できる物語でもあるため、「もういいわ」と思って途中でや
  めてしまいたくなるかもしれないけれど、そんなことをあっさりとさせてくれ
  ないのが、北村薫の筆力といえようか。

  〈時と人〉三部作のラスト『リセット』がとても待ち遠しいです。

  ケン・グリムウッドの『リプレイ』という作品が、同様の読み物としてお奨め
  です。(^_^)(↑一発屋だと思っていたが、先月新作がでたのでびっくり(^^;
  だから、今は店頭ですぐに手にはいると思います。)

ちびたけ
000227 「文士劇」
書込日時 97/10/04(土) 08:39:37
 本の感想もかけやって声も聴こえてきそうだが(^^;
 先週観てきた文士劇の感想を・・・
 12日にBSで放映されますので、ネタを知りたくない人は飛ばしてね(^^;

 日本推理作家協会50周年記念文士劇『ぼくらの愛した二十面相』
 1997年9月27日(土) 18:00〜 読売ホール 2階最前列中央より

 劇が始まるまでに銀ブラでもしよーと考えて1時間半程まえに有楽町に出て、
 ちょっくら会場はどうなってるかなと思い会場までいくと、整理券が出ていると
 のことで整理券をげっと(238番でした)。入場の整理を5時半からやるって
 ことなんで、この整理券で銀ブラしてから行って見ると、会場前には黒山の人だ
 かり。(^^; 整理券をもらっておいてよかったです。

 んで、開場するとまずは、パンフレットと記念品の入った袋をもらいました。
 記念品は各作家のサイン本ということで、あちこちでキャーキャーと悲鳴が聞こ
 えてました。(^^;(噂によると上下巻の下が入っていて、サインもなかった人も
 いたらしい(^^;カワイソー)
 ちなみに自分は北方謙三さんの本でした。(^^)v
 (もんどさんが大ファンでしたよね、確か>北方の謙ちゃん)

 えー、肝腎の芝居はゲネプロが不評だったそうですが、本番ではそんなことはな
 く、上々の出来でした。辻真先の脚本はとても良く、楽屋落ちのアドリブ多数あ
 ったけど、42人の作家をきっちり使っているなーってとこでした。
 メインの北方謙三、大沢在昌、宮部みゆきは安心して見られる落ち着きぶりで、
 円紫師匠役の北村薫、天下一大五郎役の東野圭吾はおみごと。ワンポイントの河
 内山宗俊で場をさらった高橋克彦。死体役でウケまくってた京極夏彦は、最後の
 出番で京極堂が乗り移ったかのごとき長ゼリフを披露、「世の中に不思議なこと
 などなにもないのだよ」とみごとにキメる。

 演出的には、舞台の内田康夫が携帯電話で浅見光彦を呼び、退場したところで、
 客席から入れ違いにTVでお馴染みの浅見光彦こと榎木孝明が舞台に上がる場面
 が意外性満点で良かったです。会場が思いきり沸きましたね。
 あと、北方・大沢コンビの会話がいつの間にか「心理試験」のセリフになり、
 その後、乱歩的にディープなネタと続くとこなんか乱歩ファンの自分にとっては
 ほんとにうれしかったです。(黒手組と大暗室なんて(^^;) ミステリおたくで
 あればあるほど楽しめるって感じで(宮部さんが円紫師匠を袖から呼んで、「は
 い、そこでスキップして、ターンして下さい」とか、タイトルネタは数え上げる
 とキリがない)、わしは十分満足しました。客席のウケもすさまじく、笑ってほ
 しいところでは完璧に笑いがとれてたし、アドリブもほとんどすべってなかった
 し。いちばんすごかったのは、出番に出遅れた林葉直子(将棋だけでなく、小説
 も書いてるのよ、この人(^^;<ジュニア小説だが)の一言、

    「すみません、ちょっと失踪してたもんで」

 これが一番でした。(笑)

 当日の会場はとても楽しかったですが、TVで観ると結構さむそーな芝居ではな
 いかと思うんだが、どーなることやら(^^;

ちびたけ
000228 「9月下旬に読んだ本」
書込日時 97/10/05(日) 23:16:17
 ちょっと、読むペースが落ちてきちゃってるので、少し不満気味(^^;
 (9月は10冊しか読めなかったし(;_;))

 寄生虫館物語/亀谷了/ネスコ/C
  目黒の寄生虫館を訪れたのは昨年の夏。なかなか興味深いモノでしたが、この
  本を読んでから行った方がより楽しめたのではないかと思ったので、また今度
  行ってこようかな?(^^;

 ネヌウェンラーの密室/小森健太朗/講談社ノベルズ/C
  エジプトで発見された王家の墓内で起こる連続殺人。
  これはちょっと・・・(^^; 推理小説と言うより伝奇っぽいかもしれないな。

 猿の証言/北川歩実/新潮社/C
  進化した猿−チンパーソン−をめぐる殺人事件。
  興味深い内容だけど、ちょっとね。結構友達のなかでは評判高い作品なんだけ
  ど、自分にはイマイチでした。
  北川さんのデビュー作も気に入らなかったので、この人と合わないのかな?

 笑う山崎/花村萬月/祥伝社/C+
  主人公・山崎。彼の笑いを見てみたい。
  花村さんの作品はこれが初めてだが、これを読んで他の本も読みたくなった。
  持ってはいるけど読んでないだけなんだけど(^^;

ちびたけ
000229 「10月上旬 part1」
書込日時 97/10/14(火) 01:56:55
 10月になったので、勢いよくスタートしようということで、
 数冊立て続けに読んでみました。

 雪蛍/大沢在昌/講談社/C
  大沢作品のなかで好きなキャラクタである、佐久間公のシリーズ。
  今まで読んだ佐久間シリーズは短編ばかりであったが、これは長編であり
  しかも、佐久間の環境が変わっていたのでちょっくらびっくり。
  ヒューマンストーリーっていえばいいのかな。なんか心温まるって感じ。

 星を継ぐもの/J・P・ホーガン/創元SF文庫/B
  SF分野でもミステリ分野でも有名なこの作品。ずーっと気になっていたもの
  の手に取らなかった作品。(^^;
  自分の好きな作家さんもつい最近まで同じ様な状況だったんだけど、先日この
  作品を読んで感動したということを聞いたのと、友達の書棚にこの作品を見つ
  けたことをきっかけにして読むことにしました。
  月で発見された5万年以上前の死体の謎に取り組むことによって明らかにされ
  る人類の謎。もうわくわくし通しでした。(^^)

 仄暗い水の底から/鈴木光司/角川ホラー文庫/C+
  色々な視点から「水」と「東京湾」をテーマにした作品集。
  ジャンルとしては、「ホラー」ということになってますが、恐いものもあれば、
  感動に近いものもあり楽しめました。
  先々週から始まった「幻想ミッドナイト」という番組のトップに、この作品集
  に収められている『東京湾クルーズ』がTV化されました。原作以上に恐さが
  にじみでており良かったです。(^^)

ちびたけ
000230 「10月上旬 part2」
書込日時 97/10/14(火) 01:57:05
 幻惑の死と使徒/森博嗣/講談社ノベルス/C+
  やめようやめようと思っているのに、いつの間にか新作を心待ちにしていた。
  前作では、本当に「これで終わりだ、見限った」と言ってたのに・・・(^^;
  萌絵と犀川の関係はもう気にしないことにしたので、あとは、犀川の知性だけ
  に期待しておく。萌絵は今後も非常識な女子大生を演じるものだと思っておこ
  う。
  新作の欄に「PERFECT OUTSIDER」ってのが載っており、出版されるのがとても
  楽しみである。なんたって、『すべてがFになる』(PERFECT INSIDER)と対に
  なるんだろうからね(^^) 今回名前で久々に登場したアノ人が出てくれるんだ
  ろうから(^^)

 気まずい二人/三谷幸喜/角川書店/C
  三谷幸喜の対談集を戯曲風にした作品。
  対談集としては、あんまり面白いものではないだろう(^_^;
  なんてったって、空白が多すぎるし、内容がないんだもん(^^;
  (ホントはちゃんと「三谷さんをりっぱにしよう!」って内容だけど(^^;)

 笑うカイチュウ/藤田紘一郎/講談社/C+
  先月読んだ『寄生虫館物語』に触発されて読んだ1冊。(^^;
  なんだか、寄生虫に愛着がわいてきたようだ(笑)

 禍都/柴田よしき/徳間ノベルズ/C+
  『炎都』の続編。こ〜ゆ〜展開になっていくと行き着くところは見えてきたよ
  うだ。でも、それを思ったところへ着地させてくれるかどうかはわからない。
  この作品、ソノラマ文庫なり他のジュニア小説に混じっていてもおかしくない
  物語であるが、やっぱり横溝賞作家ということで恵まれているのであろうか。
  (なんか、非難めいているなー、嫌いじゃないのに)
  そそ、横溝賞の作品『RIKO−女神(ヴィーナス)の永遠−』と続編『聖母(マドンナ)
  の深き淵』は映画化が進んでいるようだけど、どんな風になるんでしょうね。

 東京魔方陣/加門七海/河出文庫文藝COLLECTION/C+
  「平将門」「大江戸」に引き続いて、日本の風水を独自に解明した3作目。
  現代の東京に張り巡らされた魔方陣は、何を目的としてどういったように作ら
  れているのか、わくわくしながらも寒気を覚えました。実際のところ、どうな
  のか知りたいところもあるが、一般人として知らなくてもいいんだろうな。(^^;

ちびたけ
000234 「いつのまにやら11月」
書込日時 97/11/05(水) 22:20:26
 感想もUPしなくなって半月以上(^^; その間に読んだ本の感想は
 おいおいUPするとして、11月に入ってから読んだ本の紹介を・・・

 コンタクト/カール・セーガン/新潮文庫/C+
  映画を見て読んでみたくなった原作。
  映画とはまた違った人物や話であるため、十分楽しめました。
  しかし、映画で目の当たりに見ていたため、ちょっとばかし興奮はできなかっ
  たのが残念。でもでも、映画を見ていなかったらちなぷんかんぷんなところが
  あったところもたしかではある。(^_^;
  映画はいいっす。みなさんみましょう。(^_^)

 バスストップの消息/嶋本達嗣/新潮社/C-
  第7回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。海辺の町のバス停が一人称
  で語り、ある日いきなりバスに乗ってしまうというお話。
  文章はとても気持ちがいいのだが、ノリという点で流れにのれない文章であっ
  た。それとこのバス停のいる世界がわかりづらかったのも原因である。もう少
  しはっきりとわかりやすければ、大賞を取れていたのではと感じました。
  最後の終着点は、お見事といった感じ。

 孤独の歌声/天童荒太/新潮社/C
  第6回日本推理サスペンス大賞優秀作。
  深夜のコンビニエンスストアを舞台に、コンビニ連続強盗事件と連続女性誘拐
  事件が交差する話。主人公の少年の感覚、事件を追いかける女刑事、そして犯
  人のモノローグが融合し、なんともいえぬ緊張感を出していた。

  この作者には、この物語の延長線に近いところで書かれた『家族狩り』という
  作品があり、この物語以上に人の心にひそむ狂気というものが生かされている
  ので、ぜひ読んでみて下さい。(^^)

ちびたけ
000235 「10月中旬 PART1」
書込日時 97/11/07(金) 00:00:54
 つーことで、10月に読んだ本を徐々にUPします。

      イヴ
 仔羊たちの聖夜/西澤保彦/角川エンタテインメント/C+
  西澤作品のなかで余り好きでなかった、タック&ボアン&タカチのシリーズ。
  彼らが出会ったときに起こった事件を扱った作品。
  彼らのキャラクタの訳を知り得たようでなかなか良かったです。
  事件の方はなんとも言えない気分にさせられるものではあったけれど、
  ま、時代性も反映してるんでしょうかね。

 変態ペット図鑑/パンク町田/飛鳥新社/C
  変わったペットの飼い方を楽しく書いていた本。
  ペットとの親しみ方、ペットの楽しみ方など、なかなか面白く、
  これなら飼ってみたい!!ってのも多かったです。(^^)
  ↑サソリとかヘビとか・・・(^^;

  一番大変なのは、人間だとか(笑)

 ガニメデの優しい巨人/J・P・ホーガン/創元SF文庫/B-
  『星を継ぐもの』の続編。前作で謎のまま残った問題を少し解決しながら、
  新たな謎にも挑戦していってます。前作を読んだばかりなので、人物に親近感
  を覚え、なんとなく楽しく読めました。(^^)
  でも、少し読みにくい場面もなきにしもあらず。
  巨人との邂逅はええっす。

 Dr.ギルバーの泌尿器ガイド/ジェームス・H・ギルバー/三一書房/--
  泌尿器(男性器)の本です。(^^;
  いろいろと勉強になりました。(^^;

 フェラーラの魔女/栗本薫/ハヤカワ文庫JA/C+
  グインサーガ外伝11で、外伝10の続きであります。
  本編でグインが出ていずに、外伝で活躍しているのはなぜなんだといいたいと
  ころだが・・・(笑)
  まー、グインが登場しているのが読めるのでいいっす。

ちびたけ
000236 「10月中旬 PART2」
書込日時 97/11/07(金) 00:01:00
 レクイム・イン・ブルー1 蒼の断章/栗本薫/角川ルビー文庫/C
 レクイム・イン・ブルー2 銀の序章/栗本薫/角川ルビー文庫/C
  JUNE小説。妖しげな男と男の物語。(^^;
  キレイな子には興味ないけど、物語を追うだけならいいんです。わたしは。
  でも、こーゆーのには絶対にかっこいい危険な男が出て来るので、それが
  楽しみなんです。はい。(^^; 2の終わりで出てきたのでわくわく(^^)

 はぐれ五右衛門/鈴木輝一郎/双葉社/B
  はぐれ素破の石川五右衛門のお話。
  痛快娯楽時代小説といいましょうか、なんともはや面白く楽しい物語です。
  歴史物、時代物が苦手な人でもすいすい読めちゃうと思いますので、これは
  オススメです!!
  作者の鈴木輝一郎の著作は、みんな面白いものが揃っているので、他の作品も
  ゼヒゼヒ読んでみて下さい。(^_^)

 世界衣装盛衰史/清水義範/角川文庫/C
  ビートルズの話とファッション界に関する話の2編。
  もともと興味のない話であるため、あまりおもしろくなかったっす。(^^;

ちびたけ
000237 「11月上旬2」
書込日時 97/11/12(水) 00:27:03
 新刊を相次いで読んでおります。はい。

 上海魚人伝説殺人事件/天樹征丸/マガジンノベルズ/C+
  小説版「金田一少年の事件簿」もこれで5作目。
  今回の事件は実写で映画化もされることもあってか、結構視覚的にも意識した
  作品になっているようにも感じられましたし、事件の背景なんかも劇場用とし
  ていいんじゃないかといったところ。(でも、つまらん(^^;)

 蒲生邸事件/宮部みゆき/毎日新聞社/B
  2.26事件のさなかに起こった蒲生大将の「自決」。そのなかにタイムスリ
  ップしてきた青年。自決は思わぬ解決をみせますが、それはそれとして、ラス
  トにみられるほのかなラブストーリーには泣かされてしまいました。(;_;)
  自分ってこういうのに弱いのね。(;_;)

  スガ  ハナモ
 末枯れの花守り/菅浩江/角川スニーカーブックス/C+
  花に思いを託す人たちに、闇の者が忍び寄り、闇へと誘おうとする。
  しかし、闇の者から「花」を守る青葉時実が救いの手をさしのべる。
  美しくもはかない幻想の物語が5編。
  花が持っている特性とその花に思いを寄せる人の性格がほとんど同じであれば
  そのひとは、その花へと封じ込められてもおかしくなさそうである。人として
  生きるよりは花として生きた方が美しくはなやかであろうと・・・

ちびたけ
000238 「11月上旬3」
書込日時 97/11/12(水) 00:27:10
 引き続いて新刊ばかり(^^;

 妖都/津原泰水/講談社/C
  ホラー界の先人、達人たちが誉め讃える本作。
  今までにない「モノ」が登場。
  恐さはさほどない、しかし幻惑されたような感じを受けた。
  でも、あまり気に入りはしなかった。(^^;

 鴉/麻耶雄嵩/幻冬舎/C+
  麻耶作品ははじめてであったが、なかなか楽しめた。
  閉じられた世界でおこる連続殺人。
  特殊な環境、崩れる世界、時代から取り残された世界。
  崩壊への序曲がクライマックスへと向かう。
  心地よい崩落、世界が開かれる瞬間が素敵であった。

 運命のマルガ/栗本薫/ハヤカワ文庫JA/C+
  グインサーガ58巻。
  イシュトヴァーンとナリスが再び出会った。それだけで衝撃的なのに、それ以
  上の驚愕が!! グインサーガのターニングポイントのひとつであろう本巻は、
  ひさびさに楽しめました。次巻『覇王の道』は1月発売予定だが待ち遠しい。
  英文タイトル「THE MOIRAI IN MARGA」

ちびたけ
000239 「10月下旬1」
書込日時 97/11/13(木) 00:15:27
 Coming Out!/笹野みちる/幻冬舎アウトロー文庫/C-
  カミグアウトしている笹野みちるが「カミングアウト」したときの状況や
  その後について書いたエッセイ。
  彼女の歌はすきなんだけど、ちょっと何か違うモノを感じた。アタリマエカ(^^?

 巨人たちの星/ジェイムス・P・ホーガン/創元SF文庫/C
  『星を継ぐもの』『ガヌメデの優しい巨人』につづく3部作の最後。
  と、思っていたらその続きがすでに出ていたりなんかする。(^^;
  巨人に見守られていると思ったら、そのまた上にもいるらしいんじゃないかと
  ・・・謎がまだ残ったまま次作へと。

 鉄輪温泉殺人事件/吉村達也/講談社ノベルズ/C
  鉄輪温泉と言ってもわかる人は少なく、「地獄めぐり」と聞くと思い出す場所。
  自分はまだ行ったことないけど、行ってみたいな>地獄めぐり
  本作もいつもの吉村作品同様、人間の性なるものをあらわしており、ちょっと
  イヤな感じがする。でもまぁ、こんな人たちばかりということじゃないんだし
  まぁ、いいか(^^;

ちびたけ
000242 「11月中旬1」
書込日時 97/11/27(木) 01:18:18
 光の帝国−常野物語/恩田陸/集英社/C+
  すっげーいいです。恩田さんにはこーゆー物語を書き続けていってほしいです。
  はずれなしの作家さんっていいな(^^)
  不思議な能力を持った人々のお話。
  ミステリがあんまり好きでない人にもお奨めできる作品です。

 体内時計の不思議/星川英輝/ネスコ/D
  人の体内時計は25時間、でも人の生活は24時間単位。
  どーやって、それを調整しているのかをわかりやすく説明してくれています。

 三月は深き紅の淵/恩田陸/講談社/C
  連作長編(?) 幻の本「三月は深き紅の淵」、1度きりで1晩しか、他人に
  貸すことができない。そのため、全部を読み終った人もいれば、1章だけしか
  読めなかった人もいる。いまはその本も作者に回収されたため、実物を見るこ
  とさえ出来ない。この本に関して、読んだ事のある人がいつしか集まって、こ
  の本の謎を解こうとするのであった。
  1章目がとてもよかった。これひとつ取っても短編。

ちびたけ
000243 「11月中旬2」
書込日時 97/12/03(水) 22:51:39
 くぐつ小町/加門七海/河出書房新社/C
  小野小町はつくられたモノであるという前提で、よく知られている小野小町に
  関する物語を小野小町サイドから見ています。
  ちょっとわかりづらい点があるのが残念。
  幻想的な物語を好む人にはオススメです。

 月光魔術團VOL.9/平井和正/アスペクトノベルズ/C
  ファンタジック!!
  素敵な女子高生がはちゃめちゃと暴れまくり、ちょっとHな感じもする楽しい
  物語。いったいどーゆー展開になるんだかよめないわ。(^_^;

 正しい頭の禿げ方/金子勝昭/風媒社/D
  はい、題名のとおりです。(^^;
  医学的なことが書かれているのかなと思っていたけど、エッセイっぽいもので
  同じ話が繰り返されているのには、ちょっとヘキエキとしました。

ちびたけ
000244 「11月下旬1」
書込日時 97/12/03(水) 22:51:44
 悪夢が嗤う瞬間/太田忠司・編著/ケイブンシャ文庫/C
  太田忠司他、ショートショートを愛してやまない作家たちによって、作り出さ
  れた、ホラー・ショート・ショート集。
  沢山のショート・ショートが集められているので、気にいる作品が1つはみつ
  かるのではないでしょうか?
  ラストの作品はラストに持ってこない方が良かったのでは?と感じました。
  あれがラストだと、このショートショート集が締まらない。

 わにわに物語II/新井素子/講談社/C
  新井家に住んでいる、ぬいぐるみたちの物語。
  前作にくらべるとダラダラした感じがあり、ちょっと楽しくない。
  でも、ぬいへの思いが詰まった素敵な本です。
  自分ももっとぬい達に愛情を注がねば(^_^;

 いちばん初めにあった海/加納朋子/B
  表題作と「化石の樹」の中編2作。
  とても優しく人を包み込んでくれるようで、安らげる作品です。
  新本格ミステリと冠されているけれど、ちょっとそれは合わないような気もす
  るが、そもそも「新本格」ってなに?ってことにもなるのでこれについては、
  言及しないことにしよう(^_^;

ちびたけ
000245 「三浦和義事件(11月下旬2)」
書込日時 97/12/16(火) 22:36:43
 三浦和義事件/島田荘司/角川書店
  世間を騒がせた「ロス疑惑」に焦点をあてて書かれた本書。

  今回の作品は前回の『秋好』とちがって完全に白、という書き方はしておらず
  読者に委ねる形態をとっている。それよりも、むしろ当時のマスコミ報道のい
  いかげんさ(作者からみた)とその裏に隠れた事実を客観的に記している。

  当時の報道は「殴打」事件も「銃撃」事件も、簡単にしか覚えてないけど、
  銃撃現場のパームツリーだけはなんとなく記憶しているぐらいだった。
  だから、これだけ詳しく事実を知らされると、驚きを隠せない。

  「マスコミ・サイドの視界」では、いわゆる第三者が知っている情報からの視
  点を要点よくまとめられていて、三浦=クロに結び付くものであった。「三浦
  和義の視界」はその名の通り、三浦和義から見た事件の真相で、三浦=シロに
  結び付くもの。「裁判」はどちらかというと三浦サイドからみた裁判時の様子。
  「後記、幻想のロス疑惑」では、作者が本書を執筆した意図、三浦和義=シロ
  説を積極的に打ち出すことにあったのではなく、論争を提起しようとしたもの
  だと書かれている。

  で、本作を読んで、作者の挙げている三浦=シロに結び付くもので、これは違
  うんではないか?と思われるのが少しあった(^^;

  さてさて、三浦事件の真相はいかに!?

ちびたけ
000246 「11月下旬3」
書込日時 97/12/16(火) 22:36:48
 鎮魂歌−不夜城II/馳星周/角川書店/C
  前作よりパワーアップしていて、周りの評判も良いってことで読み始めたが、
  登場人物の名前が覚えられなくて、何度も読み返しながら読みました。(^_^;
  そーゆーこともあるために、いまいちスピードにのれないし、なんだか惰性で
  読む感じもあったために、「なんで、こんなんをみんな評価するんだ」と思い
  ながら最後まできて、で、最後の最後でガツン!!ときました。
  「うむ、なるほど。そーゆーことか・・・」と。ホント、「鎮魂歌」だわ。

 神泣島/門田泰明/光文社文庫/D
  門田氏のスリラーサスペンスシリーズ。
  このシリーズ、ときどき、「これは!!」という作品もないことはないのだが、
  いまひとつ恐さに欠けるのが残念である。

ちびたけ
000247 「未明の悪夢」
書込日時 97/12/31(水) 01:53:55
 12月に読んだ本の感想もほとんどUPしてないなー(^^;

 未明の悪夢/谺健二/東京創元社/B
  神戸の大震災を扱った作品。
  震災時の状況を事細かに描写している本作は、震災体験者にとってはとても生
  々しいものである。この感想は、姫路行きの新快速の中で、書いているのだが、
  先ほど、三宮、神戸を過ぎたばかりで外をみるかぎり、あの当時の爪痕は表面
  上はみることができなかった。しかし、人の心の中には、今もあの時の記憶が
  はっきりと残っているだろうし、消えることのない記憶であるのだろう。
  また、罹災者の救済がいまもなお課題として残っていることを覚えておかなく
  てはならない。

ちびたけ
000248 「大導寺竜介の青春」
書込日時 97/12/31(水) 01:53:56
 大導寺竜介の青春/栗本薫/角川書店/C
  1年ごとに大導寺家の人物の生涯を綴る「六道ケ辻」シリーズ。
  衆道という概念が残る華族社会における、男と男の儚い愛を描いた物語。
  ミステリとしての事件もおこるがそんなの些細な物語でしかない。
  これは男同士の恋を綴った物語であった。

ちびたけ
000251 「今年最後」
書込日時 97/12/31(水) 23:22:45
 今年最後に読んだ本を紹介します!

 死の泉/皆川博子/ハヤカワ書房/C
  第二次戦時下のドイツでの出来事を語ったモノ。
  魅惑の声をもつ、カストラートにまつわる話や、ドイツナチスの話など
  読み応えがありました。↑については、今年話題となった「もののけ姫」の
  主題歌を歌ったカウンターテナーが出現する前に、男でありながらソプラノ
  以上の声をだせるひとであるが、男でありながら、男でいられないという人
  であることは、その人が決めることがことなのでなんともいえないが、その
  声を得るために男でなくなるんだからなー。

ちびたけ
000253 「初読み」
書込日時 98/01/02(金) 10:32:14
 1998年の1冊目は、

 十五少年漂流記/J・ベルヌ、文:志水辰夫/講談社/B
  世界の冒険文学を第一線の人気作家が書き下ろす(訳する?)、講談社の創業
  90周年記念企画の第一段。
  幼少の頃に世界文学・日本文学も読んでいたつもりだが、これは読んでいなか
  った。(まだまだ読んでいない名作がたくさんあるだろう(^^;)

  大人になって読んでも、わくわくドキドキできる作品であり、自分がこのよう
  な環境に陥ったらなにもできずに死んでいくだけだろうなと思いながら、主人
  公たちの力強さに感動しました。

  少年の頃、読んだ本で、印象に残っているモノはなんですか?
  ぜひ、紹介してください。(^^)

  ちなみにこのシリーズは、宝島/宗田理、タイムマシン/眉村卓(刊行済)、
  ハックルベリィ・フィンの冒険/立松和平、バスカビル家の犬/大沢在昌、吸血鬼ドラキ
  ュラ/菊池秀行、奇巌城/逢坂剛などが出ます。

ちびたけ