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簡単にいうと
カイロプラクティックは、主に手を使って骨格(関節)と筋肉に直接働きかけ、神経系を介して、生物としてのヒトが有する自然治癒力(=ホメオスターシス)を最大限に引き出し、健康を改善・維持し、病気予防を最終の目的とするヘルスケアです。
背景となる考え方
推定400万年前、地上の重力負荷に抗して四足移動から直立した人類は、二足歩行に加え、運動や生活習慣の蓄積によって歪みを生じやすい脊柱構造を持つという宿命を背負いました。われわれ現代人の脊柱でも未だ完成された形ではなく、重力に対する進化の適応過程に位置すると考えられています。脊柱の歪みは脊椎から出る神経を刺激し、各々の神経支配下の組織(筋肉や関節)の機能低下や痛みなどを引き起こします。
こうした素地に加え、現代人は、環境および精神的因子に大きく影響された心身両面での継続的なストレスを強いられており、美しく正しい姿勢の維持がますます困難となっています。
カイロプラクティックでは、このような生体力学的あるいは神経生理学的な関節の機能異常を「サブラクセーション」と名付けて主要な治療対象としています。そして、アジャストメントによってその解消を図り、神経バランスを整えることで本来の健康を取り戻そうと考えています。
世界の潮流と日本の現状
現在、カイロプラクティックは、全世界で70カ国以上に浸透し、アメリカ、イギリス、オーストラリアなど34カ国で法制化されています。近年では、その学問的研究の成果により、多くの国でその有効性が実証されています(アメリカRANDレポート1991年、等)。
正規のカイロプラクター資格とは、ドクター・オブ・カイロプラクティック(D.C.)の学位(アメリカ、カナダ、フランスなどの大学で授与)、または応用理学士(B.App.Sc)とカイロプラクティック理学士(B.C.Sc)という2つの学位(イギリス、オーストラリアなどの大学で授与)を習得した人を指し、日本では、WFCから承認されている唯一の団体であるJAC(日本カイロプラクターズ協会)への入会が認められます。
ただし、日本にはカイロプラクティックに関する法律が存在しないため、たとえば医師や薬剤師のような公的資格を有するカイロプラクターは実在しません。国内には数千人の自称「カイロプラクター」がいると推定されますが、実際に国際基準を満たすカイロプラクターは300名弱です。
こうした現状を踏まえ、WFCは、2001年5月の政策宣言で、日本などカイロ非法制化国における「カイロプラクティック」「カイロプラクター」等の名称使用を規制する方針を明らかにしました。しかし、残念ながら法的な拘束力はありません。
WFCホームページ:http://www.wfc.org/
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