あ と が き
と、いうわけで。
『銀光に舞えよ不死鳥』これにて完結です。
たぶん自己最高の文章量で、大変ではありましたが、いままでで一番書いていて楽しかった作品だと思います。
この作品を書くきっかけになったのは、御神流とシグナムの対戦SSを読んでみたい、というありがちな興味でした。
しかし、あまりなのは関係のサイトを知らなかった私はそんなSSを見つけきれず、がっかりしながら愚痴っていました。
そんなおり、とらハシリーズを私にプッシュしてくれた某氏による
「無いんならちょーさんが書けばいいじゃない。俺も読みたい」
という一言がきっかけになりました。
それまで執筆中だったコミケ用の作品(筆が進まず、かなり苦戦中でした……)を一度中断し、プロットを立てたのはいいのですが、気が付くと微妙に違う話になっているような気も……けれど、これはこれで有りだろう、という判断を下したあと、そのままものすごい勢いで執筆が進んでいくことになったのです。
結局、コミケには本来の作品が間に合わず、ジャンル違いのこの作品が新刊として置かれることになってしまったのですが……まあ、それはまた別の話。たぶん。
というわけなので、この作品を書いた原動力の一部は間違いなくその某氏に読んでもらって、楽しんでもらいたいという欲求(笑)から来ています。
この場を借りて、その某氏に感謝を。
ただ、この作品ですが、最初はネットで公開する予定はありませんでした。
同人誌として発表する以上のことは考えておらず、そのため体裁もほぼ文庫サイズで収録することを前提にして整えていました。
しかし、途中でwebでも公開することにしたため、web版はちょっと文字が詰め込み気味の印象があったかもしれません。
紙媒体で読む分にはちょうど良いくらいだと思うのですが、やはりwebでは横書きになってしまうこともあり、そのまま持ってくるのはいろいろ難しいと感じます。
読者の皆様には少し読みにくい作品になってしまったかもしれません。
それでもおつきあいしてくださった皆様、ありがとうございました。
そして、いわば完全版である文庫版を購入してくださった皆様も、本当にありがとうございました。
さて。
実は、この作品のプロットを立てる前に、シグナムさんが主人公を勤めるまったく別の話を、脳内プロットだけ立てていました。その話そのものはお蔵入りというか、もとから他人に見せるような物ではない与太話でしたが(笑)、一つだけこの作品に受け継がれたものがあります。
『白銀』は、実はそのプロットから拝借してきたのです。
とはいえ、受け継いだのは銀色の魔力光を放つユニゾンデバイスベースのアームドデバイスであるという設定くらいで、形状もランスから小太刀になりましたし、名前も変わっています。
強力なデバイスであるという設定も一応そのままです。ただ、この話は一応高町美由希とシグナムが主人公ですので、性能は多少控えめになってしまいましたが。
実に長いおつきあいでしたが、とりあえずこの話はいったんここでおしまいです。
次作、次次作はすでに動き出していますけれど、いずれ……いやいや(笑)
ともあれ、まだまだバリバリ書いていきますので、これからもよろしくお願い致します。
それでは。