2007年03月19日 【CD新譜】フリッターのショパン・ライヴ

○Fliter(VAI,VAIA1251)2003年ライヴ
収録曲:夜想曲op.9-3;ポロネーズop.44;バラード第4番;マズルカop.63-2;スケルツォ第4番;
夜想曲op.27-2;幻想即興曲;スケルツォ第2番;ワルツop.42,70-1,18(以上ショパン);
Adios Nonino(Piazzola)

 これまで色々なピアニストが「アルゲリッチの後継者」的なことを言われてきたけれど、僕が感じるところ、このイングリッド・フリッターが、最もその言葉のイメージするところに近いのではないかと思う。ショパンコンクール第2位入賞直後の来日公演をテレビで見たのだが、その時はどういうわけか、ピアノを弾く時の身体の感じ(いやらしい表現ですみません)しか印象に残っていない。まあしかし、この2003年のコンセルトヘボウ・ライヴに聴くショパンの諸演奏は、凄まじい。こういうコンサートに立会いたいと思う。ショパンばかり続いたあと、最後にアンコール的に収録されているピアソラがまた強烈で、とても良い。
 もう今や、ショパンだけのアルバムを買うなんてことは基本的に無いが、この一枚に関しては買って良かったのである。

 さて、同時発売でもう一枚、ベートーヴェンのピアノソナタ第7番とショパンが発売されていて、そちらにも手を出したのだが、どうも活気において、上記盤と比べるとかなり差があるように感じられる、変だなあ。

 また、2007年に入り、DVDが発売されているが、これは未入手。この機会に公式サイトも見たが、情報量は余り多くない。とにかくも、今後も注目していきたいピアニストの一人である。

 今年9月には日本ツアーが予定されているので、都合があえば、是非聴きに行きたいと思っている。



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