2007年09月30日 月曜の9時は「のだめ」 その13

 まあそんなわけで、ドヴォルザーク「チェコ組曲」に関しては、決定的音源を捜索しているのだけど、なかなかゴールにたどり着かない。そうこうしているうちに、今月は本命と言える新譜が出た。9月は国内盤で欲しいCDが2枚だけで、そのうちの一枚。

○Macal指揮Czech PO(EXTON,OVCL-00296)2007年

 何しろ、ヴィエラ先生=マーツァル指揮のチェコフィル、録音会場もプラハのドヴォルザーク・ホールと、「のだめ」ドラマ版のプラハ・ロケと同じ演奏家、会場、曲目である。これまでのところ、ドラマ冒頭で使われている「チェコ組曲」音源が一番いいと思っている僕だから、これは決定盤最有力候補だったのだ。
・・・「だったのだ」と過去形で書いたということは、結局、決定盤にはならなかったのだ。終曲「フリアント」に関しては、決定盤としても差し支えないのだが、肝心の「ポルカ」の方が、もっとノスタルジックな情感を湛えた演奏に仕上がって欲しかったのに、サウンドの質も含めて物足りない、残念。

 ところで、このアルバムはヨゼフ・スークの組曲「おとぎ話」という作品とカップリングされているのだが、こちらが収穫だった。スークの作品は、一部の室内楽とピアノ独奏曲くらいしか触れていなかったのだが、へえ、結構色彩的な管弦楽曲も書いていたんだね。今後、注意しておこう。

 なお、このアルバムは、「ダイレクト・カットSACD」なるフォーマットでも発売されとのことで、一枚あたり1万7千円、プレスされた枚数は、何と30枚(3百枚じゃありませんよ)だったらしいのだが、あっと言う間に完売したとのことである。世の中には、様々な嗜好を持つ方がいらっしゃるのだ。

 そんなわけで、「チェコ組曲」の決定盤を探す旅は、まだ続きそうだ。何やってんだ、オレ。



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