2008年01月15日 汗
息子のバイオリンの先生が演奏会に出演するというので、息子と二人で、たくさん電車にのって、横浜より向こう、大船の一つ手前、「本郷台」駅の前にある、栄区民センターというところに行ってきた。ほえー、何て立派な建物。ホールは収容人数300人強で大きくはないが、音響は悪くないし、使われていたスタインウェイの状態もまずまずというところ。地方自治体、こんな立派なものを持ってるんだなあと改めて認識。
息子の先生を見ること自体が初めてだったのだが、経歴も立派だし、また演奏がとても素晴らしい。息子は、こんな凄い先生に習っていたのか?羨ましいなあ、僕もこれくらいの技量がある先生にピアノを習いたかったなあ。大手音楽教室の講師に、これくらいの格の先生がおられるとは知らなかった。まあ、息子自身のバイオリンは、ようやく1年になろうとしているが、その割には、よくやっているように思う。是非、学生オケで弾けるくらいには成長してもらいたいな。そういうの、一生の趣味になるから(父を見よ!)。
さて、この演奏会は、ホールのオーディションで選ばれた若手演奏家が、ほんの少しずつ登場するというものだが、前半の最後のピアニストが、ピアノの前に座るなり、前の室内楽の伴奏者が弾いた鍵盤を、タオルで入念に拭き取っていたのが印象に残り、昔のことを思い出した。
僕は、汗を書かない人間だ。正直、新陳代謝悪すぎで、これが僕の不健康の源になっている。そういう人間から見ると信じられないのだが、ピアノを弾くと、指に汗を大量にかく人がいる。学生時代、大学のピアノサークルにも所属していて、部室のピアノは部員が入れ替わり立ち替わり弾くのだが、ある部員が弾いた後は、鍵盤がヌルヌルになるのが常だった。きっと彼は、汗をかく体質だったのだろう。それにしても、異様にヌルヌルだったが。今日ステージで見た彼女は、鍵盤の滑りが気になるのだろうか(滑るんだったら、そりゃ拭くか)。
指の汗というのもあるが、例えばDVDで見る名手ベレゾフスキーは、上半身に飛び散るほどの汗をかきながら、リスト「超絶技巧練習曲」を弾くもんな。ピアノが湿っちゃうんじゃあ。
本郷台は遠く、折悪しく夕方に東京に戻らなければならない都合があり、先生の演奏は途中までしか聴けなかった、残念。まあ息子、頑張ってバイオリンだけは続けてくれ。
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