ツーリングの風
ある日、ボンヤリとどこまでも続く道路に俺は立っていた・・・。気の遠くなるような気分の中で昔の記憶が蘇るようだった・・・
そうだぁ〜・・・あの少年時代の夏休み。麦藁帽子を頭にこの風景を眺め、”この道はどこまで続くのだろう?”って思ったっけぇ〜
気がつけば、俺はバイクに跨り北へ走らせていた。杉小立の山並みを越え、日本海の潮風を浴びた時、失われたものが蘇った。
「風のささやき」 「潮風の香り」 「波のざわめき」 ああぁ〜失われたものは・・・旅立ちの詩だったのか・・・旅立ちの・・・
陽の光が届かないオフィスで季節感の無い乾いた空気・・・エアコンの音と時を正確に刻む時計・・・携帯電話はジリジリと鳴り響き・・・
ふと、今来た道を振り向くと・・・季節のない、風のない街の風景・・・夢のない、愛のない人々・・・乾ききった空間・・・(-_-;)
今、また・・・旅立ちの詩・・・忘れかけてた風を求めて、不良中年の旅が始まる。おいらは青春真っ只中!!(^.^)


(我が故郷 多賀の山並み) (舞鶴港にて 00.5.5)

