200軒とも250軒ともいわれている横浜中華街の中華料理店。わずか500メートル四方のエリアに、こんなにも中華料理店が集積している所は、他にはないのではないでしょうか。まさに「食のテーマパーク」のような感がありますが、この街は決してそれだけではありません。
 エリア内には、魚屋・八百屋・金物屋もあれば理美容院もあります。郵便局や学校、医院、教会だってあります。ここは中華料理店を中心とする飲食店街であると同時に、華僑や日本人の住む生活の場でもあるわけです。
 明治初めの頃、居留地135番に「会芳楼」という劇場兼料理屋がありました。現在の場所でいうと、関帝廟通り面した山下町公園付近です。7年ほどでこの店は姿を消しますが、その後は同じ場所に清国領事館ができました。今でも華僑総会婦人部とか華僑の幼稚園などがあります。
 横浜開港資料館によれば、1870年、居留外国人がここでアマチュア劇を上演していたといいます。当時は欧米人や清国人がこの総合娯楽施設で料理を食べながら、演劇を観たり音楽を聴いていたに違いありません。これにお風呂でも付いていれば、船橋ヘルスセンターか大船ラドン温泉のようです。
 しかし、そんなに遡らなくても少し前の中華街では、路地裏に入ると胡弓の音が流れていたりしました。老華僑が故郷を想って弾いていたのかもしれません。やはり生活の場ですから音楽は付きものだったのでしょう。
 今では生活音としての音楽はめったに聴かれなくなりましたが、営業用の音楽はあちこちで聴くことができます。
 ここでは、そんな中華街における音楽・芸能事情をまとめてみました。
■ライブタウン事業
横浜市と中華街が行った事業。街頭で音楽演奏でもするのかと思ったら…
■区愛美ライブ
悟空茶荘で、シンガーソングライターの区愛美がライブを開催しています
■ガムラン店頭演奏
チャイハネ・パートⅠのベランダでガムランの演奏がありました
■大世界での洋琴演奏
横浜大世界の小劇場では青島ビールを飲みながら観賞できます
■ゴスペル
横濱華僑基督教会でゴスペルシンガー・岩淵まことのコンサートがありました
■カントリーミュージック
カントリーハウスでは第3土曜日の夜、ウエスタンのライブがあります

 
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