| この店の外観的特徴は唐破風を使った入口である。銭湯やお寺でよく見るあの屋根だ。中華街の中でも数少ない四川料理の店として知られている。 この日は夏休み直前ということで、店内はそれほど混雑していなかった。そのせいもあるのかもしれないが、簡単には相席にしない方針のようである。 座るとすぐに氷入りの水とバスケットに入ったオシボリが出てきた。暑い日にはこういったサービスが嬉しい。ベージュと茶色系で統一された室内。高い天井。かすかに聴こえる中国語の音楽。間口はそれほど広くはないが、わりと高級感を出している店だ。それでいてお客には、サラリーマンや近くの建設現場の従業員などが多く、庶民的な感じも強い。そういえば、入り口のカウンターにいるおじさんも、なんとなく優しそうだ。 ランチの客には「ライス・スープ・ザーサイ」のセットがすぐに出される。この辺の手順も慣れているようだ。注文した回鍋肉(ホイコーロー)が出てきた。分量的には、まあ、こんなものか。特徴は「味が濃い」ことだ。スープも少々塩味がきついようだ。おかげで、ご飯がすすんでしまう。 箸は使い捨ての割り箸ではなく、プラスチックの長い中国風の箸を使用。お代わり3杯目の客に対しても、店員は「はい、承知しましたア」とにこやかに応対している。コップの水がなくなると何回も注ぎにきてくれるし、接客サービスは満点に近い。 残念なのはデザートが付かないこと。大通りとはいえ830円もするのだから、何かつけて欲しいところだ。ちなみに、2001年当時は800円で杏仁豆腐がサービスで付いていた。 |
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| 華王飯店の外観 | ランチ:豚肉とキャベツの味噌炒め(830円) |