| 以前ここには「耀来酒家」という店があったのだが、2001〜2年頃、新しく「龍門」がオープンした。同じ経営で名前だけ変えるわけがないので新規開店なのだろうが、店構えとは別に共通するものがあることに気が付いた。それは「一品 小菜」という表示だ。耀来酒家の看板には、店名の前にそれがはっきりと書いてあった。一方、龍門2階のガラスにも同じ文字が書かれているのである(店内の写真参照)。偶然なのか、前の流れを汲んでいるのか、その辺の事情は聞いてみないと判らないが…。 この店、1階には客席がない。店員もいないし、「お2階へどうぞ」という案内が出ているだけなのだ。なんとなく入りづらい店構えなのである。だからいつも空いているのだろう。1階を突き抜け階段に向かうと、センサーが働き「いらっしゃいませ」の自動アナウンスが流れてきた。 私のメモ帳に、2002年7月のこの店のランチメニューが書かれている。これを見て「えっ!」と驚いてしまった。本日のランチメニューとまったく同じなのだ。これは、もう少し調査を続ける必要があるかも。 ここのスープはフカヒレ入りである。椎茸と生姜の入ったトロミのあるもの。他の店のランチメニューでは考えられないことだ。最初は春雨じゃないのかと疑ってしまったのだが、よく眼を凝らして調べると、やはり本物だった。 じっくり観察していくと、ちょっと他とは違うなと感じるところに気づかされる。テーブルに置いてあるものを眺めていたら黒酢があった。酢など置いていない店もあるし、置いていても普通の酢というのが当たり前。それなのに黒酢なのだ。いや、それだけではない。ニンニク1個、マルのまま入った酢も置いてあった。酢に対するコダワリがあるのかもね。それでいて、箸は一人ずつ出すのではなく、大衆食堂のように箸立てにごっそり入っていた。 さて帰ろうかと思っていたら、出入りの業者が食材を担いで2階へ上がってきた。外は暑いので大汗をかいていた。この業者たちに女店員が、「ご苦労様。暑いでしょ」と言いながらコカコーラを振舞っていた。この店は、しばらく通わなくていけないかも…。 看板には中国家庭料理とあるが、福建料理の店である。 |
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| 龍門の外観 | 龍門内部 |
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| ランチ:五目豆腐の煮込み(600円) お茶ではなく、コップの水が出される。 |
あまり甘くない杏仁豆腐 |
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| 壁に貼られたレトロなポスター | かつてここにあった耀来酒家 |