| 昭和37年創業の、わりと中堅の上海料理店である。ご覧のような独特の外観のせいもあって、なかなか入りにくいのだが、店内の人たちはいたって気さく。一度入ってしまえば、何度でも行きたくなるはず。 訪れた日はあいにくの雨。畳んだ傘をどうしようかと迷っていたら、すかさず女将が傘立てに。もちろん鍵のかかるやつで番号札を渡してくれた。店内を見渡すと円卓もあるのだが、一人客でもそれぞれ4人掛けテーブルに案内している。その卓やイスは、おもいっきり中国風で、なんだかウキウキしてくる。しかし、そんな中華色とは裏腹に、BGMはムードミュージックやクラシック系のがかかっている。 今日は「鶏肉とキュウリの辛子炒め」を注文。スープはワンタン4個入りだ。まず、このワンタンだけでご飯を半分ほど食べてから、メインにいきたい。残ったスープがまた旨い。青菜とネギが入っているので、普通の店のスープのように考えればいい。 メインの鶏肉は味がよく絡んで旨い。ベビーコーンもちょうど良い。難点を言えばキュウリがイマイチか。どうもこのメンバーのなかで浮いてしまっているのだ。違和感がある。火を通す料理ではキュウリの扱いが結構難しいのではないかな。 隣席に荷物をたくさん抱えた親子がやってきた。すると女将が籐製のカゴを持ってきた。荷物はこの中に入れてね、とのことだった。奥の円卓では数人のグループが飲み食いしていたが、従業員が次から次へと取り皿を持ってくる。いくらでも使っていいというのは嬉しい。 こんな接遇だから、また来たくなるのだ。 |
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| 独特な外観 | ランチ:鶏肉とキュウリの辛子炒め(735円) |