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□■中南荘的サッカー評■□

No.1 2002年ワールドカップ開催にあたって

No.2 スペイン戦評

No.3 日本人の海外移籍

No.4 ウルグアイの経験

No.5 WorldCup観戦記

No.6 『韓国タオルの「COREA」は反日の証?』







































2002 FIFA World Cupに注目!!


□□■■中南荘的サッカー評■■□□


中南荘的サッカー評No.3World Cup 観戦記


行ってきました、ワールドカップ!
6月3日、新潟スタジアムで行なわれたクロアチアVSメキシコ!
はじめての新潟!初めての“生”ワールドカップ!
非常に地味なカードですが、しかし、やはりワールドカップは熱かった!―――――


6月1日の土曜日から新潟に乗り込み、土地のものを食べ、新潟の海を眺め、地元の方々の温かいもてなしを受けた。
もうそれだけでも幸せだった。
しかも、テレビをつければサッカー、新聞を見ればサッカー、町を歩けばサッカー・・・、本当に最高だ。

僕が子供の頃、覚えている最初のワールドカップは86年メキシコ大会。
マラドーナの5人抜き、神の手。ジーコ、ソクラテス、トニーニョセレーゾ、ファルカン―黄金の中盤のブラジル。フランスの将軍プラティニ。ついでにメキシコのウーゴ・サンチェス。
あの大会は衝撃的だった。
ぼくにとっては86年のメキシコ大会こそ「ワールドカップ」だ。
マラドーナの神の手、5人抜き、そして優勝!
ブラジルにはジーコ、ソクラテス、トニーニョセレーゾ、ファルカンの黄金の中盤。
フランスにはミシェル・プラティニ。
ついでにメキシコのウーゴ・サンチェス。
すばらしい大会だった。
あのワールドカップが日本で!
プロ野球も日本戦にあわせてスケジュールを組むほどになった。
本当にすばらしい!
新潟に着いてからはそんなことを考えていた。

そしてついに6月3日(月)がやってきた!
11時過ぎにスタジアムに到着!
すでにメキシコ人サポーターが「オーレ!オーレ!」と叫んでいる。

クロアチア人サポーターも陽気だ。
これがワールドカップだ!
スタジアム周辺には、いろんな企業や団体がイベントブースのようなものを出している。
そしてぼくも記念品を目当てに絶叫コンテストに参加。
コカコーラの無料フェイスペイントで気分を盛り上げて、いざスタジアムへ!

厳重な警戒、手荷物検査、金属探知機をくぐりぬけ、いよいよ会場へ。

しかし、気になるやり取りが。
小さな子供を抱きながら入ろうとした家族が引き止められた。
警備員が「その子のチケットはありますか?」と聞いた。
その子は明らかに幼児である。それなのに、チケットとは・・・。
結局、その人たちは入れなかったようだ。
日本人の愚かさというか、つまらなさというか・・・。
同じ民族であることが嫌になるほどの対応である。
同じような人がその日は数組いたと翌日の新聞で報道された。
また、この日もチケットが無くて入れない人がいたにもかかわらず、4万人収容のスタジアムの観客動員数は3万3千人。
まだ7千人も入れるじゃないか。
あの幼児を連れた人も、外でチケットがなくて入れない人も、全部入れてもまだまだ余るではないか。
おかしい、絶対におかしい。

そんな矛盾を感じながらも、スタジアムではいよいよ盛り上がってきた。
メキシコ人サポーターはどんどん熱くなる!
「オーレ!オーレ!ラーラーラー」の大合唱
クロアチアのユニフォームはほとんど日本人。
メキシコのタオルを買ってよかったと思った。
メキシコの応援は本当に楽しそうだった。
あっという間にキックオフになった。


試合は終始メキシコペース。
前回3位のチームは明らかに運動量が少なかった。
ブランコは得意の”カニバサミ”も披露してくれた。
メキシコはクロアチアの中央の固い守りを崩せず、サイドからクロスを上げて攻めるが中々決定機を作れない。
クロアチアはカウンターを仕掛けるのがやっと。
しかも、足が遅いし、オジサンだからすぐに攻撃の芽を摘まれてしまう。
前半はメキシコペースで、しかし無得点で終了した。

後半が始まると、少しクロアチアも元気が出てきた。
セットプレーから何度かメキシコゴールを脅かすシーンも出てきた。
しかし、メキシコの個人技とパスワークが徐々にスペースを作り出し、中央から突破できるようになってきた。
そして遂にゲームが動いた!
ブランコが右サイドから中央に切れ込み、ペナルティーエリア内で完全に抜け出そうとする瞬間、クロアチアDFが出した足にブランコの足がかかる。
PK。
ブランコが冷静にこれを決めた。
両手を天に向け、神に感謝する。
そこにメキシコの選手が次々に飛び乗ってくる。
メキシコ人サポーターは歓喜のダンス!
そしてぼくらも獣と化す。

結局、試合は1-0でメキシコが勝った。
終了のホイッスルがなると、思わず近くのメキシコ人と抱き合って喜んだ。
そして叫んだ「VIVA MEXICO!(ヴィヴァ メヒコ!)」