昨日は飲み会から帰ったあと、風呂は朝でいいやと、目ざましを4時に合わせてすぐ寝た(そんなに飲んだつもりはないのだが、電車にゆられている間に、熟睡してしまい、乗り過ごす^^;)。しかし今日は、目が覚めると朝3時半。目覚まし前に起きるなんて、体調は絶好調のようだ。
今日から「JR東日本パス」の期間が始まるので、妙に興奮しているのかも。もちろん、一ヶ月前に指定席はとっているが、最近ではのきなみ新幹線が満席になっていたので、かなりの利用者がいるはず。そこで駅にいって、大勢の方のわくわく感を体験してみたい…と、すっかり、お祭り気分になり、始発で東京駅に向かうことにした。
電車はかなりの乗車があり、東京駅は、もう人がいっぱい。家族連れやスキー客、高校生のグループと見られる方とさまざま。駅っていいなぁ。早速、新幹線乗り場に行くと、すでに入線していた〔やまびこ号〕は自由席は立ち客でいっぱい、指定席のデッキに立つ方も大勢いて、次の新幹線の行列もできている。すごーい!〔はやて・こまち〕の全車指定は守られるのだろうか。
そろそろ時間なので〔つばさ101号〕に乗り込んだが、こちらも指定席まで立っている方がいて、しかも上野や大宮で乗ってこようとするので、山形まですごい混雑だった。そうまでして、山形に行きたいなら何も言うことはないけれど…
山形へは、前にも新幹線で行ったことがあるが、山をゆっくり登っていくと、あたりが雪景色になるところは、やっぱりいいな。ほとんどの客は山形で降りてしまい、あとはのんびり過ごした。新庄駅には9時58分到着。
…ということで、すぐさまみどりの窓口の行列に並び、3月末に使う「土・日きっぷ」の指定席を申し込む(きっぷは新庄では売っていないので、朝に東京駅で買っていた)。JR東日本パスを購入する方が多かったが、やはり鉄道旅行の場合、常に一ヶ月先のことを考えなくっちゃ。
次の乗り継ぎまで一時間以上あるので、駅前を散歩しようと思っていたが、駅のホールでは、物産展が開かれており、野菜や漬物、きのこなど、さまざまなものが売っていたので、こちらをぶらっとのぞく。朝食代わりに「ご汁」という、味噌汁のようなものをたのんだら、これにはカブが入っていて、おいしかった。あと、味噌おにぎりを購入し、クーポン券をキリンの生茶に引き換え、旅の準備は万全だ。
次の改札(ホームへの入り口が開く)のが10時55分なので、早めに行列に並ぶが、結局そんなに慌てることはなくて、らくらく快速最上川の一人掛け席に座ることができた。でもすぐ、次の〔つばさ〕が到着して、立ち客でいっぱいに。
電車は最上川に沿って走るが、多摩川と違い、川の水量がたっぷりあって、雪山が水面に写っていてとても綺麗。途中の古口駅から、最上川舟下りをしているようで、列車からも、舟がいつくか見えた。こんな景色のいいところを、本当の身近で見ることができる「最上川舟下り」にはいつか乗ってみたいな(冬は寒そう)。しばらくすると、風車村という標識と、竜飛岬にあるような巨大な羽。風力発電をしているようで、けっこう回っていたので風がきついのかな。これも、降りてもっと近くで見てみたいと思う景色だった。
酒田駅では、もう秋田行きの普通列車が入っていたので乗り込むが、こちらは学生がいるほかはガラガラだった。車内を見ても、東京から来た方は5人くらいだろう(時刻表を読んでいたり、駅弁を食べていたりする方)。
ここから、5つ目の駅が目指す女鹿駅だ。以前は一両分くらいしかホームがなかったような記憶があるが、延長されたのかな。13時3分到着だが、上り列車(酒田方面)は、すでに終了していて、下り(秋田方面)もこのあとは3時間待ちとなる駅。
駅の待合室は、なぜかぬいぐるみや小さな人形が飾ってあって、可愛らしい感じがするが、だれもいないと不気味だな。駅から歩くとすぐに道路(7号線)があり、さっそく海が見える!海の先は島が見えず、ただ海が広がるのみ(ひらべったいのは見えたが、何だろうか)。道路でない、けもの道のようにところを降りていくと、岩いっぱいの岬で、かっこいい。電車を見送って一人になって、こんな別世界のようなところに本当に着てしまったのだと、じわじわ感動してきた。
歩行者用の道は、ちきんと確保されていて歩きやすかったが、この道はあとから追加されたようで(今までの道路に刺さるように伸びている道)、下は地面でなく崖なのが怖い。
鳥海の街道と合流してさらに進むと、秋田まで78キロの標識が見えた。いくつもの岬に沿って道くねくねし、下を見ると海(崖)が目の前だが、海岸沿いは、ごみでいっぱい。捨てたのではなく、流れてきたのがたまっているようだ。
聖闘士星矢のピアノ曲を聞きながら、さらに歩くと三崎公園にたどりついた。ここは、観音崎、大師崎、不動崎の3つの崎が日本海に突き出ているところから、三崎の名が付いたそうで、有耶無耶の関も近くにあり、奥の細道で、芭蕉が、苦労してたところらしい。
崖に沿って階段もあり、景色はいいが、後ろから誰かに押されて落ちたらそれまでだな。しばらく歩くと、寂れたドライブインがあり、その近くに「東北自然遊歩道」という山道があったので、いってみるが、なぜかいきどまり。…だまされているのかも。途中で雨が降ってきたので、早足で歩くが、ちっとも次の駅は見えなかった。やはり都会の一駅とは次元が違う。
その後、くつかけ広場(へんな名前)というところを通ると、途中で道が大きな幹線と、集落に続く道の二つにわかれて迷ったが、「駅といえば集落だろう」と歩いていると、小砂川海岸が広がるところに出た。いい眺めだが、駅はどこだー。線路はかなり上の方にいっちゃったし…でも、今歩いている道路よりもまだ下に、集落があるので、このあたりの構造は奥が深そうだ(茅葺き屋根の家もある)。思いきって坂の上にある線路のところまで、民家をつっきって行ったら、先の方にホームが見えたのでひと安心。また、民家を通って、なんとか到着した。もし迷って、電車が行ってしまい帰れなくなったらどうしようと、結構どきどきものだった。
小砂川駅は、ホームが広く、岩の飾りがあったり、新しい待合室があったりと、女鹿と比べると普通の駅だった。
とりあえずおなかが空いていたので、味噌おにぎりを食べて、待合室で、雨宿りをしたが寒かったよ~。その間、他の方は来ず、結局乗客は私一人だけ。動き出す列車の中で、もう、2度と降りることはないだろうなと思うと、単なる一つの駅なのに寂しくなってしまった。さよなら小砂川。
しばらく海沿いの車窓を眺めるが、いつの間にか眠っていて、もう秋田。この列車は秋田から先、東能代まで行くので、あぶなかったかも。
次に乗る〔こまち28号〕まで時間があるので、綺麗な駅前を歩くが、気温が低くけっこう寒いし、地元の方のなまり言葉を聞くと遠くまで来たなと思う。ふと、実家に電話するが、テレカの減り方が早いや。母は、「この時間でも、電車で東京に帰ってこれるなんてすごいね」と言っていた。
今日はたいした食事をしていないし、「せっかく秋田に来たのだから駅弁でも」と思っていたが、売り切れていてがっかり。〔こまち号〕は仙台から乗ったことはあるが、全区間「秋田-東京」を乗るのは今回が初めて。わくわくするが、途中で退屈になる。いくら鉄道好きでも、やはり4時間は長いよ。寝ようと思っても眠れなかったし…。東京駅からは、すぐに出発する平塚行きの東海道線が混雑していたので、グリーン車に乗り込む(先週買ったデータイムグリーン料金回数券を使用)。こうして、最後まで快適帰宅にしようと思っていたのに、すごい雨で、部屋についた時には、びしょ濡れになってしまった…とほほ。でも、楽しかった!大満足。
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