病院に行こう


  ある日、私は所用を済ませるために仕事を午前中だけ休むことにして出かけました。出かけた先でいつもの頭痛サインが出始めましたが、どうせ薬を飲んでも効かないし・・と、いつものようにほったらかしにしていました。所用が終わり、午後から出勤したのですが、頭痛の痛みはいつものレベルをあっという間に超え、吐き気もいつもよりずっと強くなってきたので、急遽、午後も休暇を取ることにして電話帳で一番近い「脳神経外科」を調べ(注:本当はここで「神経内科」を探すべきだったのだと知ったのは後になってから。そのときは「神経内科=片頭痛を取り扱っているところ」という知識は無かった)、タクシーで駆け付けたのでした。

  待合室には患者さんがたくさん。「この人達が終わらなければ、私は診てもらえないんだ(;_;)」不安な気持ちと頭痛をとりあえず抑えようと、眠って待つことに。名前が呼ばれたのは2時間近く後のことでした。(この時間がつらかった〜。眠っているときはなんとかしのいでいるけれど、目が覚めると刺すような頭痛、きつい冷房、時折やってくる吐き気。待合室に居ながらココロの中で何度「救急車呼んでください」と言ったことか。)

  診てくださった医師は「片頭痛ね。はいはい。薬出しましょ」という、最近多いタイプの医者ではなく、ちゃんとカウンセリングしてくださいました。

  どんな風に痛みますか?このような頭痛が起こることは多いですか?どのくらいの頻度で起こりますか?痛みの前兆はありますか?何歳ごろからありましたか?近親者に似たような頭痛のある人はいませんか?女性は生理前に偏頭痛が起こることが多いけれど、あなたはどうですか?今までに片頭痛で通院し、精密検査(CTスキャンなど)を受けたことはありますか?などなど。

  そして診断結果は「典型的な片頭痛だねっ」でした(あとになって「典型的片頭痛」という病名があることを知りました)。あーあ、やっぱりそうなのね。(T_T)「片頭痛だとは思うけど、それ以外の病気かもしれないという不安を除くためにMRIやってみましょうか?検査して安心しましょう」ということで翌週検査を受けることになったのでした。

  今回、クリアミンSとロキソニンという2種類の薬を処方してもらいました。いつも飲んでいた市販の頭痛薬は痛みのピークで飲んでもほとんど効果がなかったのに、1時間ほどでだいぶ症状が軽くなり、3時間後には痛みを感じなくなっていました。さすがは処方薬!(^o^)

  しかし、医師の話によると「痛み止めはなるべく早めに飲んだ方がいいんですよ。痛みが小さいうちに押さえ込めば、ピークの痛みも小さく抑えられるから。本格的に痛み始めてしまうと薬を飲んでも痛みが消えなくなってしまうんです。でもね、今まで痛くなってから飲んで『効かない』と思った薬でも、早く飲むことで効き目があることもあるんですよ」・・だそうです。そういえば、数ヶ月前、痛みのピークに服用したところ、全然痛みが無くならないどころか吐き気が強くなって職場で倒れてしまったことがあったっけ。そのとき、医務室の看護婦さんに「痛み止めはねぇ、痛くなってから飲んでもダメなのよ〜」って言われたのでした。そういう意味だったのね。(と、今になって理解する私(^_^;))


《今回の経験で学んだこと》

・片頭痛持ちの人は我慢しないで病院に行きましょう。

・できれば「頭痛外来」か「神経内科」のある病院へ。(「脳神経外科」でも診てくれますが、どちらかというと脳出血系の頭痛が得意。片頭痛や緊張性頭痛には「神経内科」の方が適切なようです。とりあえず痛みをどうにかしたい場合は「内科」でも薬は処方してくれるようですが・・・)

・痛くなったときに行くと待ち時間がかなりつらいので、なるべく痛くないときに病院に行き、医師の診察を受けるようにしましょう。

・薬は痛くなってからではなく、早めに(頭痛の気配を感じたらすぐ)飲むようにしましょう。


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