1969年、京都生まれ。4歳からヒロコ・シェバラ氏にピアノを師事。6歳から作曲の勉強を始める。7歳から武藤純子氏に師事。同年オーディションを受けヤマハ音楽教室ジュニア科専門コースに。11歳まで同コースで楽典や和声法の基礎と作曲を学ぶ。
ヴィアトール学園洛星中学に入学し、1,2年の間は友人と共に4チャンネルデッキとシンセサイザーを駆使した録音活動に専念。
また、高校時代は特にピアノ作品の作曲・録音に意欲を燃やし、大井浩明氏(高校の同級生。現在、ピアニストとして世界で活躍中。
在スイス。)とのピアノ連弾曲を含んだ組曲"a transiton"を作曲・録音するなどしている。
1987年、大阪大学人間科学部(哲学的人間学専攻)に入学し、阪大オケの門を叩くがすぐ退団。その後1年間はバンド活動に専念。
阪大医学部のバンドにキーボード&ピアノ担当としてスカウトされ、フュージョンやポップスのステージをこなす。
1988年、大阪外国語大学管弦楽団に入団。
1991年、広告業界に就職。以後、コントラバスでの客演など、クラシックとは"KEEP CONTACT"程度の状態がしばらく続く。
1994年11月、関西文化学術研究都市(通称:けいはんな学研都市)での「学研都市フェスティバル」閉会式でオーケストラ演奏
(現けいはんなフィル団長の大槻氏が中心となって急遽楽団を結成。楽団名=学研都市オーケストラ、指揮:伊吹新一氏)に参加。
その後、大槻氏らと共に恒常的な楽団設立へ向けての準備を進め、翌1995年4月に
「けいはんなフィルハーモニー管弦楽団」として発足した。
同楽団には設立時から2001年7月までの6年間在籍し、音楽監督を務めた。「学研都市の文化の
担い手になる」というコンセプトの社会性もあいまって楽団は話題になり、その音楽監督とし
て朝日新聞「ひと」欄や地元広報誌の表紙に紹介された。楽団は、その常に新しいことに挑戦
する姿勢と行動を買われ、演奏会や公開リハーサルや遠征ごとに新聞を中心にマスコミに紹介
された。地元学研都市でもすっかり楽団の存在は知れ渡り、演奏会では「けいはんなフィルは
私達学研都市の住民の誇り」とまで言われたほど、温かいファンを多く持つ存在に。
音楽監督としてこの楽団のコンセプトワークや活動戦略開発、広報戦略開発など楽団の運営に
深く関わる一方で、指揮者として、6年間の演奏会(8回)、バレエ公演(2回)、地元小学校で
の音楽鑑賞会(6回)など、オーケストラとしての演奏をすべて指揮した。
特に1999年8月大阪ザ・シンフォニーホールにおける「けいはんなフィル大阪特別公演」で指揮したベルリ
オーズ「幻想交響曲」は、一般音楽ファンのWeb Pageで「これまでにライブで聴いたこの曲の演奏の中で
最も素晴らしいものだった」と評論されるなど、好評を博した。(曲目等詳しい内容は
けいはんなフィルの Web Page を参照下さい。)
2001年、長岡京市民管弦楽団に招聘されトレーナーを務める。2002年3月には、同楽団による長岡天満宮奉納演奏会を客演指揮。
2002年9月から、弦楽合奏団「アンサンブル・ヌフ」を指揮。2003年6月の同楽団デビュー演奏会および2004年9月の第3回演奏会を、共に京都コンサートホール小ホールにて指揮。
現在、ピアノを蜂谷葉子氏に師事。

1995年頃の僕。
(original photo by Aiko Ozawa)
山本貴嗣(やまもとたかし)
中学3年で、中高一貫のこの学校で規模と実績を誇るオーケストラ部(洛星交響楽団)の門を叩く。当時フルートを演奏したかったが、
メンバー数の事情でコントラバスを弾くことに。
後に京大オケの学指揮をすることになる山本惇夫氏ら非常に優秀な先輩方にコントラバスを師事し、入団半年足らずでチャイコフス
キー交響曲第5番を本番舞台で演奏。その後間もなくパートリーダーになり、高校3年の4月まで在籍。
その間、文化祭の開会式でのオープニングファンファーレ演奏の作曲・指揮を手掛けるなど、このころからオーケストラでのディレ
クション欲が芽生え始めている。
1988年4月、阪大ESSのミュージカル公演「サウンド・オブ・ミュージック」のピアノ伴奏。
1989年1月、同楽団副指揮者兼弦セクションリーダーに就任。指揮者としての演奏会デビュー曲はバルトーク「ハンガリアンスケッチ」。
1990年1月、同楽団正指揮者に就任。同年12月の卒団までにフォーレ「マスクとベルガマスク」、コープランド「ビリー・ザ・キッド」、フランク「交響曲ニ短調」、ミヨー「屋根の上の牛」などを指揮。
2003年から長岡京市民管弦楽団の「アドバイザリー・コンダクター」を委嘱されており、2004年5月には第12回演奏会「ロシア!ロシア!ロシア!」(カリンニコフ交響曲第1番他)を指揮。
2005年7月には同楽団のミニ・コンサート「みんなのオーケストラ」の企画・脚本構成を手掛け、
本番を指揮。楽団独自の新しいプログラムとして確立させた。
同年10月、シューベルトハ長調大交響曲およびワーグナーの序曲で構成された同楽団第13回演奏会を
指揮。
2008年6月の同楽団第16回演奏会では、韓吏花氏をソリストに迎えてのベートーヴェンピアノ協奏曲第5番、同交響曲第5番を指揮。