コンビニハウスとは…


趣意書

 障害がある人、特に重い障害がある人が地域で共に暮らしていくのはとても大変なことです。障害児のための養護学校や、卒業後に通う通所施設は年々増えてきていますが、通学・通所には付き添いが必要です。家庭でも食事・入浴・トイレ・着替え等の日常生活の介助のほとんどを、家族(特に母親)だけが支えているのです。障害がある人の世話をする人が病気になって送り迎えが出来なくなったら、せっかくの学校や通所施設も役に立ちません。障害がある人自身も、そんなに強く家族に依存して暮らしていくのは辛いのです。結局、遠く離れた施設に行き、家族と別れて暮らさざるを得ません。
 地域にもう少し援助があったら、地域で暮らしていけるのに…。親も安心して老いることができるのに…。そんな想いで毎日奮闘している人たちがたくさんいます、
 『コンビニの会』は、そのもう少しの援助を地域で提供する会です。もう少しの援助とは、学校や通所施設、居住の場を提供するサービスではありません。私たちは、地域の一軒家(コンビニハウス)を拠点とし、家族の負担を軽減するため、一時的に介助・介護を代わって行う援助を提供していきます。

障害者の地域生活を支える民間レスパイト施設
  コンビニの会
      代表 大川美知子

名古屋市西区中小田井2丁目431番地(〒452-0822)
             TEL (052)502-7731
             FAX (052)505-6082


基本理念

(1)24時間サービス
 生活に休みはありません。その生活を援助するのですから、24時間の受け付け体制を取ります。『コンビニの会』の名の由来です。

(2)電話一本で受け付け
 出来るだけ利用しやすくする為に、従来の緊急一時保護と違い、緊急時は電話一本で受け付けます。その為、日常的に利用者と接し、その生活を充分把握するよう努めます。

(3)本人の日常生活を大切にします
 コンビニハウスにいる間の通学、通所の保障はもちろん、一人一人の日常生活のリズムを大切にします。

(4)利用の理由は問いません
 介助者の病気、ケガ、冠婚葬祭等の緊急時以外でも利用出来ます。
夫婦だけでゆっくり外食をしたい、旅行をしたい、ぐっすり眠りたい等、どんな理由でも構いません。

(5)楽しい場所にします
 ボランティアの協力により、本人の要求に基づき、コンビニハウスがもう一度来たくなるような楽しい場所・くつろげる場所になるように努力します。そうすることで、家族の方が安心して休憩出来るようにします。

(6)開かれた運営
 運営はコンビニの会が責任を持って行い、利用者本人及びその家族の意見、その他コンビニの活動を支援する多くの人達の意見を取り入れられる仕組みにする。運営費は利用料を基本とし、賛助会員や寄付等を募り運営費にあてる。また、利用できる制度はできるかぎり利用し、制度を更に充実させる努力を続ける。

事業内容

以上のような理念に基づき、コンビニの会では次の事業を行う。

(1)宿泊ケア
   学校、通所施設、職場が終わった時点から翌朝までのケア

(2)昼間のケア
   土曜の午後、休日等のケア。余暇活動の援助

(3)送迎
   自宅←→学校・通所施設・職場←→コンビニハウス間の送迎

(4)相談
   家庭での介助・介護等に関する相談
   コンビニの会で対応出来ないことに関して、各種社会資源の活用等を紹介


活動のあゆみ

● あゆみ
1994年-----
 6月 「重度重複障害者の地域生活を考える会」開催(以後定期的に学習会を開く)
10月  障害者、保護者のニーズを知るためにアンケートを実施

1995年-----
 2月  レスパイトサービス施設見学(東京・千葉へ学習会のメンバー15名参加)
     拠点探しを始める
10月  戸崎氏(コンビニハウスの大家)と出会う
11月  5年間賃借料無料の賃貸契約を交わす

1996年-----
 1月  介助ボランティア募集開始(大学、その他へのビラまき)
 2月  介助ボランティア会発足、毎週月曜日に学習会を開催
 3月  利用会員登録受付開始(定員50名)
 4月  コンビニハウス開所

1997年-----
 1月  女性専従職員1名採用
 4月  男性専従職員1名採用
     利用会員55名に増員
10月  利用会員61名に増員

1998年-----
 1月  女性職員腰痛のため退職
 2月  写真集「もしもしこちらコンビニハウス」発行
 4月  女性職員2名・男性職員1名採用(職員4名体制)
 9月  重症心身障害者通所援護事業 試行事業開始
10月  写真展「がんばれコンビニハウス」開催
              (ジャスコワンダーシティ店が会場提供)
11月  浴室改造(募金活動によって改造費を集める)

1999年-----
 4月  重症心身障害者通所援護事業開所
       事務局パート職員1名採用

2000年-----
 4月  専従女性職員1名採用(介助職員5名体制)
      事務局職員1名 正職員として採用
 9月  拠点の狭さと在宅になっている利用者の通所先確保の問題が議論される

2001年----
 2月  第2通所施設の設立・レスパイト事業の拠点拡大が決まる
 3月  新しい拠点探しが始る
 4月  「第2通所事業・レスパイト事業拡大拠点の設立準備会」開催
 5月  NPO法人格取得を決議
 9月  第二の拠点となる不動産の売買契約を交わす
10月  NPO法人の認証を受ける

2002年----
 4月  レスパイトサービス施設「第2コンビニハウス」、重症心身障害者通所援護事業「第2ニングル」、
     障害者共同作業事業「障害者活動センターWILL」の3施設同時開所(レスパイト利用会員76名)

2003年----
 6月  障害者居宅介護等支援事業開始
     同時にガイドヘルパー養成講座(全身性障害者課程・知的障害者課程)を開講(以降年2回開講)
 7月  障害者短期入所事業(名古屋市単費)開始

2004年----
 5月  障害者デイサービス事業を開始
11月  障害者短期入所事業国基準の指定を受ける

2005年----
 4月  自立生活を支援する取り組みを開始


名前の由来

「どんなに重い障害を持っていても、

私たちは、この町で

あたりまえの生活をしていきたい」

そんな想いから生まれたこの施設は、
「町のコンビニエンスストアのように、
24時間いつでも受け付けます」
というメッセージを込めて
「コンビニハウス」と名づけられました。

写真集「もしもしこちらコンビニハウス」 本文より抜粋)


利用料金

年間登録料 10,500円/年
月 会 費 2,100円/月
利用料金 420円/時間
送迎料金   525円/片道(往復20キロ未満)
  735円/片道(往復20〜40キロ)
1,050円/片道(往復40キロ以上)
食 費 朝315円/夕525円
スポット利用料金 2,100円/回
外出料金 315円/回
片道25キロ以上の場合100円/10キロの加算
入浴料金 210円/回
会員外料金 2,100円/時間
時間利用料金の他に1ヶ月分の会費7,350円を徴収する

                                                  (税込表示)
*スポット利用料金は5時間以下の利用の場合に適用する。
*外出料金については公共交通機関を利用した場合、介助者分の交通費も実費負担。
 交通機関及び車を使わない外出に関しては無料とする。

利用規則(改定版 2007年4月1日改訂)規則

  1. 利用対象
  2. 利用目的
    1. 緊急利用……介助者の病気・怪我、葬儀等
    2. レスパイト……介助者の休憩、旅行、買い物等
    3. 自立訓練……家族以外の人との生活体験、余暇活動の援助等
    4. その他……コーディネーターが必要と認めた時
  3. 利用回数
  4. 利用料金
  5. 利用申込み
  6. 利用を断る場合
  7. 解約
  8. その他

ハウスの地図

駐車場の台数が限られていますので、可能な方は公共交通機関をご利用下さい。  図はこちらです