10月5日
縁側によじ登り、ガラス越しにこっちを見ています。サッシをガチャガチャやるので、コンクリートブロックでガードしています。
少食で心配です。夏バテのときに、何とか食わそうと、人の食べ物をあげたりしているうちに、選り好みをするようになってしまったようです。
仕事の都合で 夜中に散歩することもよくあります。街灯もない田んぼ道を2、3キロ、興に乗ってくると5キロ以上も歩くことがあります。
夜歩くというのは、やはり、不思議な体験をするもののようです。
クーミーには見えて私には見えないものがクーミーを怯えさせるとか、人家もないのに懐かしい甘い香りが漂ってくるとか、あるはずもない水銀灯の明かりが山腹に光っているとか、突然、目の前で犬の鳴き声がしてクーミーを喜ばせ私をぎょっとさせるけど犬なんかどこにもいない、とか。
10月10日
あやめ園でリードを放して自由にさせていたら、急に唸りだして、やばいと思う間もなく、よその犬に掛かっていきました。最近縄張り意識が出てきて、吠えるようになったなあと思っていたのですが、今日が、初喧嘩となりました。
相手の犬はキャンキャンと逃げ腰で、飼い主のおじいさんが、信じられないほど長い棒切れを振り回し、クーを威嚇しておりました。クーは自分が勝ったと思ったらしく、満足の表情で、家に帰るとすぐ、ぐずりもしないで寝てしまいました。あるいは、柄にもないことをして疲れてしまったのかもしれません。
10月16日
早朝、ゴトゴトと大きな音がして、何事かと行ってみると、なんと犬小屋が、見事にひっくり返っていました。私でさえ持ち上げるのがやっとの木製Lサイズの犬小屋を、いったいどうやって逆さまにしたんでしょうか。クーは鎖の許す限り離れたところで、腰が抜けたようになって震えていました。
10月26日
散歩をしていたら、よその犬、ジェニファーが襲ってきました。こいつは本気でした。今まで吠えられたことはあっても、実際に噛まれたのは今日が初めてです。
やばいと思って抱き上げようとしたらジェニファーが後ろ足にしっかり噛み付いていたのでびっくりしました。クーを抱き上げたら今度は私の足に噛み付いてきて、両足ふくらはぎに血を見ました。
クーはよほど怖かったらしく、ウンコをもらしました。クーのウンコはちょっと見たところ、すり身のドッグフードと見分けが付きません。ジェニファーは、よい貰い物をしたと思っているでしょう。