いわゆる「球のビデオ」と呼ばれるビリヤードの試合を据付のカメラで撮ったビデオは、ビリヤードをしている人ならば1度は見た事があるはずです。
海外の選手や国内のトッププロなど、普段見る事が出来ない選手のプレーをビデオを通じて身近に見る事ができるとあって、皆さんも大いに楽しんでいる事と思います。
そんな僕もビリヤードのビデオは大好きで、よく友達や球屋の人からビデオを借りて鑑賞する訳なのですが、ビデオテープをセットし、再生ボタンを押した時点でもう既に自分が解説者となってしまい、1マス2マス位は、
「ん、川端君は今日もキュー出てますねぇ、その調子ですよ。」だとか、
「コルトレーン君最近成長著しいですねぇ。」
などと、誠勝手な事を言っている自分がそこにいる訳です。
また、解説者から解釈マンに変身する事も多々あり、
「やっぱり、今のはスリークッションで出すのかぁ・・・。
俺だったら押しの1クッションで逆のコーナーに取りに行くのになぁ・・・。
明日、ハッシー(SA)に聞いてみよ。」
などと、およそ見当外れであろう事を心の中でブツブツ呟き、「勘違い君を見事演出」という事の運びになっていく事も常となっています。
しかし、悲しいかな試合が進むにつれ、全く聞き取れない英語と淡々と進むゲーム展開により、5マス目辺りには
「ふーん、君たちウマイんだね。」
位の感想しか出てこなくなり、丁度7マス目を迎える頃に、
「おやすみなさい。」と戦士達に別れを告げなければならなくなってしまいます。
そんな僕の観たビデオの中にも、レイズのブッチぎった試合や、高橋Pのもつれにもつれた目の離せない試合など、睡魔が吹っ飛んでしまうような試合も幾つかありますが、僕が今まで観た事のあるビデオの中で、ブラウン管に釘付けになったナンバー1の試合と言ったら、何と言ってもこの試合、
「1994 ALL JAPAN CHAMPIONSHIP ミスターvsストリックランド」
です。
この試合はもうすごい事になっています。
ある意味僕のマイフェバリットバウトです。
今回はその試合の様子を画像を交えて、少しだけ紹介しようと思います。
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□ビデオ観戦記□
1994 ALL JAPAN CHAMPIONSHIP 決勝緒戦
ミスターVSストリックランド、11先マッチ。
ストちゃん、バンキングを撞くや否やすぐテーブルを離れ
画面からフェードアウト。
今思えば、バンキングの時点で既に彼の様子がおかしかったです。
既にいません。画面左端かすかに手が・・・。
当然のようにミスターがブレイク権を得てストちゃんラックです。
「立たないんだよね、コレが。」とストちゃん。
「カン、カン、カンッ!!」
いきなりラックを叩くストちゃん。
会場中に甲高い音が響き渡っています。
開始早々ミスター、サクサクッと2連マス、2−0。
3−0から1つ返して3−1となった所で早くも出ました。
例のアレです。
「ちょっとお前さん、ラック悪くないかしら?」とストちゃん。
出ました、十八番。ラックケチ付け大作戦です。
TouchとかFrozenとか言う単語が聞き取れますが、
多分ラックは問題ないと思われます。
ブレイクもそのまま打ちましたし。
時々こちらを振り向くミスターの呆れた表情が、笑いを誘います。
結局このマスもミスターが取り、4−1。
次も取って5−1となります。
その後、5−2、5−3と、ストちゃんも返したのですが
明らかに様子がおかしいです。
何かやってくれそうな予感がします。
と、思ってた所でまたやってくれました。
ブレイクに着いたストちゃん。
いきなり、わめき始めたんです。
warning!warning! ハプニング発生です。
なんか叫んでいます。
コミッショナーと通訳を呼び、なんか叫び散らしています。
その様子をご覧下さい。
叫ぶストちゃん。終始ズボンからYシャツが出てて、だらしないです。
「俺の言い分も伝えてくれ。」とミスター。
もう、何がなんだかわかりません。
どうなっちゃうの?この試合・・・・
結局このマスを何とか終え、ストちゃんが取って5−4となったのですが、
次のマスの始めに・・・
突然・・・・
ブツンッ!!
はい、編集です。
ビデオ製作者側で軽く編集したみたいです。
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