教案を書く教える計画を立てる時に、頭の中でああでもない、こうでもないと考えて何も進まないことが少なくありません。あれこれ頭の中で悩むのではなく、教案を書いていくことによって、頭が整理されることは結構多いものです。 実習における教案の作成について教案がよければ、授業がうまく行くというものではありません。しかし、特に、始めの頃、よくない教案ではいい授業はまず行えないと言ってよいでしょう。 又教案に、この書き方で無いとダメというものはありません。本来、教案をいくら具体的に書いたとしても、他人にはわかりにくりものですから、指導教員も教案を見ただけに指導するには限界があります。しかし、指導教員は指導案に基づいてしか事前指導は出来ないわけですから、そのためにも、できるだけわかりやすく、詳しく書きましょう。 スモールステップ教案を作成する際は、スモールステップになるようにすることが重要です。つまり、1回の授業の中で、急に難しくならないように、徐々に難しくなっていくようにすることです。学習者にとって何が既習で何が未習であるかはともかく、日本で生活する以上学習者が何を身に着けていて、何を身に着けていないかは、大変予想しがたいものです。「これぐらいは知っているだろう」とか、「これは既習だから覚えているはずだ」と思っていても、知らなかったり、忘れていたりしていて、授業中に「こんなはずではなかったのに」と思うことがあります。それを防ぐにはどうしたらよいでしょうか。それは、とりあえずスモールステップで、学習者は知らないかもしれない、忘れているかもしれない事を前提に教案を作成することです。それで、学習者が身につけてしまっていれば、そこを飛ばして授業を進めていけばいいのです。それによってナチュナルアプローチで言う効果的なインプットも可能になります。また、授業が順調に進みすぎて授業時間が余ってしまうことがあります。それを防ぐためには、到達目標をやや高めに設定することによって、教案は授業時間の1.5倍ぐらいの時間で組み立て、学習者の実際のレベルによって、カットするのがよいでしょう。しかし、授業中に臨機応変にどの部分をカットすればよいのかを考えるのは難しく、前もって、どの部分を削るかの優先順位を決めておく事をお薦めします。 ※実際使用した教案(参考例) ※これから教案を作成するフォーマット(PDF) 授業の流れ教えるのにも有る一定の流れがあります。 ウォーミングアップ→本活動→まとめ まず、ウォーミングアップですが、出欠の確認などの事務的な作業のみでなく、学習者とコミュニケーションをとり、教室の雰囲気をよくする事を目的としています。挨拶や軽めの会話(「寒いですね」など)を交わすことです。教える時に、学習者との心理的な距離を縮め、さらに学習者の集中力を高め、本授業に入れる体勢を整えます。 その後に、「前回の復習」を行い、その回の学習項目の指導につなげます。 そして、「学習項目の指導」を行いますが、その際、「文法練習などのaccuracyの段階」→「会話練習などのfluencyの段階」の順に行われるのがふつうです。学習項目やニーズなどに応じて、途中を省略することもあります。また。学習項目が複数ある場合1つの学習項目についての指導が終ってから次ぎの学習項目に入るのが普通です。 そして最後に「まとめ」を行います。
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