教材・教具の分類教材というと、一般的には教科書だけが考えられがちであるが、下に挙げるように教育内容を具現化したものすべてが教材になりえます。教材はまず、言語教材と非言語教材の二つに大きく分けられます。言語教材1.文字教材(文字が中心になるものです)教科書、単語帳、練習長、漢字帳、文法解説書、新聞、小説、詩、文字カード、フラッシュカード、案内書、パンフレット、辞書等 2.音声教材(音声が中心になるものです) 録音テープ(ラジオドラマ、インタビューなど)、教師の発話、歌、レコード、放送教材等 3.映像教材(画像が中心になるもの、音声・文字を含む) VTR、映画、テレビ、紙芝居、CAI、レーザーディスク等 非言語教材実物(レアリア)、絵、写真、図、表、人形、模型、地球儀、スライド、OHP、ロッド等 教材は先にあげたものばかりとは限らず、考えようによっては、複数の教材を組み合わせたり、マルチメディアを活用したり、我々の生活の周りのものすべてが立派な教材として活用されうると言っても過言ではないでしょう。私が日本に来た当初父親は「就地取材」といい、現地で教科書となるもの調達すればよいと言っていました。要は、学習者の日本語力向上のためなら、あらゆる手段、方法を尽くして活気ある授業を展開し行きましょう。主な教科書コースデザインの一部として、教科書が必要な場合、学習者のニーズ、レディネスなどによって教科書が選択されます。市販の教科書は汎用性が高く、多くの機関、学習者に使われるものもあります。学習者のニーズに基づいて教科書を選択できるように、それぞれの教科書には特徴があります。教科書を一度最初から最後まで目を通しておくとよいでしょう。また、ビジネスパーソン、ニューカマーなど、特定の学習者対象の教科書もあります。それらの教科書と汎用性の高い教科書との違いも見てみましょう。教材の分析と使用上にあげた教材は全て、学習者のレディネスやニーズを分析し、シラバスや教授法が決定された後、即ち具体的にカリキュラムがデザインされてから選択され、使用されるのであるが、そのためには教師には個々の教材を分析し、学習者にも最も適切な教材を選択していく必要がおこります。 教科書の選択の際しては、次のような手がかりが必要となります。
あらゆる教育活動に教科書を必要としているわけではありませんが、教科書不要論を唱える人たちもいるが、学習者にとっては学習の手掛かりを得、あらかじめコースの到達目標を知るためにも教科書はあったほうがよいでしょう、少なくともどれくらい勉強したか、どれくらい教えたかの物理的な指標になることは間違いないでしょう。また、教師にとっても、教えるべき内容を体型的に整理し、段階的に教えられるので、あった方が便利です。 教科書の分析教科書を使用して授業をするのであれば、必ずその教科書をよく看なければならないでしょう。教科書の分析に於いてチェック項目を以下に示しておきました。これを参考に教科書の採択に役立てくれれば幸いです。
教材を創る市販の教材には賞味期限があります。これは避けられないので、賞味期限をできるだけ長く保たせようと無難な内容、無難な作りになっています。この事が教科書の最大の致命傷となって、新鮮味に欠け、さほど面白くない教材にさせているのです。また、市販できるような教材は大変手間のかかる作業です。何年かかけて試用しながら、改訂を繰り返し、ようやく日の目を見るのがやっと、だから賞味期限が長めの教材になるのは仕方がないことです。 学習者がノッてくるようなフレッシュな教材を求めるとなると、学習者をよく知っている教師自身が教材を作るしないのでしょう。 自作教材の作成のポイントとしては、例文一つにしても、学習者の背景を使ったり、なじみのあるものを出すとぐっと親近感がわき、学習が楽になるので、学習者がよく利用する駅やレストラン、好きな食べ物、有名人や最近の出来事等使うとベターでしょう。 また上級者はビジネス問題、時事的な内容を取り上げることが好ましいでしょう。 |
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