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2006年、映画『雪に願うこと』でばんえい競馬を実際に見たくなった。ばんえいの悪いところは、どこでいつ開催しているのか広告周知が十分でないことである。官製の地方競馬として経営が成り立たなくなり、岩見沢、旭川、北見の四市はばんえいの運営から手を引いた。北海道で最後に残されたばんえいの場所が帯広である。
かくして2007年より帯広市通年開催、運営主体もソフトバンクが乗り出した。4月27日シーズンが開催し、私はその翌日、いわゆるGWの初日にここを訪れた。家族連れや観光客も映画や報道の影響もあってか、そこそこ集まったようであるが、翌日の十勝毎日新聞によれば2000人強が入って歓んでいる状況である。何だか、心もとない。
サラブレッドに比べ無骨という農耕馬をイメージしていたのだが、実際にはよく鍛えられた大型の馬であり、顔立ちはかえって優しさに満ち溢れ、家族向けの競馬には相応しいと感じた。馬券を買うたびに馬たちと一緒に手すりに沿って歩いたり走ったり止まったりという観戦の仕方もとても楽しかったし、第一運動になりそうだ。
十勝晴れと言われる青空に恵まれた休日をこうした場所で一日送る贅沢を、また味わいたいと思った。十勝の住人が羨ましい!
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