●花村萬月 <性と暴力の極北に立つ文学>

血と暴力。発情と性交。男と女。国家を越え、法を越え、表現の極北に迫る作家。唯一無二。今、日本で最もやっかいなものごとを表現し尽くしている作家が、花村萬月である。一度、ファンとして氏と話す機会を得たことがある。北海道のこと。旅のこと。ブルース・ギターのこと。そしてそれらを題材にした作品のこと。誰の胸にもある混沌を、惜しげもなく表情に出してしまう人だなとの印象がある。作家に見えない。それでいて、最高の文章を駆使する人である。現代日本の頂点に立っている作家だと、ぼくは確信しているのだが。

王国記シリーズ

タイトル発行年
ゲルマニウムの夜1998
王国記1999
汀にて2001
雲の影2003
青い翅の夜2004
午後の磔刑2005
象の墓場2006
神の名前2008



百万遍シリーズ

タイトル発行年
百万遍 青の時代2003
百万遍 古都恋情2006



私の庭シリーズ

タイトル発行年
私の庭 浅草篇2004
私の庭 蝦夷地篇2007


長・短編小説

ゴッド・ブレイス物語1990
眠り猫1990
重金属青年団1990
屠られし者、その血によりて(改題:「紫苑」)1991
渋谷ルシファー1991
なで肩の狐1991
聖殺人者イグナシオ(改題:「イグナシオ」)1992
ブルース1992
真夜中の犬1993
ヘビィ・ゲージ1993
月の光(ルナティック)1993
永遠の島1993
紅色の夢1993
笑う山崎1994
猫の息子1994
わたしの鎖骨1994
風に舞う1994
セラフィムの夜1994
狼の領分1994
ジャンゴ1995
触角記1995
夜を撃つ1996
皆月1997
1997
ぢん・ぢん・ぢん1998
二進法の犬1998
守宮薄緑1999
風転2000
吉祥寺幸荘物語(改題:「幸荘物語」)2000
♂♀2001
惜春2003
虹列車・雛列車2003
浄夜2005
たびを2005
愛情2007
錏娥哢た2007


エッセイ

笑う萬月1995
あとひき萬月辞典1998
萬月療法1999
愛の風俗街道 −果てしなき性の彷徨−2000
自由に至る旅−オートバイの魅力・野宿の愉しみ2001
萬月放談2003
駄日記 2004
父の文章教室 2004
空は青いか2005
愛は、むずかしい2006
沖縄を撃つ!2007



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