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☆新作「Sanggar Mustika」について
――シティさん、こんにちは。
●はい、こんにちは。
――それでは、最初の質問です!
●ジャンジャジャーン(笑)!(CT jaya注:意味不明(^^ゞ)
――お元気ですか?
●はい。元気ですよ。
――調子はどうですか?
●いいですよ。
――まずはニューアルバムについて簡単に説明してくれますか?
●OK。今回のアルバムのコンセプトはトラディショナルで、クロンチョンやザピ
ン、ジョゲット、イナン……全部マレーの伝統リズムです。全10曲のうち8曲が新曲
で、2曲は古い曲。そのうち1曲は昔P・ラムリーが歌った「ブンガ・ムロール」
(Bunga Melor)、もう1曲はラフィア・ブアン(Rafiah Buang=60〜70年代に活躍
した女性歌手)の「ビシカン・ハティ」(Bisikan Hati)です。
プロデューサーはパック・ンガ、ラムリ・M・S、S・アタンの3人。わたしも1曲
だけ、新曲の「パナス・ブルトゥドゥ・グラップ・ブルスル」(Panas Berteduh
Gelap Bersuluh)で詩を書きました。作曲陣には新しい人も何人かいます。収録され
ている曲は、ほとんどが(道徳的または宗教的な)メッセージソングで、ラブソング
のような歌はありません。
――ソロアルバムは1年ぶりですね。
●(前作『サファ』リリース以来の)1年間、どこのレコード会社とも契約していま
せんでしたが、今回スリア・レコードと再契約したので、アルバムを録音しました。
マレーシアはまだ景気が少し不安定ですが、いい反応が返ってくることを願っていま
す。以前のアルバムのように10万コピーくらい売れるといいのですが……。
――メッセージソングというのは、若い人たちへのメッセージ?
●若い人も含めて、すべての年齢層の人たちのためのものです。だから、ロマンチッ
クな恋愛の歌ではなくて、神に対する愛といったメッセージが入っています。
――アルバム・タイトルの意味は?
●「サンガル」というのは場所、「ムスティカ」は美しい、というような意味です。
伝統歌謡という芸術をこの最高の場所で提供して、伝統文化を大切に思うような心を
皆さんに持ってもらいたい、という意図を込めました。
――これまでに伝統アルバムは2枚出していますが、今回の作品はなにか違いがあり
ますか?
●アレンジの面で新しい点が少しあります。今回初めてラムリ・M・Sをプロデュー
サーに迎えたことで、現代的なポップスと伝統歌謡を融合したような曲が入っていま
す。それと、最近マレーシアではアラブのポップスが人気ありますよね。わたしも2
曲歌っています。
――それは、アラブポップスそのものなんですか? それとも、アラブ起源のマスリ
みたいな曲とか?
●アラブの曲調に(マレーシアの)ザピンを少し合わせたような曲です。
――今回のアルバムはトラディショナルですが、例えば、ポップス作を何枚か出した
ら次はトラディショナルとか、なにか決まりごとがあるのですか?
●うーん、特に決まってはいませんが、重要なのは、トラディショナルの次はポップ
スのアルバムということです。トラディショナル・アルバムを出す前にポップスを1
枚、または2枚出さなければいけない、というようなことはありません。今回の場合
は、そろそろトラディショナル・アルバムをリリースするのにちょうどいい時期だっ
たと思います。
☆将来は曲作りやビデオクリップも作ってみたい...
――デビューした時、現在のような人気を獲得できると思っていましたか?
●デビュー当時は、いまのような位置にまで上れるとは思いませんでした。実際にこ
こまで来るのに時間はかかりましたし、一生懸命に仕事してきたつもりですが、幸運
だとも感じています。でも、小さいころは、歌手になることは考えてませんでした。
警官になるのが夢でしたから……。父が元警察官だったので、馴染みがあったんで
す。ただ、母は歌手でしたし、祖父も音楽家でしたから、音楽からは離れられない環
境にありました。
――歌を始めたのは何歳ごろ?
●真剣に歌い始めたのは12歳の時で、ショーやコンテストによく出ていました。レ
コードデビューは16歳になってからです。
――いつかは歌をやめるとか、将来のことを考えたことはありますか?
●例えば10年後、引退して自分のビジネスを始めるとか、もし結婚したら引退して家
族と一緒に過ごすとか――そんなことは考えたりしています。ただ、結婚してもビジ
ネスは続けたいと思っています。
――結婚の予定は?
●えっ、まだですよ(笑)。仕事がいっぱいありますからね。
――アルバム制作にもっと自分で積極的に参加したいと思いますか?
●これまでにも詩はいくつか書いていますが、いつかは曲も作ってみたいです。それ
と、ビデオクリップの制作にも興味があります。今回はインドネシアでロケをしたん
ですが、とてもいい勉強になりました。将来は自分の手でビデオを作ってみたいと思
います。
――最後に、日本のファンへのメッセージをお願いします。
●わたしの歌を聞いてくれている日本の方々に感謝しています。もう3年ほど日本へ
は行っていませんが、近いうちに日本公演が実現して、ファンの皆さんに会えること
を願っています。アルバムを買ってくれたり、Eメールでメッセージをくれる人た
ちっがいて、とてもうれしく思っています。いつか日本へ必ず行きます。ありがと
う。
2002年3月7日 クアラルンプール市内のホテルにて
聞き手:アサ・ネギシ/深井信
訳:深井信
協力:ファンの方々
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