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続いて『Sahmura』から「Joget Kasih Tak Sudah」。曲名の通り軽くジョゲットの振りをしながらシティは、ステージの階段を一歩一歩下りていった。最後には、ステージと観衆との境の柵の間のスペースまで下り、一番前の観衆と出来る限り握手をしていった。た。「シティ、アイ・ラブ・ユー」と叫ぶ少年がいて、妙におかしかった。こういったノリも小さいライブならではか。
迷子探しのお手伝いも...
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「Joget Kasih Tak Sudah」の後は、司会がステージ幼児を抱いて登場。なんとステージで迷子のお知らせだ。シティも快く協力している。それにしてもこの迷子はかなりの“役得”ではないだろうか。
次に披露されたのは、マレー民謡の一節。残念ながら浅学の筆者には曲名がわからなかったが(インドネシアのマレー民謡との意見もある)、伝統楽器の横笛スリンをバックにした日本の子守唄を思わせる短調のメロディーをシティの天性の美声と節回しで聴かせた。そして、会場からボランティアの男性をひとりステージに上げ、シティは今度はその曲をフルコーラスで披露。心地よくサビの部分を歌い上げたあと、マイクを幸運な男性に向けて歌わせる。シティは男性にちょっと突っ込みを入れた後、もう一度伸びのある美声でサビを歌い締めくくった。過去リリースしたイラマ・アルバムで聴ける曲のどれにも劣らないすばらしい歌声だった。ファンには、今回のライブで一番おいしい場面だったのではないだろうか。
プニプニショット
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ファンサービスの後には、「新アルバム『Safa』から」とのMCに続いて始まったのは、新アルバム中一番のポップなナンバー「Lakaran Kehidupan」だった。「Lakaran Kehidupan」は、新アルバムでの変化を一番端的に表した曲だったことで選ばれたのだろう。しかし、シティは低音があまりでていず、まだ新曲に不慣れであったようだ。ダンスも後に出たプロモーション・ビデオと比べると、まだ振りが固まっていなかったようだ。そうであっても、観衆は生で新曲が聴けたことで大喜びしていた。
この時点で時刻は10時55分。予定の20分よりもかなりオーバーしていたので、観衆も次が最後の曲であることを悟っていたようだ。その期待に応えるように披露されたのは、ジュアララグ2000で年間最優秀曲を受賞した『Sahmura』の「Balqis」。観衆は最後に最高の盛り上がりで、30分あまりの小ライブでのシティの熱演に応えた。
こういった小規模なものでも、選曲と見せ所を押さえた演出で才能を披露し、観衆を存分に楽しませるシティの人気は当分陰ることないであろうということを改めて認識できたライブだった。
文、写真:アサ・ネギシ
(www.marugoto-malaysia.com/musicraja/)
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