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京都の石碑


街角に残る石碑のお話です。
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@尾形光琳屋敷跡/烏丸鞍馬口東入る。呉服商雁金屋の次男で、店は淀君、東福門院などの御用を務めた老舗でした。光琳は宗達から画を学び、江戸元禄時代に装飾的、きらびやかな画風は一世風靡しました。元禄14年画家の最高位「法橋」の位を受ける、没年は享保元年(1716)でした。陶工画家として同時代有名な「乾山」は光琳の弟です。

A円山応挙住跡/四条柳馬場東入る南側。応挙は享保18年(1733)今の京都府亀岡市に生まれる、生家は農家でした。17才で京に出て狩野派で画を学び、後に独立して円山派をなす。没年は寛政7年(1795)63歳でした。余談ですが狩野派の拠点は今出川小川通下る付近に有りました。応挙といえば幽霊の画が有名ですが、一説によれば当時これらの幽霊画は実用的な使い方をしたようで、商家の薄暗い倉にこの画を掲げて泥棒よけに使ったとの事です。リアルな応挙の画は特に人気があったようです。現代のセコムさんの元祖ですかね。

B南蛮寺跡/室町蛸薬師西入る北側。天正4年(1576)信長が建てた教会跡です、当時の洛中図にも描かれてます。この教会で使っていた1577年銘の入った南蛮鐘が妙心寺/春心院(非公開)に残っています。

C古田織部屋敷跡/三条堀川東入る。後年は現在の伏見区の板橋小学校付近に移る、織部は利休七哲と言われた弟子の一人で利休が秀吉に京から追放された時、三斎とともに淀まで見送った人でした。後に徳川秀忠の茶の指南役となるが、元和元年(1615)大阪夏の陣で豊臣側と内通した疑いをかけられ、同年6/11切腹する。

D太田垣蓮月住跡/西賀茂神光院内。あまり馴染みの無い人と思いますが、江戸幕末期に特異な人生をおくった女性でした。蓮月は寛政3年の生まれで、和歌/陶芸に優れた美人でした。美しい花に男が言い寄るのは古今東西同じようで、蓮月の住まいにも男がたくさん訪れたようです、蓮月はそんな事で陶芸を邪魔されるのを嫌がり、生涯に30回も引っ越しをして最後には自分の歯を抜いてまで、男が言い寄るのを避けたとの事です。最後の住まいが神光院内の庵でした86歳で没、富岡鉄斎は蓮月の生き方に共感し、生涯蓮月を師として敬慕しました。

E池田屋騒動跡/河原町三条東入る北側。幕末の新撰組切り込み騒動で有名です。石碑はパチンコ店の脇にひっそりと立ってます、昔の東海道53次の終点三条大橋の西側に位置し、当時は付近にはたくさんの旅籠、料理屋が有ったようです。近くには佐久間象山、また司馬遼太郎さんの小説「花心」大村益次郎の受難の碑も有り、幕末の争乱期この界隈は騒然としていたのでしょうね。余談ですが三条大橋の東側には幕末三奇人の一人として名高い、高山彦久郎が北西方角の御所を拝謁して土下座する像が有ります、今はカップルの待合い場所となってますよ。

京都の五重塔」のお話です。
八坂の塔


代表的な五重塔は京都市内に4、府下加茂町に1、計5つ有ります

@東寺の五重塔です。現存する五重の塔では日本一高く57mあります、空海の創建以来4度火災で失われ現在の塔は1644年家光の寄進 で完成しました。
A法観寺の五重塔(八坂の塔)は産寧坂、二年坂の道筋に有ります、まさに京都観光の中心に位置する塔を写真のバックに撮影された方も
多いと思います。格子戸の家並みが続く石畳道とよく似合う優雅な五重塔ですね。余談ですが避雷針の無い時代、落雷で消失している塔が多く、法観寺の塔も創建以来3度火災に遭い、現在の塔は室町幕府6代将軍義教によって1440年再建されたものです高さは46m有ります。
B醍醐寺の五重塔、京都で現存する木造建築で最古のものです、創建は951年ですから約1050年間京都を見つめてきた塔です4月の
醍醐桜の時は凄い人出になりますが、それ以外は訪れる人も少なく、優雅な中にも少し寂しげな風情を感じる塔です、高さは35m有ります。
C仁和寺の五重塔、ここも4月御室桜の時は華やかな雰囲気に包まれる塔です、高さは33で1637年家光の寄進で再建されました。
D海住山寺の五重塔、府下加茂町の海住山寺は735年東大寺の僧良弁によって創建された名刹です、塔は1214年に建てられ高さ17mの優しい風情の塔です

京都の名物あれこれです

水、水菜、女、染め物、みすや針、とうふ、生麩、うなぎ、松茸」江戸時代の京名物の童歌です、「ウナギ」を
「生八つ橋」に置き換えれば現代でもそのまま使えます。みすや針は縫い針の事で、今でも河原町三条西に看板を 掲げてます。
豆腐は水が命とか、昔から東山南禅寺周辺はうまい豆腐で有名です、今も南禅寺三門前に湯豆腐の店が多く有ります。 夜はかがり火で雰囲気満点の「順正」、白壁が南禅寺の雰囲気にぴったりで小さいのぼりが出ているだけの「奥丹」 何れもおすすめ出来るお店です。もう一方、嵯峨の豆腐も有名です森嘉豆腐店は朝にお客の列が出来て、昼過ぎには 売り切れる程の人気のお店です。湯豆腐が食べられる人気の店は「嵯峨野」他たくさん嵐山周辺に有ります、 お座敷でお手軽な値段で食べられる「嵐山百楽」もお勧め出来ます。 精進料理もヘルシーな料理として最近人気ですが、桂離宮側の「巣林庵」はお寺のお座敷で手頃な値段で湯葉料理が 楽しめます。大徳寺内「泉仙」は雲水が托鉢に使う鉢を模した器を使っての、てっぱち料理がお座敷でお手軽に頂けます。 食べ終えると全ての器が一つの大きい器に収まりますよ。 観光途中で、ちょっと疲れた時には昔からの門前茶屋で一休み。今宮神社門前の「あぶり餅」は小さな餅を束ねた 竹串に刺し、その場で炭火にあぶり、白味噌たれをかけた素朴で美味しい子餅です。 北野神社前の「沢屋の粟餅」はお客の数だけその場で粟餅を丸め、手早くあんこ、きなこで仕上げてくれます。 その他、上賀茂神社前の「神馬堂の焼餅」、下鴨神社前の「亀屋のみたらし団子」などローカルでお手軽に食べられる 茶屋が寺社前にけっこう有ります、祇園にはくずきりで有名な「鍵善」が有ります、運が良ければ舞子さんと一緒に くずきりが食べられますよ。祇園新橋のお座敷喫茶「祇園小森」も風情が有ってお勧め出来るお店です。


  
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